P2Pコンピューティング入門(株式会社トップスタジオ 株式会社トップスタジオ Michael Miller 株式会社大和総研 情報技術研究所)|翔泳社の本
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P2Pコンピューティング入門

翻訳
原著

監修

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798102825
定価:
4,180(本体3,800円+税10%)
仕様:
B5変・440ページ

アイデアと技術の力

P2Pの短い歴史は、この技術にビジネスの可能性を見る人、新しい実験の場を見出す人、巨大なP2Pプロジェクトに無償で参加する人など、多種多様な人たちが作り上げ、現在も進化しています。
著作権問題に関する、度重なる裁判とサービス停止が報じられる一方で、大企業は次々と新興のP2Pサービスを吸収して、新しいビジネスに利用しようとしています。
本書は、P2Pの可能性と乗り越えるべき問題点について、テクノロジーとビジネスの両面から、余すところなく紹介します。

第1部 P2P革命とは

第1章 P2Pの重要性
  1.1 「ピアツーピア」は「パーソンツーパーソン」
  1.2 PC革命を振り返る
  1.3 束縛からの解放
  1.4 敵と味方:サイバースペースでの主導権争い
第2章 P2Pとは何か
  2.1 P2Pの定義
  2.2 P2Pの歴史
  2.3 P2Pの長所と短所
第3章 P2Pのさまざまな利用法
  3.1 現在のP2P
  3.2 P2P利用の展望
  3.3 Writeable Web
第4章 P2Pで得する人、しない人
  4.1 皆のためか、金のためか
  4.2 ビジネスとしてのP2P
  4.3 P2Pの成功で得をする企業
  4.4 P2Pの成功で損をする企業
  4.5 P2Pの成功を願うのは
第5章 P2Pのプライバシーとセキュリティ
  5.1 コンピュータを安全に共有するには
  5.2 監視の可能性
  5.3 ウイルスや攻撃からの防御
  5.4 プライバシー/セキュリティの新しいインフラストラクチャ
第6章 P2Pと知的所有権
  6.1 コンテンツは無料であるべきか
  6.2 合法と違法
  6.3 P2Pはやめられるのか
  6.4 ファイルを追跡する方法
  6.5 今後の動向
第7章 問題点と障害
  7.1 帯域幅の限界
  7.2 トラフィックのボトルネック
  7.3 信頼できないアクセス
  7.4 ISPによる検閲
  7.5 子どもとポルノ
  7.6 制御の喪失
  7.7 批判的な報道
  7.8 不安定な収入モデル
  7.9 生き残るには

第2部 P2Pファイル共有

第8章 P2Pファイル共有の概要
  8.1 ファイル共有とは何か
  8.2 P2Pファイル共有が利用される理由
  8.3 P2Pファイル共有の歴史
  8.4 ファイル共有の歴史
  8.5 主要なサービス
  8.6 傾向と問題
  8.7 ファイル共有を使うべきか
第9章 Napster物語
  9.1 Napsterを利用する
  9.2 Napsterの短い激動の歴史
  9.3 今後の動向
  9.4 おわりに
第10章 Gnutellaネットワーク:Gnutellaは次代のNapsterか?
  10.1 Gnutella物語
  10.2 Gnutellaのしくみ
  10.3 Gnutellaネットワークの利用
  10.4 問題点と課題
第11章 Aimster(Madster):インスタントメッセージでのファイル共有
  11.1 Aimsterの歴史
  11.2 Aimster(Madster)のしくみ
  11.3 Aimster(Madster)の使い方
  11.4 問題点と課題
第12章 KaZaAネットワーク
  12.1 FastTrack(KaZaA)物語
  12.2 FastTrack Stackの概要
  12.3 KaZaA
  12.4 問題点と課題
  12.5 KaZaAとGroster、どちらを使うか
第13章 Audiogalaxyとその他のメディア共有サービス
  13.1 Audiogalaxy Satellite
  13.2 eDonkey2000
  13.3 Filetopia
  13.4 Hotline Connect
  13.5 iMesh
  13.6 Mojo Nation
  13.7 その他の小規模なP2Pファイル共有ネットワーク
第14章 Freenet:新しいファイル共有サービス~
  14.1 Freenetを越えて
  14.2 問題点と課題
  14.3 Freenetを越えて
第15章 分散検索エンジン
  15.1 従来型の検索テクノロジーの弱点
  15.2 分散検索のしくみ
  15.3 主なP2P検索
  15.4 問題点と課題

