毎年、多くのハイテク商品が開発され、市場に出回る現代。プレステやiモードなど、市場を席巻する商品の陰で人知れず消えてゆくハイテク商品も多い。それらのハイテク商品は、初期市場で順調に受け入れられてもメインストリーム市場に近づいた途端、突如として受け入れられなくなる。本書は、マーケティング的な視点からその理由を「初めて」解説した画期的な書。本書が提示した「キャズム理論」は、いまや米国ハイテク業界の常識であり、原題「Crossing the Chasm」も新聞・雑誌などの頻繁用語となっている。
序章 ビル・ゲイツが億万長者になれるなら
第1章 ハイテク・マーケティング 錯覚
第2章 ハイテク・マーケティング 悟り
第3章 Dデー
第4章 攻略地点の決定
第5章 部隊の集結
第6章 戦線の見定め
第7章 作戦の実行
終章 キャズムを越えて
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 170,171 ※3箇所 |
10刷 | 未 |
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2008.03.05 | ||||||
1刷 | 244 最後から3行目 |
10刷 | 未 |
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2008.03.05 | ||||||
1刷 | 311 3行目 |
18刷 | 未 |
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2012.09.28 |
kaizen@名古屋de朝活読書会 さん
2014-04-03
Chasm(深い溝)Riftとも。革新者(enovetor)先駆者(early adaptor, or visionary)追従者(late majority)無関心層(laggards)は、市場理論(marketing)では著名。ロータス123が例(2002年版)なのはちょっと残念。オラクル、マイクロソフト、HP, IBM、オートディスク、シスコ、インテル、ESRI(GIS)。伝言作成「これは「」で問題を抱えている「」向けの「」の製品であり「」することができる。そして「」とはちがって「」が備わってる」
5 よういち さん
2017-04-27
【TP1202】ハイテク製品を成功に導くためのマーケティング手法。製品の購買者はイノベーター(革新者)、アーリー・アドプター(先駆者)、アーリー・マジョリティー(現実的な購買者)、レイト・マジョリティー(追随者)、ラガード(無関心層)に分けられ、それぞれの購買者層に応じたアプローチがある。先駆者と現実的購買者の間には深い溝(キャズム)が存在し、これを突破できるかどうかが成功への鍵となる。 これはハイテクに限らない。会社のお金を消費する立場の我々も、自社や決裁者がどこの考えに属すのかで説得戦略が見えてくる。
デビっちん さん
2018-12-15
再読。本書で解説されるキャズムを知ってから、成功者の自伝や市場から淘汰されてしまった事例を読むと得られるものが大きくなると思いました。初期市場からメインストリーム市場への流入時に、どうキャズムに対応していたかという目線で読むことができると思ったからです。