須田 智之 著
【本書の概要】
本書は初めてRxJavaを使用してリアクティブプログラムを行う人へ向けた入門書です。
本書では初めてRxJavaを使用してリアクティブプログラムを行う人が
障壁なくRxjavaを習得できるように、RxJavaの基礎となるリアクティブプログラミングの
考え方から解説しています。
またRxjavaの詳しい機能や仕組みをサンプルを基に解説していきますので、
無理なくRxJavaの使い方を取得することができます。
【RxJavaとリアクティブプログラミングについて】
RxJavaとはリアクティブプログラミングを行うためのライブラリです。
リアクティブプログラミングは、イベントなどを扱う非同期処理に適したプログラミング手法で、
Javaでは扱いにくい非同期処理や並列処理などを容易に行うことができます。
このことにより、データストリームからデータを受け取る度にリアルタイムで
関連した処理を行えるためアプリ開発者などに注目されています。
【対象読者】
・リアクティブプログラミングに興味のあるWebエンジニアおよびプログラマー
・大規模なシステムやスマートフォンアプリを作成するエンジニア
【本書の特徴】
本書の大きな特徴として、RxJavaで使用するメソッドをリファレンス形式で
詳細に解説しています。1つ1つのメソッドをマーブルダイアグラムで可視化し、
引数やサンプルも併せて丁寧に解説していますので、各メソッドの違いも
確実に理解することができます。
【本書の構成】
次の3つのポイントを中心に構成しています。
・サンプルで処理の流れが理解できる
・リファレンス形式でメソッドの使い分けができる
・マーブルダイアログで変化を可視化できる
【目次】
Chapter01 RxJavaの基礎知識
Chapter02 RxJavaを使うためのJavaの基礎知識
Chapter03 RxJavaのメカニズム
Chapter04 FlowableとObservableのオペレータ
Chapter05 ProcessorとSubject
Chapter06 RxJavaのデバッグとテスト
Chapter01 RxJavaの基礎知識
01 RxJavaの基礎知識
02 Reactive Streams について
03 RxJava の基本となる仕組み
04 マーブルダイアグラム
05 サンプルの作成
06 RxJava の全体像
Chapter02 RxJavaを使うためのJavaの基礎知識
01 ラムダ式とは
02 非同期処理
Chapter03 RxJavaのメカニズム
01 RxJavaとデザインパターン
02 RxJavaの非同期処理
03 RxJavaのエラーハンドリング
04 RxJava のリソース管理
05 RxJava のバックプレッシャー
Chapter04 FlowableとObservableのオペレータ
01 Flowable/Observable を生成するオペレータ
02 通知するデータを変換するオペレータ
03 通知するデータを制限するオペレータ
04 Flowable/Observable を結合するオペレータ
05 Flowable/Observableの状態を通知するオペレータ
06 Flowable/Observableのデータを集計するオペレータ
07 ユーティリティ系オペレータ
Chapter05 ProcessorとSubject
01 Processor/Subjectとは
02 PublishProcessor/PublishSubject
03 BehaviorProcessor/BehaviorSubject
04 ReplayProcessor/ReplaySubject
05 AsyncProcessor/AsyncSubject
06 UnicastProcessor/UnicastSubject
Chapter06 RxJavaのデバッグとテスト
01 RxJava のデバッグとテスト
02 「do」で名前が始まるメソッド
03 「blocking」で名前が始まるメソッド
04 TestSubscriber/TestObserver
05 TestScheduler
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
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対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 021 リスト9 |
未 | 未 |
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2017.02.20 | ||||||
1刷 | 125 上から1行目 |
未 | 未 |
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2020.06.10 | ||||||
1刷 | 126 リスト9内最後の行 |
未 | 未 |
|
2017.02.20 | ||||||
1刷 | 126 2つ目の実行結果の内容 |
未 | 未 |
|
2017.02.20 | ||||||
1刷 | 2 リスト1サンプル内 |
未 | 未 |
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2017.05.16 | ||||||
1刷 | 269 リスト3キャプション |
未 | 未 |
|
2017.02.20 | ||||||
1刷 | 349 リスト2キャプション |
未 | 未 |
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2017.02.20 | ||||||
1刷 | 64 リスト25サンプル内 |
未 | 未 |
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2017.05.16 | ||||||
1刷 | 66 リスト27:Disposableを使って購読を解除する例 |
未 | 未 |
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2017.05.16 | ||||||
1刷 | 71 下から7行目Maybeの説明 |
未 | 未 |
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2017.05.16 | ||||||
1刷 | 76 上から1行目RxBindingの説明 |
未 | 未 |
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2017.05.16 |
ゴミ人間 さん
2017-02-26
チャラついた本かなと思ったけどしっかりした内容の本でとてもよかった。Rx系ライブラリのソースコードを読んだことある人なら読む必要はないけど、ライブラリの設計についてちゃんと書いてある点がよかった。back pressureの話はRxSwiftには入ってないので、理解できてよかった。Rxを実務で使ってるがまだソースコード読んでない人などはこの本を読んだ後にソースコードを読むと理解しやすい。
jiroukaja さん
2017-03-17
きちんと描いてある本という印書が強かった。この後にrxjavaの本出しにくいだろうなーと思うくらい。
glayash さん
2017-05-21
全体的に丁寧な内容。1.0から2.0へ移行する過渡期に書かれたものなので、Rxがもともとある程度分かる人には応用部分の内容に物足りなさを感じ、そうでない人には新しく出てくる用語が多すぎて辛いと感じるのではなかろーか。