日本オラクル株式会社 監修
Kevin Loney 著
平松 徹 翻訳
平松 徹 原著
Rachel Carmichael 著
Megh Thakkar 著
Oracleシステムの管理や開発に携わる人々は、毎日のように幾多の問題に直面しています。しかし、システムに課された要件やユーザーからの要求も増大しているため、DBAや開発者は自分たちが書いた問題診断スクリプトのメンテナンスに時間を費やし、問題の解決に集中することができません。また、Oracleシステムには緊張度の高い問題を修正するための変更が即座に加えられ、それらの「些細な」変更については資料不足のため、すぐに忘れられてしまいます。
本書ではSQLとPL/SQLスクリプトの包括的なコレクションを、機能別に章分けして紹介します。これらのスクリプトは、Oracleシステムの管理や開発を担当するさまざまなレベルの専門家に役立つよう記述しています。本書に記載の情報は、OracleのDBAと開発者のどちらにも役立ちます。各章で紹介するスクリプトを利用すれば、自分のデータを管理したり、データに影響を与えるデータベース構造を管理することができます。
(Oracle 7.x、8.x、9i対応 CD-ROM付)
Chapter 1 Oracle9iに固有のスクリプト
データベースのプロパティ
サーバーパラメータファイル(spfile)
PL/SQLプログラムユニットのネイティブコンパイル
UNDO領域の管理
データベースのキャッシュサイズに関するアドバイス情報の取得
非標準ブロックサイズの利用
Chapter 2 パフォーマンスチューニング
SGAの調査
マルチブロックREADの設定
エンキューリソース
大きな表のフルテーブルスキャン
ソート領域
パラレル問合せサーバープロセス
REDOコピーラッチの効果
MTS(マルチスレッドサーバー)の効果
DBWR(データベースライター)プロセスの効率
SGA以外の側面
utlbstatとutlestatの利用
Statspack
SPFILE.ORAによる自動チューニング
Chapter 3 トランザクション管理
ロールバックセグメント
ロックに関する情報
Chapter 4 データ管理
診断スクリプト
ユーティリティ
Chapter 5 オブジェクト管理
診断スクリプト
ユーティリティスクリプト
複数の表パーティションにまたがるデータ分散状況の表示
Chapter 6 領域管理
診断スクリプト
ユーティリティスクリプト
Chapter 7 ユーザー管理
診断スクリプト
ユーティリティスクリプト
Chapter 8 データベース管理
診断スクリプト
ユーティリティ
Chapter 9 データベースにおけるJavaの管理
Java仮想マシン
Javaを使ってPL/SQLを拡張する
APPENDIX A PL/SQL、動的PL/SQL、プロシージャ
PL/SQLの概要
宣言セクション
実行可能セクション
例外処理セクション
条件論理
ループ
プロシージャ、ファンクション、パッケージ
create procedureコマンドの構文
create functionコマンドの構文
create packageコマンドの構文
既存のプロシージャ型オブジェクトのソースコードを表示する
動的SQLを使う
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