第3部 P2P通信

第16章 P2P通信とは何か
  16.1 さまざまなP2P通信
  16.2 誰が何のためにP2P通信を使うのか
  16.3 P2P通信の歴史
  16.4 インスタントメッセージのしくみ
  16.5 なぜIMはP2Pで、IRCはそうでないのか
  16.6 主要企業
  16.7 傾向と問題点
第17章 AIM、Windows Messengerとその他のIMサービス
  17.1 AOLインスタントメッセンジャー
  17.2 ICQ
  17.3 MSN Messenger
  17.4 Windows Messenger
  17.5 Yahoo! Messenger
  17.6 その他のIMサービス
第18章 インターネット電話とビデオ会議
  18.1 インターネット上での音声通話
  18.2 オンラインビデオ会議

第4部 P2Pコラボレーション

第19部 P2Pコラボレーションとは何か
  19.1 企業コラボレーションとグループウェアの歴史
  19.2 P2Pコラボレーションのしくみ
  19.3 誰が何のためにP2Pコラボレーションを使用するのか
  19.4 コラボレーション分野の主要企業
  19.5 傾向と問題点
第20章 Microsoft製品のコラボレーション
  20.1 Office XPのコラボレーション機能
  20.2 Windows XPのコラボレーション機能
  20.3 Netmeetingの利用
  20.4 Exchangeの利用
第21章 Groove Networksとその他のP2Pグループウェア
  21.1 Grrove Networksを使用する
  21.2 その他のP2Pグループウェア
第22章 P2Pゲーム
  22.1 マルチプレーヤーオンラインゲームとは
  22.2 KaliおよびKahnの利用
  22.3 P2Pゲームサイト
  22.4 P2Pゲーム開発会社
  22.5 問題点と課題
第23章 Writeable Webとその他のP2Pコラボレーションアプリケーション
  23.1 Writeable Web(記述可能なWeb)
  23.2 Weblog
  23.3 WebDAV
  23.4 現在のWebベースコラボレーション
  23.5 問題点と障害

第5部 P2P分散コンピューティング

第24章 P2P分散コンピューティングとは何か
  24.1 分散コンピューティングとは
  24.2 分散コンピューティングの歴史
  24.3 分散コンピューティングのしくみ
  24.5 分散コンピューティングに適したアプリケーション
  24.6 問題点と障害
第25章 進行形の分散コンピューティング:SETI@home
  25.1 地球外知的生命体の探査
  25.2 SETIの歴史
  25.3 SETI@homeのしくみ
  25.4 SETI@homeへの参加方法
  25.5 その他の参加者の状況
  25.6 これまでの成果
  25.7 SETI@homeが及ぼす影響
第26章 分散コンピューティングアプリケーション
  26.1 非営利プロジェクト
  26.2 営利企業
  26.3 失敗に終わった企業
  26.4 教訓

第6部 P2Pアプリケーション開発

第27章 P2Pアプリケーション開発
  27.1 P2Pアプリケーション開発の必要性
  27.2 標準的なP2Pアプリケーションのしくみ
  27.3 さまざまなP2Pネットワーク
  27.4 メタデータの重要性
  27.5 キーテクノロジー
  27.6 P2P開発の要点
  27.7 問題点と障害
第28章 Sun:JXTA、Jini、Java
  28.1 Jini:次代を先取りしたテクノロジー
  28.2 Brazil:P2P Java
  28.3 JXTA:P2Pプラットフォーム
  28.4 Sun ONE:スマートWebサービスの実現
  28.5 Liberty Alliance
  28.6 業界の反応
第29章 Microsoft:.NET
  29.1 MicrosoftがP2Pを重視する理由
  29.2 .NET:P2Pアプリケーションの開発
  29.3 .NET My Services:Webサービス
  29.4 Farsite:正真正銘の分散コンピューティング
  29.5 業界の反応
第30章 その他のP2P開発ツール
  30.1 P2Pアプリケーション開発
  30.2 分散コンピューティングプラットフォーム

付録 P2P関連情報の参照先
索引

本書は付属データの提供はございません。

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