千代田まどか(ちょまど)
Microsoft
Commercial Software Engineering
Technical Evangelist
Xamarinには大きくわけて2通りの開発方法があります。ロジックと画面の両方のコード共有を行うXamarin.Formsと、ロジックのみ共有して画面はaxmlやStoryboardなどネイティブのアプリケーションと同じ方法で個別に開発する方法のXamarinネイティブです。本書は、Xamarinネイティブについて書かれた本になります。
Androidアプリを開発するためのXamarin.AndroidとiOSアプリを開発するためのXamarin.iOSについて両方で同じアプリを開発しながら理解を深めることができます。さらに、本格的なアプリケーションを開発するうえでは不可欠なポイントも要点をおさえて解説されています。例えば、ストレージの扱い方や最近のアプリケーションでは必須となるJSONの扱い方などが解説されています。
また、大規模なアプリケーションを開発するうえで役に立つMVVMパターンでアプリケーションを開発するためのフレームワークのMVVMCrossについても深く解説されています。日本語の書籍で、ここまでまとまった情報は他にありません。
本書はXamarinで素敵なアプリケーションを作るためのきっかけとして最適だと思います。
(『Xamarinネイティブによるモバイルアプリ開発』:「本書によせて」より)
AndroidもiOSも、C#を使ってネイティブUIを制御できるXamarinネイティブ。
注目される新技術だけれど、なかなか解説書が見つからないとお悩みのあなたに、決定版となる書籍がついに登場しました!
本書を読むにあたり、以下のいずれかであればより一層理解が深まります。
『Xamarinネイティブによるモバイルアプリ開発』
著者:青柳 臣一
ページ数:384
発売日:2017年09月15日
価格:¥3,758(税込)
形式:紙書籍/電子書籍/SEshop限定PDF版
Chapter 1 | Xamarinについて学ぼう
1-1 Xamarinって何?
1-2 Xamarinの特徴
1-3 Xamarinのインストール - Windows編
1-4 Xamarinのインストール - macOS編
1-5 最初のアプリ「Hello Xamarin!」
Chapter 2 | Visual StudioでAndroidキッチンタイマーを作ろう
2-1 C#での開発
2-2 Androidキッチンタイマーの概要
2-3 プロジェクトを新規作成する
2-4 axmlでUIを配置する
2-5 Javaとの違いを知る
2-6 画面動作を作成する
2-7 残り時間を管理する
2-8 [スタート]ボタンのイベントハンドラーを追加する
2-9 タイマーを作成する
2-10 アラームを鳴らす
2-11 Visual Studioで実行/デバッグする
Chapter 3 | Visual StudioでiOSキッチンタイマーを作ろう
3-1 iOSキッチンタイマーの概要
3-2 プロジェクトを新規作成する
3-3 ストーリーボードでUIを配置する
3-4 Objective-C/Swiftとの違いを知る
3-5 画面動作を作成する
3-6 残り時間を管理する
3-7 スタートボタンのイベントハンドラーを追加する
3-8 タイマーを作成する
3-9 アラームを鳴らす
3-10 Visual Studioで実行/デバッグする
3-11 NSIntegerとCGFloatを知る
Chapter 4 | 同一プロジェクトでAndroid/iOSアプリを作ろう
4-1 クロスプラットフォームアプリとは?
4-2 プロジェクトを新規作成する
4-3 AndroidとiOSで実行する
4-4 共有プロジェクトとポータブルクラスライブラリ
4-5 Android/iOS共通部分の実装
4-6 Android画面の実装
4-7 iOS画面の実装
4-8 データの読み込み/保存を実装する
Chapter 5 | MVVMCrossについて学ぼう
5-1 MVVMとは
5-2 MVVMCross
5-3 サンプルを見てみる
Chapter 6 | MVVMCrossでアプリを作ろう(準備編)
6-1 サンプルアプリの構成を知る
6-2 モデルを作成する
6-3 登録画面のビューモデルを作成する
6-4 Androidの登録画面ビューを作成する
6-5 iOSの登録画面ビューを作成する
6-6 起動画面を設定する
6-7 クリアボタンを作成する
Chapter 7 | MVVMCrossでアプリを作ろう(データバインディング編)
7-1 データバインディングをもっと知る
7-2 登録ボタンと一覧ボタンを作成する
7-3 一覧画面を作成する
7-4 コレクションのデータバインディングを学ぶ
Chapter 8 | MVVMCrossを使いこなそう
8-1 画面遷移を使いこなす
8-2 DIとIoCコンテナー
8-3 ビューモデルからビューへのインタラクション
8-4 色を扱う
8-5 ファイルを読み書きする
8-6 ブラウザーを開く
8-7 メッセージを表示する
8-8 その他のプラグイン
本書を読めば、Xamarinを使ってアプリを作れるようになったはずです。ぜひ皆さんもXamarinで素晴らしいアプリを作って、世界中に配信しましょう!!
そこで、書籍をお買い上げいただいた方に、特典ダウンロードPDFとして各種ストア(Google Play/App Store)でアプリを公開する手順をまとめました。
アプリを配布しよう
Xamarinで開発したアプリも他のネイティブアプリと同様にストアで公開することができます。本PDFでは、作ったアプリをGoogle Play(Android)/App Store(iOS)で公開する手順を説明します。
Xamarin/C#あれこれ
本書に入りきらなかったコラム類を一挙掲載。本書ではじめてXamarin/C#を触った方々が、よりXamarin/C#を理解するための情報が満載です。
『Xamarinネイティブによるモバイルアプリ開発』を購入された方(紙書籍/電子書籍/SEshop限定PDF版のいずれでも可)。予約済みの場合も含みます。
本書を各書店で購入後、下記よりデータファイルをダウンロードしてください。