4月2日は「世界自閉症啓発デー」、4月2日~4月8日は「発達障害啓発週間」です。
正しい理解がもっと増えることを願い、翔泳社の関連書籍を期間限定で全ページ公開いたします。
また、3月28日(金)~4月10日(木)の期間、13タイトルご購入について
Amazonや翔泳社の通販サイトSEshopでお得なキャンペーンを予定しています。
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コロナの影響で、わずかの間に世界中で、生活スタイルにも仕事のやり方にも大きな変化が起こりました。 それは障害を抱えて頑張っている人たちも例外ではなく、テレワーク化で仕事がやりやすくなった人もいれば、せっかく築いてきた仕事のリズムが環境の変化で壊れてしまった、という方もいます。 障害の有無にかかわらず、生活や仕事のやりやすさは環境作りが大事です。 変化の中でももう一度うまくいく環境を作っていくために、このシリーズがお役に立てれば幸いです。
コロナ禍から4年となり、だいぶコロナ前のような暮らしが戻りつつあります。私自身対面ならではの良さを実感しつつも、在宅での暮らしにすっかり慣れたせいかまだ切り替えに四苦八苦しています。 そしてこの数年は物価や光熱費の高騰もあり、何となく明るい見通しが立たずにいる方も多いかと思います。ぜひこの機会にお読みいただき、働き方、暮らし方、お金の遣い方を見直すヒントとなれば幸いです。
村上 由美
『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本』(翔泳社)
『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手にお金と付き合うための本』(翔泳社)
『知的障がいのある子どもの未来を「安心」へ』――その想いから誕生したのがこの本です。福祉と家計のスペシャリストが、「お金の種類を知る」「お小遣いの見える化」など日々成長する子どもの特性に合わせて家庭で実践できる内容をたくさん盛り込みました。もちろん、「子どものために、できるだけのことをしてあげたい」と考える親御さん自身のための家計の知恵も詰まっています。上手にお金が使える人生をつくるためのトレーニングの一歩になりますように。
前野 彩
『今日からできる!障がいのある子のお金トレーニング』(翔泳社)
これからどう育てていこうか、「療育」って何だろうと悩む親御さんへのヒントをたくさん盛り込んだ本です。療育は「方針を持った丁寧な子育て」という考えのもと、食事や睡眠、読み書き、数、人とのやりとりなどを、家庭で取り組める形で紹介しています。園や学校の先生に役立つ内容もたくさんあります。どのページから読み始めてもかまわないので、実践した親子の体験談なども参考にぜひ取り組んでみてください。
「発達の気になる子」シリーズの学齢期編では、思春期のちょっと背伸びした我が子が自分で考えて行動できるように、服装や行動、身体の変化や異性への関心などとの向き合い方を豊富な事例とともに紹介しています。その子が成人して社会に飛び立ち、ふと気づけば、親である自分も長い人生の折り返し地点に……。ご自身の老後やその時の我が子のことで心配を感じたら、『障がいのある子とその親のための「親亡きあと」の対策』もぜひご一読ください。
鹿野 佐代子
『今日からできる!障がいのある子のお金トレーニング』(翔泳社)
『 誤学習・未学習を防ぐ!発達の気になる子の「できた!」が増えるトレーニング』(翔泳社)
『 障がいのある子とその親のための「親亡きあと」対策』(翔泳社)
発達特性のある方は、就職活動を難しく感じたり、不安に思ったりすることがあるかもしれません。ですが、就職活動は現状を踏まえた工夫や対策を行うことで、結果につながりやすくなります。『発達障害の人のための就活ハック』には、発達特性の基本的な情報を元に自分自身の得意や苦手を知り、就職活動をうまく進めるための工夫や対策を盛り込んでいます。発達特性のある方の就職活動と、その後の社会人生活が実りあるものとなることを願っています。
窪 貴志
男性比が高いといわれている発達障害当事者ですが、実は女性の隠れ当事者は多くいます。女性特有の特性の出方から幼少期に見過ごされてきた人も多く、周囲に擬態するカモフラージュ型の方、グレーゾーンの方といった隠れ当事者も含めると実は生き辛さを抱えている女性当事者は少なくありません。本書は、そんな女性当事者の生の声をギュッと凝縮した1冊になっています。当事者はもちろん、ご家族・支援者の皆さまにもお読みいただけたら幸いです。
この本はタイトルにもありますように、「発達障害の人が勉強・学び直しのコツをつかむためのヒント」を詰め込んだ本です。発達障害であることは変えることができません。一方で、「何か変えられるものがないのか」を考えてみてほしいのです。発達障害に必要なことは、その悩みが変えられるものなのか・変えられないものなのかを判別し、変えられるものは変えて、変えられないものは諦めることだと私は思っています。本書にはそのための工夫が詰まっています。本書が少しでもその役に立てたらうれしいです。
安田 祐輔
私は発達障害の当事者として働く上で様々な障害にぶつかりました。なぜ自分だけが人とは違うところでつまずくのか、他の人が当然のようにわかっていることがわからないのか、理由がわかりませんでした。また、会社員時代には周りの空気を読むことが出来ず本当に多くのことで悩み、苦労をしました。逃げるように会社を辞めましたが、自分なりの生き方を探してみよう、人と違うことを受け入れて働いてみようと思い、辿り着いた働き方がフリーランスでした。結果としてその働き方は『普通』とちょっと違った自分にあてはまっていたのかなと思います。この本は私がその試行錯誤の中で『こんなやり方をしたらフリーランスをスムーズに出来るかな?』という方法を盛り込んでいます。少しでも今の働き方に悩んでいる皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
銀河
『発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ 』(翔泳社)
この本では、発達が気になる子どもたちの感覚を育むための実践的なあそびをたくさん紹介しています。特別な道具や場所を必要としないようなあそびを厳選していますから、ご家庭や保育現場で今日からでも実践できます。昔ながらのふれあいあそびや自然なあそびの中に、子どものこころとからだを健やかに成長させる要素が詰まっていることを再発見できる一冊です。 本書を通じて、親子や保育者が「何気ないあそび」の重要性に気づき、子どもたちの未来を大きく育てる手助けとなることを願っています。
山下 直樹
『発達が気になる子の感覚を育てるあそびの処方箋』(翔泳社)
発達障害者の子育ては、自分自身の特性と向き合うことでもあります。ただでさえ子育ての悩みは尽きない中、発達障害の症状とも戦わなければならないというのは、二重の苦しみです。 さらに、その悩みを相談できない・しても綺麗事しか返ってこないとなると、三重の苦しみです。 この本は、できる限り綺麗事をなくして、生の声とリアルな解決法を届けたいと思って書きました。あなたの一助となれば幸いです。
豆の時間
本書では、発達障害のある方が日々の体調管理をサポートするためのアプリやグッズを多数紹介しています。ぜひ本書で紹介しているアプリやグッズを試してみて、自分に合うものを探してみてください。アプリやグッズは日々進化していますので、さらに良いものを見つけたら周りに紹介いただき、この本をきっかけにサポートの輪が広がっていけば幸いです。
川端 大輔
発達障害のある方は、感覚過敏や不注意などから、体調を崩しやすい傾向があります。しかし、日々の生活の中で少し工夫を凝らすだけで、体調管理はぐっと楽になります。今回の啓発週間を機に、ご自身の体調管理について見つめ直してみませんか。
鈴木 慶太