満川 一彦 著
2006年10月に実施される情報処理技術者試験の受験対策書です。上級システムアドミニストレータ試験に合格するには、技術的・専門的な知識よりもむしろ、上級シスアドとしての基本的な考え方と、問題文の読解力が求められます。本書は午後試験に的を絞り、記述式問題の解答の導き方や、論文の書き方を伝授しています。
【本書の特長】
・-テーマ別解説→午後 I 演習
試験に必要な知識について、ポイントを示しながら丁寧に解説。平成12~16年度の午後 I 問題から16問
・-午後 I (記述式)の解答の導き方→午後 I 演習
平成17年度の午後 I 問題 4問
・-午後 II (小論文)の書き方→午後 II 演習
平成15~17年度の午後 II 問題 計9問
上級システムアドミニストレータになるには
上級システムアドミニストレータ試験とは
受験にあたって
受験の手引き
本書の使い方
第1章 業務システム改善の企画・立案
1.1 経営方針の理解
1.2 組織の理解
1.3 業務システム改善の概要
演習1 経費精算センタへの業務集中(H16-I-3)
演習2 顧客情報の管理(H16-I-4)
演習3 医薬品メーカの営業社員の活動(H14-I-2)
演習4 ソフトウェアパッケージの導入計画策定業務の改善(H14-I-3)
演習5 営業部門における提案書作成業務(H13-I-1)
第2章 現場におけるニーズ分析と業務改善の施策策定
2.1 現状分析
2.2 問題点の分析
2.3 ニーズ分析
2.4 改善目標の設定
2.5 改善案の策定・比較検討
演習1 情報の共有、活用の促進(H16-I-1)
演習2 ビデオ機器開発の業務改善(H16-I-2)
演習3 顧客満足度の向上施策(H15-I-1)
演習4 研修業務の改善検討(H15-I-2)
演習5 受発注業務の改革(H15-I-4)
第3章 EUC適用による業務システム改善
3.1 EUC出現の背景
3.2 EUCの業務への適用性
3.3 EUC適用における留意点
3.4 パッケージソフトウェア適用の検討
3.5 業務改善の手順
3.6 業務改善の評価
演習1 通販会社の販売促進業務(H14-I-1)
演習2 保守サービス業務の改善(H13-I-2)
演習3 ソフトウェアパッケージの導入(H12-I-4)
第4章 新業務システムの導入
4.1 業務マニュアル
4.2 利用者教育
演習1 調達業務の改善(H15-I-3)
演習2 会社合併時の営業システム構築(H13-I-3)
演習3 アフタサービス支援システムの導入(H12-I-2)
第5章 午後 I 問題(記述式)対策
5.1 午後 I 試験の出題形式
5.2 午後 I 試験攻略のポイント
演習1 クリーニング業におけるIT活用による競争力強化(H17-I-1)
演習2 販売代理店向け営業活動の改善(H17-I-2)
演習3 携帯電話用ネットワーク設備の保守業務の改善(H17-I-3)
演習4 チェーンストアの販売促進計画を立案する業務の改善(H17-I-4)
第6章 午後 II 問題(論述式)対策
6.1 午後 II 試験の出題形式
6.2 午後 II 試験攻略のポイント
演習1 情報システムの活用における間接業務の効率向上(H17-II-1)
演習2 情報の社外流出事故の防止(H17-II-2)
演習3 外部データの効果的な活用(H17-II-3)
演習4 システム化要件の定義における利用部門の役割(H16-II-1)
演習5 顧客情報の有効活用(H16-II-2)
演習6 商品やサービスの開発のスピードアップ(H16-II-3)
演習7 関連する業務プロセスの改善(H15-II-1)
演習8 原材料や部品の調達業務の改革(H15-II-2)
演習9 戦略実現のためのデータ活用(H15-II-3)
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