コンピュータ関連の書籍を発行する出版社5社が加盟する「コンピュータ出版販売研究機構」(略称:CPU)では、この度、「CPU大賞」(第6回)の各賞を決定しました。
■CPU大賞と表彰部門について
「CPU大賞」は、コンピュータ書籍の市場活性化を図るべくCPUが選定し、発表するものです。「書店部門」「売上部門」「書籍部門」の3部門を設け、セールス、マーケティング、コンテンツといった総合的な観点で選定しています。
1、売上部門:1年間(2015年4月~2016年3月)のコンピュータ書籍の販売実績から上位3書店を表彰
※販売実績はCPU加盟社が独自に集計した売上冊数の合計。
2015年度 コンピュータ書 書店ランキング(全国ベスト200/地域別): http://www.computerbook.jp/ranking/detail/306
【第1位】ジュンク堂書店 池袋本店(東京都)
選定理由:2015年度のコンピュータ書籍の販売冊数において8年連続全国第1位の実績。
実績 :販売冊数 57,280冊 前期比106.2%
【第2位】紀伊國屋書店 新宿本店(東京都)
選定理由:2015年度のコンピュータ書籍の販売冊数において全国第2位の実績。
実績 :販売冊数 46,004冊 前期比100.2%
【第3位】丸善書店 丸の内本店(東京都)
選定理由:2015年度のコンピュータ書籍の販売冊数で全国第3位の実績。
実績 :販売冊数 34,425冊 前期比104.6%
2、書店部門:フェア展開や棚作り、品揃え、情報活用などコンピュータ書籍の販売における取り組みにおいて、創意工夫や際立った努力が見られた書店を表彰 ※加盟各社の営業担当者からの推薦を基に、CPU役員により選定。
□丸善丸の内本店(東京都)
選定理由:オリジナルフェアの開催やPC書売場の拡大に努めている。
□オリオン書房ノルテ店(東京都)
選定理由:補充やメンテがしっかりとしておりPC書棚の維持が行き届いている。
□書泉ブックタワー(東京都)
選定理由:PC版元ごとに1ヶ月フェアの開催を進めていた
3、書籍部門:113店の全国主要書店コンピュータ担当者に投票頂き、評価された新刊書籍を表彰
※2015年中に発売された加盟各社の書籍から選定。
【書店員さんが選んだ第1位】
『コンピューター&テクノロジー解体新書 ビジュアル版』
(ISBN978-4-7973-8429-1)
発売:SBクリエイティブ(株)
著者:ロン・ホワイト (著), Ron White (著), *トップスタジオ (翻訳)
▽[書籍部門]受賞書籍に対する書店担当者の声
「パソコン初心者からベテランまで幅広い層に読んでもらえる」「購入する年齢層の幅が広く、お子様へのプレゼント用としての需要も高かった」など購入者層の幅が広かったことを評価されており、コンピュータ書籍の間口を広げるきっかけとなる商品と期待する声が多数あった。また、「書店員がお客様におすすめしたい本」という声も多く、店頭で高い評価を得た。
【書店員さんが選んだ第2位】
『デザイン入門教室[特別講義]』 (ISBN978-4-7973-5142-2)
発売:SBクリエイティブ(株)著者:坂本伸仁
【書店員さんが選んだ第3位 *3アイテム同率】
『できるWindows10』 (ISBN978-4-8443-3875-8)
発売:(株)インプレス 著者:法林岳之(著)、一ヶ谷兼乃(著)、清水理史(著)、できる編集部(著)
『今すぐ使えるかんたん Windows10』 (ISBN978-4-7741-7466-2)
発売:(株)技術評論社 著者:オンサイト(著)、技術評論社編集部(著)
『おうちで学べるセキュリティのきほん』 (ISBN978-4-7981-4177-0)
発売:(株)翔泳社 著者:増井敏克(著)
______________________
※参考:コンピュータ出版販売研究機構について
設立の目的:販売研究を通じて、読者への利便性を図りながら、コンピュータ書籍の円滑なる流通を促進し、販売の効率化と向上を目指す。これをもって出版文化に貢献することを目的とする。
主な活動:「コンピュータ書籍棚分類コード表」の策定、「コンピュータ書籍増売マニュアル」の作成。書店、販売会社との情報交換、勉強会の実施など。
加盟会社:(株)インプレス、SBクリエイティブ(株)、(株)技術評論社、(株)翔泳社、(株)マイナビ出版(以上5社)
ホームページ:http://www.computerbook.jp