2015年1月13日に応募を締切ました「使い倒し大賞」にたくさんの作品をご応募いただきありがとうございます。
編集部による厳正なる審査の結果、以下のように各賞が決定いたしましたので発表させていただきます。
該当者なし
匿名希望(24歳) 男性、大学院生
使用書籍:『情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集 2015年版』
以下のように『情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集』を活用しました。
・全ページを3回以上読み、問題を解いた。
→1回目は解説部分も含め時間制限をすることで、合計40時間で解き、試験問題の全体の概略を知ることに努め、2回目は時間を気にしないで解き、曖昧な点やわからないところをインターネットや他の本で調べ、3回目はすべての問題が満点になるように何も見ずに回答し、解説や2回目で作成した解説集を併せて読んで勉強しました。
・自分が伸ばしたい分野や弱点に付箋を貼ってその箇所は他の箇所の2倍多く問題を解いた。
→自分が付箋を貼った箇所は他の箇所の2倍解くことで、伸ばしたい分野やあいまいな理解である部分を徹底的になくすことができました。
・「大事だ」と思ったところに、できるだけ、線を引かないように控える。
→その代わりに、"わからない"言葉や表現、自身の理解が曖昧なところに線を引き、そのところを調べて補足説明という形で付箋に書いてその線のあるページに貼るようしました。
『情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集』著者・日高哲郎氏のコメント
今回は、翔泳社賞の受賞、おめでとうございます。拙著をご利用いただき、ありがとうございました。重要なところにマークを付けるのではなく、わからないところにマークを付けるという発想、このような使い方もあるのだと驚きました。情報処理技術者試験は、国家試験の中でも難しいと言われています。ご健闘をお祈りします。
匿名希望(30歳) 男性、システムエンジニア
使用書籍:『MCP教科書 Windows Server 2008 Active Directory編(試験番号:70-640)』
1.分厚いものは薄くする
1冊を各章ごとにバッサリと分けます。そのやり方は、アイロンで背表紙のところを熱してノリが溶けて切りやすい状態にして分冊します。分けた後に背表紙のところにガムテープを張ってバラバラにならないようにします。
こうすることで、「この1時間で○章を読み終えるぞ!」「今日は○章と○章を絶対にやるぞ!」とやる気になります。
2.見なくていいものは見ない
自分の中で完全に理解したページや問題については、大きく×印をつけます。そして学習する際に×印がつけられたページは見ないようにしています。
×印がどんどん増えていくことで、自分の理解度も見える化でき、モチベーションアップにつながります。
『MCP教科書 Windows Server 2008 Active Directory編(試験番号:70-640)』著者の一人・竹島友理氏のコメント
使い倒し大賞アイデア賞、おめでとうございます!そして、数ある書籍の中から『MCP教科書 Windows Server 2008 Active Directory編(試験番号:70-640)』を選んでいただき、ありがとうございます。1冊を各章ごとに分けることを、持ち歩きしやすさだけでなく、集中力とやる気につなげていらっしゃるところ、通勤時間も有効活用されているところ、すばらしいと思いました。そして、×印を増やしていくことでの、ご自身の理解度チェックとモチベーションアップ、ここまでやってくださるとは、執筆者冥利につきます・・・。本当にありがとうございます。これからも、読者の皆様の期待と努力にお応えできる、皆様のお役に立てる書籍を執筆していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
匿名希望(52歳) 男性、会社員
使用書籍:『情報処理教科書 プロジェクトマネージャ2014年版』
1.まず頭から本を読んで学習する。。重要な箇所には鉛筆、赤ボールペン、黄色マーカーに分けてマーキングする。
2.本の中の午後Ⅰ演習問題を解き、解説を熟読する。
3.各章の「基礎知識の確認」を音読し、ICレコーダーに録音する。重要な箇所がすぐわかるように、鉛筆でマークしたところは咳払い1回、赤ボールペンと黄色マーカーを引いたところは咳払いを2回する。
4.録音した声を聞きながら、本を読んで学習を繰り返す。
