●アクセス解析は「売上」に貢献してこそ意味がある
「なんとなくこのページのデザインが気に入らないから、変えてみよう」ではなく、「サイト訪問者の60%がこのページから離脱しています。まず、ここから改善しましょう!」
データにもとづく提案は、これからのビジネスパーソンに必須のスキル。定番のアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を使って、しっかり売上に貢献するデータ分析の基礎を学びましょう。
●5つのステップで「売上に貢献するデータ分析」を実践
まずは「目標」を立てましょう。それもできるだけ「金額」で表すことが大切です。それをGoogleアナリティクスに設定し、データを分析し、関係者にわかりやすく伝える。このフローをさまざまな業種の事例とあわせて紹介します。
●端末を超えた行動分析が可能な「ユニバーサルアナリティクス」に対応
PCやスマホなど複数の端末のデータを1人のユーザーにデータをひもづける新機能「ユニバーサルアナリティクス」。これからのマーケティングに欠かせないこの機能もしっかり解説します。
●頼れる2人のアナリストの共著
本書はアクセス解析のセミナーでともに講師をつとめ、人気のアナリスト2人がわかりやすく解説。ゼロからはじめる人も安心して学べます。
●第1章 目標とKPI の設計 1
1-1 なぜアクセス解析が必要なのか
サイトの改善プロセス
1-2 目標とは
目標をめぐる2つの立場
目標はできるだけ「金額」で示す
目標はビジネスのステージによって変わる
1-3 KPIとは
KPIに必要な3つの要素
KPIの考え方「分解法」
ユーザーのステージをもとにした分解法
KPI事例集:EC、BtoB、コンテンツサイトの場合
●第2章 計測を始めるための準備
2-1 計測までの5つのステップ
データ計測のしくみ
2-2 ステップ1 計測する対象サイトや範囲を決める
2-3 ステップ2 計測するサイトの登録とトラッキングコードの入手
2-4 ステップ3 トラッキングコードの実装と計測の確認
トラッキングコードを追加する2つの方法
従来の方法でトラッキングコードを直接追加する
Googleタグマネージャを使ってトラッキングコードを追加する
2-5 ステップ4 正しく計測するための初期設定
(1)「アカウント」の「ユーザー管理」で設定する項目
(2)「プロパティ」の「プロパティ設定」で設定する項目
(3)「ビュー」の「ビュー設定」で設定する項目
複数のビューを作成する
2-6 ステップ5 目標(コンバージョン)の設定
Googleアナリティクスにおける「目標」とは
目標設定での注意事項
目標設定1:URLや特定のアクションをコンバージョンとして設定する
目標設定2:eコマース機能を有効化する
事例集:さまざまな目標(コンバージョン)の設定方法
●第3章 基本的なメニューと用語
3-1 Googleアナリティクスへのログインとログアウト
ログイン後に最初に表示される画面
3-2 レポート画面の7つの構成要素
(1)ナビゲーションリンク
(2)レポートナビ
(3)期間指定
(4)レポートヘッダー
(5)レポートタブ
(6)グラフ
(7)データテーブル
3-3 アカウント、プロパティ、ビュー
アカウント
プロパティ
ビュー
3-4 「指標」と「ディメンション」
指標とディメンションの考え方
よく使う指標
よく使うディメンション
「プライマリディメンション」と「セカンダリディメンション」
セカンダリディメンションの使い方
3-5 データテーブルを使いこなそう
(1)プライマリディメンション切り替えメニュー
(2)セカンダリディメンション(分析軸の追加)
(3)並べ替えの種類
(4)グラフ表示と選択チェックボックス
(5)フィルタ(条件の絞り込み)
(6)テーブル表示切り替え
(7)表示する行数と(8)ページの移動
●第4章 よく使う4つのレポート
4-1 4つのレポートからわかること
4-2 4大レポートの特徴
4大レポートのメニュー一覧
4-3 「ユーザー」レポートでお客様を知る
「ユーザー」レポートの全メニュー
4-4 全ユーザーのサマリーを把握する(ユーザー>サマリー)
[分析ワンポイント]ユーザーサマリーでトレンドを読む
4-5 男女・年齢の分布を見る(ユーザー>ユーザーの分布>サマリー)
ユーザーの分布を見るための2つの機能を有効化する
「ユーザーの分布」レポートを使う
[分析ワンポイント]重要な年齢・性別ターゲットを見つける
4-6 興味・関心でユーザーを分析する(ユーザー>インタレストカテゴリ)
4-7 都道府県別のユーザー傾向を知る(ユーザー>地域)
[分析ワンポイント]都道府県別・市区町村別でポテンシャルを知る
4-8 デバイス別にユーザー傾向を知る(ユーザー>モバイル>サマリー)
