公務員の老後はもうバラ色ではない|翔泳社の本
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公務員の老後はもうバラ色ではない 2014.07.31

「公務員は安定していていいよね」
「老後は安泰だね」

 公務員の方ならば、こうした言葉は耳にタコができるくらい聞かされたことがあるのではないでしょうか。

 しかし、その実態は、共済年金の一元化、退職手当の減額、給与水準の引き下げなど、必ずしも安泰とはいえません。

 本書の著者である山下幸子氏のもとには、お金に悩むたくさんの公務員の方が相談に訪れているそうです。

 その相談内容は、
「銀行から勧められるがまま、高額の住宅ローンを組んでしまったのですが、返済に苦労しています。どうしたら良いでしょうか」
「夫婦共働きでしたが、子供ができて妻が退職しなければならず、収入が激減してしまいます」
「投資をしないと老後が大変なことはわかっているのですが、何に投資をしたら良いのかわかりません」
など、「公務員は家計管理の優等生」と思われている実態からは程遠いものばかりです。

 ここまで読んで、「自分には関係がないな」と思った方、次の項目をチェックしてみてください。

  • 夫婦の財布が別会計
  • 保育や教育にかけるお金が多い
  • 保険に過剰に入っている
  • 投資はしていない
  • 身の丈を超えた住宅ローンを組んでいる
  • 食費への支出が多い
  • たくさんのカードを所有している
  • レジャーにお金をかけている

 いかがでしょうか。いずれも著者のもとに相談に訪れる公務員の方に多く見られる傾向ですから、ひとつでも当てはまった方は要注意です。本書『公務員のためのお金の教科書』では、このような公務員の方が陥りがちな落とし穴とその回避法を伝授しています。

 特に人生の三大資金である「住宅資金」「子どもの教育資金」「老後の生活資金」については詳しく解説していますので、今も老後も豊かな生活を実現するためのヒントが満載です。

 また、読者特典として著者オリジナルの「家計簿」シートを提供していますので、あなたの家の金食い虫が何かがすぐにわかり、今日から家計を改善することができます。ぜひ、本書で人生のマネープランを立ててください。

 公務員の老後はもうバラ色ではありません。

はせがわ

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