久門 易 著
デジタルカメラとインターネットの普及により、ビジネスやプライベートで画像を扱う機会が急増しています。例えば、「自社のショップサイトやパンフレットや販促ツールに、時間とコストをかけずに、高品質な商品写真を使いたい」といったビジネス用途から、「オークションで売りたい商品を見栄えよく撮って、高値で売りたい」といった個人用途、さらにデザイナーで予算的に撮影をカメラマンに頼めない場合など、幅広くニーズがあります。本書は、こうしたニーズに応えるデジカメのテクニックを惜しみなく披露しています。デジカメの使い方にとどまらず、具体的な撮影物に特化した解説になっているので、自分が取りたい物に合わせたさまざまなテクニックを学べます。
1日目 画素数よりも大事なデジカメの基本機能
1時間目 ピント合わせ
2時間目 ズームで美しく形を写す
3時間目 露出を使いこなそう
4時間目 ホワイトバランスを設定する
補講 カメラ選びのポイント
記録サイズと画質モードの設定
その他の設定
2日目 セッティングと光でプロに迫る
1時間目 セッティングの基本
2時間目 背景を工夫しよう
3時間目 構図で驚くほど変わる
4時間目 照明の大切さを知ろう
補講 レフ板入門
ディフューザー入門
光の質を見分ける
光源を活かす撮影
3日目 人物を撮る
1時間目 顔写真を撮る
2時間目 室内で撮る
3時間目 屋外で撮る
4時間目 部分をきれいに撮る
補講 照明器具の研究
人物撮影のヒント
4日目 デザインや機能を写す
1時間目 質感と大きさ
2時間目 使い勝手を見せる
3時間目 家電製品を撮る
4時間目 弱い光を撮る
補講 背景の選び方・買い方
背景を固定する道具
説明写真のヒント
5日目 おいしさを撮る
1時間目 お店の雰囲気を活かして撮る
2時間目 和菓子・和食を撮る
3時間目 食材を撮る
4時間目 パッケージを撮る
補講 食べ物の撮影のヒント
手順を撮る~餃子の作り方を説明する~
メニュー用写真を撮る
6日目 美と健康の世界を撮る
1時間目 健康的な印象を作る
2時間目 効能を感じさせる
3時間目 小さなものの演出
4時間目 花を美しく
補講 化粧品撮影のヒント
花の撮影のヒント
プロが使う小物
7日目 光のコントロール
1時間目 写り込みをマスターする
2時間目 指輪のセッティング
3時間目 ディフューザーの威力
4時間目 最上級のテカリ
補講 自転車のパーツの~金属の光沢を活かす~
8日目 衣料品を撮る
1時間目 店舗での撮影
2時間目 置き方の工夫
3時間目 平面にうまく置いて撮る
4時間目 立体感を美しく撮る
補講 衣料品撮影のヒント
拡大して撮る
9日目 建物や家具を撮る
1時間目 マンションを撮る
2時間目 店舗を撮る
3時間目 室内で大きな物を撮る
4時間目 木の質感を撮る
補講 自動車を撮る~中古車を新車のように写す~
夜景を撮る
建物と家具撮影のヒント
商品撮影の考え方
10日目 画像処理の基本
1時間目 画像の基本レタッチ
2時間目 色調補正
3時間目 Web用の画像処理
4時間目 プリント用の画像処理
補講 デジカメからPCへの画像取り込み
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
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対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 018 イラスト内の注釈(撮影結果の方) |
2刷 | 未 |
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2003.09.10 | ||||
1刷 | 045 右下キャプション |
11刷 | 未 |
|
2005.04.20 | ||||
1刷 | 090 リード上から3行目 |
11刷 | 未 |
|
2005.04.22 | ||||
1刷 | 156 右下の自転車のハンドルの写真 |
2刷 | 未 |
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2003.09.10 | ||||
1刷 | 160 BADとGOODのキャプション |
2刷 | 未 |
|
2003.09.16 |
Kany さん
2014-05-02
10年程前の本なので、所々に古さがある。デジカメの画素が200万で高画質だとか。でも、そんなことはさて置き、物撮りがしたい人には、勉強になる本。内容は今でも全然古くない!物撮りのライトや、背景、物の置き方など、参考になる比較画像が盛り沢山。こういうのが読みたかったの!照明、レフ板、ディフューザーの関係も分かりやすい。文章は時に面白く「男性の顔をかっこよく写す」項などは、失礼ながら参考例が笑えます。他にも撮影材料のラーメンに「伸びてしまったラーメンとは思えません」とか。
nutts さん
2011-04-10
2003年当時主流だったコンデジを使い、ひと工夫することでどれだけ良い写真が撮れるのか、人物・商品の機能やデザイン・おいしさ・美と健康・衣料品など多くのテーマに渡る豊富な作例をもとに紹介。直感的に分かりやすく、技法を真似しやすい。光・構図が生命線といった基本は丁寧に抑えつつ、「ヘアスタイルを立体的に撮る」とか、「サプリメントを高感度で撮る」といった、意外とうまくいかない細かいテーマを選んだ着眼点が素晴らしい。デジタル一眼黎明期の教本は、バランス良く長く使えるものが多い気がする。
penta_cvs さん
2014-02-22
タイトルだけで選んでアマゾンで買って失敗した。物品の上手な撮り方が殆どで、風景などは全く触れられなかった。オークションやネットショップをやってる人には向いているかもしれません。