[分析ワンポイント]デバイスごとの貢献度と未来のポテンシャルを見る
4-9 「集客」レポートでチャネルごとの健康状態を知る
4-10 集客・行動・コンバージョンを一気通貫で評価する(集客>サマリー)
集客サマリーで優秀なチャネルを発見する
レポートの表示をカスタマイズする
4-11 各チャネルを詳細に評価する(集客>すべてのトラフィック)
4-12 「not provided」問題を克服する(集客>検索エンジン最適化)
GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleの連携
[分析ワンポイント]特定キーワードのGoogle掲載順位をチェック
4-13 パラメータ運用で流入分析の精度を上げる
なぜパラメータが必要なのか
4-14 パラメータの設置方法をマスターする
メールマガジン内のリンクURLにパラメータを設定する
その他のパラメータ設定(有料検索、ディスプレイ広告など)
4-15 「行動」レポートでコンテンツの良し悪しを判断する
4-16 ページの貢献度を評価する(行動>サイトコンテンツ)
[分析ワンポイント]ノイズを取り除いてコンテンツ貢献度を見やすくする
[分析ワンポイント]ナビゲーションメニューの価値を評価する
4-17 ランディングページを起点にコンテンツを評価する
[分析ワンポイント]ページタイトルからキーワードを予測する
4-18 ページごとではなく、コンテンツのかたまりで分析する
ディレクトリごとにパフォーマンスを見る
「コンテンツグループ」で独自の分類も可能に
[分析ワンポイント]サイト構造に合わせて独自のグルーピングを作る
4-19 ユーザー導線を可視化する(行動>行動フロー)
コンテンツグループを活用する
4-20 「コンバージョン」レポートで目標達成の状況を確認する
2つの目標
「目標」の設定
サマリーで目標の達成状況を確認する
4-21 「目標到達プロセス」と「ゴールフロー」
「目標到達プロセス」で離脱傾向を把握
「ゴールフロー」で目標から逆算したフローを表示する
●第5章 セグメントで顧客分析
5-1 ユーザー全員をまとめて分析するのは限界がある
セグメントとは
Googleアナリティクスのセグメント機能
5-2 セグメントを使った分析の基本
セグメントに分けたセッションで、上昇トレンドの要因を探る
セグメントに分けたユーザーを数値で比較する
5-3 セグメント機能の操作方法をおぼえよう
ほぼすべてのレポートでセグメント分析ができる
セグメントを指定する
5-4 セグメントを使った分析
「すべてのセッション」と特定セグメントの比較
「スマートフォン」vs「それ以外」のトラフィックを比較
あらかじめ用意されたセグメント
5-5 オリジナルのセグメントを作ろう
新しいセグメントを作る
5-6 7つのセグメント指定条件を使いこなそう
ユーザー属性 ~年齢・性別から興味関心まで幅広く分析~
テクノロジー ~ユーザーが使っている環境で分析~
行動 ~訪問や購入でエンゲージメントを測る~
最初のセッションの日付 ~ユーザーの初回訪問日で分析~
トラフィック ~ユーザーのサイト到達経路で絞り込み~
条件 ~多彩なディメンションと指標で条件を設定~
シーケンス ~一連のユーザー行動を指定~
5-7 セグメントをコピーして再利用する
●第6章 【目的別リファレンス】ユニバーサルアナリティクスから高度な分析まで
6-1 「ユニバーサルアナリティクス」を使うメリット
「ユニバーサルアナリティクス」への移行は必須
ユニバーサルアナリティクスのメリット
ユニバーサルアナリティクスへの対応状況を確認する
6-2 ユニバーサルアナリティクスへの移行手順
ステップ 1 プロパティの移行
ステップ 2 トラッキングコードの更新(オプション)
6-3 オリジナルのレポートを作る
「カスタムレポートの作成」画面
カスタムレポートを新規作成する(月別の比較レポート)
6-4 カスタムレポートにフィルタをかける
より高度なフィルタ設定
6-5 カスタムレポートをもっと活用するためのTips
レポートタブを追加・複製する
セグメント分析を活用する
カスタムレポートの一覧画面で編集・コピー・共有・削除
6-6 「カスタムディメンション」と「カスタム指標」
6-7 ユニバーサルアナリティクスでカスタムディメンションを使う
カスタムディメンションを利用するための準備
値を格納する「箱」を用意する
トラッキングコードの変更
6-8 ユニバーサルアナリティクスでカスタム指標を使う
カスタム指標を利用するための準備
値を格納する「箱」を用意する
トラッキングコードの変更
6-9 ユニバーサルアナリティクスで「データのインポート」機能を使う
CSV形式のデータをインポートする
6-10 データのインポート例:「商品データ」
