開米 瑞浩 著
複雑化した現在のビジネス環境は、石を積み上げただけのピラミッドではなく、ジェット旅客機のような巨大システムに近い複雑系。その全体像を細部まで的確に把握するために役立つのは、これまでIT業界でSEが積み上げてきた図解の技術です。
本書は、現役のSEの手により、SEが駆使する図解のエッセンスを整理し体系づけています。本書でSEの図解の技術を学び取ろう!
第一章 SEの図解の技術を身につけよう
1-1 図解の技術はどこにでもある
1-2 それは考えるための道具です
1-3 それは時代の要請なのです
1-4 なぜ「SEの」図解の技術が必要か
第二章 もっとも基本的なこと
2-1 人間は文脈で理解する
2-2 パラレリズム
2-3 ピラミッド原則
2-4 MECE
2-5 図解パターン
2-6 多変量解析に学ぶこと
第三章 主要な図解パターン
3-1 テーブル
3-2 グラフ
3-3 ロジックツリー
3-4 ブロックダイアグラム
3-5 色と形のコントロール
第四章 「関係」を表わす概念
4-1 因果関係と相関関係
4-2 集合関係
4-3 時系列関係
第五章 プロセスを制御してシステムとして理解する
5-1 制御システム的理解とは何か
5-2 なぜ制御システムの理解が必要か
5-3 SEが制御システムを記述する方法
第六章 問題解決の現場にて
6-1 いつ何をどのぐらい書くべきか?
6-2 ステートチャートでふるまいを記述する
6-3 定性的な説明をグラフにする
6-4 すべてを自分で決める勇気を持とう
6-5 知のリファクタリング
6-6 Keystoneを攻略せよ
6-7 フローチャートの誕生と衰退、そして再生
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 108 図2のキャプション |
未 | 未 |
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2004.04.06 | ||||
1刷 | 94 図4 守備側と攻撃側の説明について |
未 | 未 |
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2004.08.05 | ||||
1刷 | 95 最下行 |
未 | 未 |
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2004.04.26 |
yk さん
2012-04-27
さらっと読めるしわかりやすい。よかった。著者は一番最後に「直面している問題を解決する方法は自分で探すべきだ。誰かがその答えを教えてくれることはありえない」と書いている。途中では、HowToよりもkeystoneの理解が重要としている。自分で事象を深く理解して、その表現の一参考にまたは基礎としてここに書かれている図解を覚えとけと。とてもすっきりした本だ。
サスケ さん
2017-03-25
エンジニアとしてどのような図解を書けばよいか、最初のとっかかりとして参考になる本
shibacho さん
プレゼンや自分の考えをまとめるメモとして使える様々な図表の紹介。ただ図の種類を網羅的に紹介しているだけではなく、どういう時にこの図を使えばいいかなどの考え方も紹介している。今ならAmazon等でも中古が安くなっているが、内容は色褪せてない。