会議が変わる6つの帽子(川本 英明 川本 英明 Edward de Bono)|翔泳社の本
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会議が変わる6つの帽子

翻訳
原著

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798103501
定価:
1,760(本体1,600円+税10%)
仕様:
四六・268ページ
カテゴリ:
電気・建築
情報、感情、消極、積極、創造、戦略
視点が揃えば成果が上がる!

「6色の帽子」はオーケストラの指揮者のようなもの。このメソッドを用いることで、これまで不毛だった議論の過程に、建設的な考え方や創造的な考え方を導くことができる。「今ある現在の姿」より「可能性を求める将来の姿」、「誰が正しいか間違っているか」ではなく「打開策をどのように見つけ出すか」、これらを引き出すのがまさに「6色の帽子」なのだ。
(本文より)

    6つの視点からテーマを掘り下げよ。
  • 白い帽子【情報】・・・・・・・事実と情報のみを見る
  • 赤い帽子【感情】・・・・・・・感情的に見る
  • 黒い帽子【消極的】・・・・・マイナスの側面を見る
  • 黄色い帽子【積極的】・・・プラスの側面を見る
  • 緑の帽子【創造】・・・・・・・創造的な視点で見る
  • 青い帽子【戦略】・・・・・・・戦略を組み立てる

第1章 入門編

議論 VS. 並行思考
変化する世界
並行思考とはどんなものなのか?
考え方の視点と六つの帽子
考え方の視点は説明ではない
人を類別するものではない
帽子についての覚え書き
上手に自己主張する
ゲームを楽しむ
四つの成果
六つの帽子、六つの色

第2章 六つの帽子の使い方

単独で使う
順番に使う
グループと個人
グループ内の個人

第3章 「白い帽子」で考える

事実と数値
それはどんな種類の事実なのか?
日本スタイルの討論
事実、真実、そして哲学者たち
誰がその帽子をかぶるのか?
白い帽子のまとめ

第4章 「赤い帽子」で考える

情緒と感情
考えるときの感情の役割
直感と予感
一瞬一瞬
感情を利用する
感情の言葉
赤い帽子のまとめ

第5章 「黒い帽子」で考える

警戒と注意
内容とプロセス
過去と未来
使いすぎの問題
黒い帽子のまとめ

第6章 「黄色い帽子」で考える

理論的な積極的
「積極性」の範囲
理由づけと論理的な証拠
建設的な考え方
将来の見込み
創造力と関係性
黄色い帽子のまとめ

第7章 「緑の帽子」で考える

創造的な考え方
水平思考
判断ではなく思考パターンの動き
刺激(挑発)の必要性
選択肢
個性とスキル
アイディアには何が起こるのか?
緑の帽子のまとめ

第8章 「青い帽子」で考える

考え方をコントロールする
焦点を絞る
プログラムを作る
要約と結論
コントロールと監視
青い帽子のまとめ

第9章 六つの帽子の利点

驚くことは何もない
まとめ

本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

♡kana* さん

2015-02-15

途中まで。後半は、それぞれの帽子について書かれているだけ。✏『六つの帽子メソッドの四つの成果。①結集する力②時間の短縮③エゴの排除④一度に一つのことをする』『白(客観的な事実と数値)赤(感情的な視点)黒(考え方の弱点を指摘)黄(希望と肯定的な考え方)緑(創造性と新しい考え)青(考え方のプロセスを構成したり、他の帽子の使い方を統制する)』

oyamadashokiti さん

2018-12-04

データのスクリーニングの白モード、感情の赤モード、批判的な黒モード、論理的な創造の黄モード、相手から引き出す緑モード、場の状況を読む青モードを会議中に明示的に使い分けようという話。会議設計の参考にと読んだ。 面白かったのは、複数人で話すときは全員同じモードで話そうねというのは点(青だけちょっとその説明にはまってない感あったが) アジェンダと各ステップのゴールを決めるときに、どういうスタンスで聞いてくださいということを添えた方がいいんだなと思った。

motoroid さん

2013-06-28

同一ベクトルの中で議論し、発想や論理を深めていく手法の解説と読みました。翻訳で読むと色と思考の方向性がイマイチぴったりこないことがひっかかります。原文は韻を踏んでいたりするのかなと思いながら読んでいました。