ステップ1:キーディメンションの設定と、インポート値の設定
ステップ2:データのアップロード
6-11 「イベント」を計測してユーザー行動を把握する
イベントで設定できる項目
トラッキングコードの変更
直帰率への影響を回避するためのコードの書き方
6-12 イベントを使ってスクロール量を計測する
スクロール量を計測してみよう
記事を読了したセッションを独自セグメントとして分析する
6-13 ベンチマーク機能で競合他社と比較する
6-14 ベンチマーク機能でどんな発見があるか
同業他社との数値を比較する
数値をビジュアル化して比較する
利用デバイス別で比較する
6-15 新しくなったeコマース機能(拡張eコマース機能)
6-16 拡張eコマース機能を有効にする
ステップ1:拡張eコマースの有効化
ステップ2:拡張eコマースのプラグインの呼び出し
ステップ3:商品情報のトラッキング
ステップ4:商品購入のトラッキング
6-17 ショッピング行動分析で購入プロセスを可視化
購入プロセスの可視化
6-18 ショッピング行動をセグメント別に分析する
決済プロセスの可視化をカスタマイズする
6-19 商品パフォーマンス分析で商品の販売効率を分析する
「商品の販売状況」の2つのレポート
「商品の販売状況」レポートでショッピング行動を分析
6-20 商品ごとにカート購入効率と商品閲覧効率をチェックする
あるECサイトの例
6-21 プロモーションパフォーマンス分析で、どの露出が効いているかを分析する
「サイト内プロモーション」レポートで、誘導の改良点を把握する
6-22 セグメントをリマーケティングリストとして活用する
セグメントを広告配信のリストとして活用する
リマーケティングリストの抽出
6-23 セグメントをリマーケティングリストとして引き渡す手順
リマーケティングリストとして利用するセグメントを選択する
アナリティクスのアカウントとAdWordsのアカウントをリンクさせる
分析ワンポイント「ユーザー・バケット」を使って広告のテストを行う
6-24 アトリビューションモデルとは
コンバージョンへの貢献を総合的に評価する
アトリビューションモデルの主な種類と「モデル比較ツール」
6-25 アトリビューションモデルの比較によって予算配分を最適化する
複数のモデルでコンバージョンへの貢献を比較
モデル比較レポートの補助機能
6-26 スマートフォンのネイティブアプリを計測する
ウェブビューアプリとネイティブアプリの違い
ネイティブアプリ計測でできること
6-27 アプリ解析における4つの主要レポート
「ユーザー」レポート
「集客」レポート
「行動」レポート
「コンバージョン」レポート
セグメント、リマーケティングリスト、カスタムレポートの利用
6-28 GoogleアナリティクスとA/Bテストツールを連携させる
2種類のA/Bテスト
Googleアナリティクスと外部A/Bテストツールとの連携
6-29 Googleアナリティクスプレミアムを使う
スタンダードとプレミアムの違い
Googleアナリティクスプレミアムの機能
●第7章 すぐに活用できるレポート作成のコツ
7-1 「良いレポート」づくりに欠かせない5つの条件
「良いレポート」が満たすべき5つの条件
7-2 モニタリングレポートとビジネスレポート
モニタリングレポート~サイトの健康状態をチェック~
ビジネスレポート~目標達成に必要なことをチェック~
7-3 レポート作成プロセスの概要
7-4 ステップ1 頻度・内容を決める
ステップ1-1:ヒアリングのプロセス
ステップ1-2:作成するレポートの種類と報告頻度を確定する
7-5 ステップ2 項目を決める
ステップ2-1:4つの分類に応じてリストアップを行う
ステップ2-2:内容を表に落とし込み、関連項目を埋めていく
レポートプランニングシートの記入例
7-6 ステップ3 データの見せ方を決める
ステップ3-1:日次レポート設計
ステップ3-2:週次レポート設計
ステップ3-3:月次レポート設計
7-7 ステップ4-1 レポートの作成(月次のサマリーシート)
サマリーシートを作成する(月次レポート)
7-8 ステップ4-2 レポートの作成(わかりやすい表とグラフ)
わかりやすい表の作成
わかりやすいグラフの作成
7-9 レポートの報告
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有償版名称変更のお知らせ
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最終更新日:2015年08月18日
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2015.08.18 |