松本 直人 著
IT業界の成熟とクラウド・コンピューティングの普及により、システムエンジニアの分業化は大きく進みました。しかし、その結果システムエンジニアが普段触れない技術領域も増えています。この技術的は隔たりを埋めるべく、本書は執筆されました。
各章は独立した内容になっていますので、関心のある項目から読み進めていくことをおすすめします。本書の内容がシステムエンジニア皆さまの技術理解と今後の発展の一助となりましたら幸いです。
本書は、株式会社翔泳社が発行するソフトウェア開発者向けのオンラインメディア「CodeZine」で筆者が連載する「システム環境の明後日を支える新技術」から、IoT(Internet of Things)を支える技術を中心に再編されたものです。連載では、さくらインターネット研究所が独自に調査研究を行った3~5年先に必要とされる新技術とその在り方について数年にわたり紹介しています。
【著者紹介】
さくらインターネット株式会社 さくらインターネット研究所 上級研究員。1996年より特別第二種通信事業者のエンジニアとしてインターネット網整備に従事。その後システム・コンサルタント,ビジネス・コンサルタントを経て2010年より現職(2014年よりフリーランス契約)。
研究テーマはネットワーク仮想化など。3~5年先に必要とされる技術研究に取り組み、世の中に情報共有することを活動基本としている。主な著書は『オープンソース・ソフトウェアルータVyatta入門』『Vyatta仮想ルータ活用ガイド』など。
仮想化インフラストラクチャ・オペレーターズグループ チェア。情報処理学会 インターネットと運用技術研究会 幹事。一般社団法人クラウド利用促進機構 総合アドバイザー。
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