5.ウォーキング中、トレッキング中、就寝前に録音した声を聞く。
『情報処理教科書 プロジェクトマネージャ2014年版』著者・三好康之氏のコメント
著書のご利用ありがとうございます。この本は"試験対策をする本"なので、①暗記する部分、②理解する部分、③練習で知識を定着させる部分に分けて書いているのですが、それぞれの部分で、最も効果的な方法で使われているということに感心しました。まさに"理想の使い方"ですね。特に、ボイスレコーダを使った徹底的な暗記は、おそらく試験勉強だけではなく、それが実務でも役に立つと判断されたからだと思います。人間関係重視と思われがちな"プロジェクトマネージャ"という分野ですが、仕事のできるPMほど、自分の経験の限界を知り、リスクヘッジ目的で"知識"に活路を見出していますからね。この方も、きっと仕事のできる方なのでしょう。合格おめでとうございます。
瀧澤和貴氏(41歳) 男性、会社員
使用書籍:『情報処理教科書 プロジェクトマネージャ2014年版』
<目次を利用した学習計画立案 >
目次をコピーし、あれこれ考えながら、数値や矢印を書き込んでいきます。
1.学習の全体量を見積もる。
純粋にページ単位でざっくりと割り出します。 本書では序章と付録を除いて約500ページですので、10分/ページの場合、85時間必要になると計算しました。
2.捻出可能な時間を見積もる。
3.各章の先行後続条件を評価する。
各章間の先行後続条件がある場合は矢印で記します。
4.各章の習得度合いを評価する。
自分の業務内容/経験から未習得、既習得に応じて、各章をランク付け(◯、△、×)します。
5.概算スケジュールを立案する。
1.~4.までの内容を材料に概算スケジュールを作ります。
特別審査員・廣瀬高志氏のコメント
誰でも真似ができる汎用性の高さから瀧澤さんの作品を特別賞に選びました。どの教材にも目次はあるため、誰でも今日からすぐに真似することができます。学習の全体像と試験までに捻出可能な時間だけでなく、優先順位をつけて戦略的に計画を立てられているという点も評価のポイントです。誰しもが真似したい王道的な「使い倒し」方だと思います!
清水澤江氏 女性、派遣社員
使用書籍:『MCP教科書 Windows Server 2012(試験番号:70-410)』
1.ノートで学習状況を管理。
複数書籍を平衡して学習しているため、書籍ごとに、新しいノートを割り当てる。
書籍を読みながら覚えたいキーワードや、要点だけを記入する。書くことで単語を正確に覚える。あとで、ノートを読み返したとき、そのキーワードをみて、内容が思い出せなければ、もう一度、書籍の本文を読み直すため、書籍のページも書いておく。
2.答えだけをExcelに入力
問題番号と、正解を前もって、Excelに入力しておき(正解の列を非表示にする)書籍の問題を見ながら、①ドロップダウンで選択肢を表示して、解答をクリックで選択、②採点をIF関数で自動表示、③不正解および、未回答問題をフィルタで表示、④入力済みの解答をマクロで消去するようにした。
3.問題文と選択肢と解説もExcelで管理
問題を書籍で見ているといつも同じ順番で解くことになるので、答えを覚えてしまう。一度入力してしまえば、すべての章と模擬問題も含めて、ランダム関数を使用して順不同に並べ替えて、問題を解けるようになる。
『MCP教科書 Windows Server 2012(試験番号:70-410)』著者の一人・田島静氏のコメント
この度は、エディフィストラーニングの講師陣が執筆した『MCP教科書 Windows Server 2012(試験番号70-410)』をご利用頂き、ありがとうございます。ただ試験対策本を読んで暗記するだけではなく、さまざまな工夫を重ねて、無駄なく、洩れなく、学んだことを応用しながら学習することをモットーにされていることを知り、執筆者として大変嬉しく感じています。特に素晴らしいと感じたのが、模擬問題を解く際に答えだけが丸暗記にならないように、Excelなどを駆使して工夫されていることです。これから試験に挑戦されるとのことですが、実機での操作も行いつつ、このまま勉強を続けて頂ければ合格できると思います。頑張ってください!
2015年度は「勉強法大賞」として内容も一新!
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詳細は2015年6月に以下のサイト等で発表予定です。
「勉強法大賞」公式サイト
2015年6月OPEN予定!
使い倒し大賞実行委員会(㈱翔泳社 エグザムプレス編集部内)
tukaitaoshi@shoeisha.com