SE編集部 編集
「Web 2.0」というキーワードの妥当性には賛否両論ありますが、Webが進化しつつあることは衆目の認めることでしょう。
では、その進化したWebを自分なりに理解し、活用していくにはどうすればいいのでしょう?そのために必要なのは、技術の視点だけでもなければビジネスの視点だけでもありません。
本書では、「ビジネス」「会社」「技術」「個人」という、4つの視点からそのキーとなる「26のキーワード」とともにWebの進化を読み解いていきます。
本書で提示するのは、ある意味自分あるいは自社のビジネスあるいは技術に「Web 2.0」的要素をどのように取り入れればいいのかを示すための「Map」なのです。
図解「Web 2.0」
30分で理解する「Web 2.0」
図解「What is Web 2.0?」
プラットフォーム化したウェブがもたらしたビジネスモデルの変化
図解「ウェブ進化論」
『ウェブ進化論』と梅田望夫はいかに作られたか
[Column]
マーケターが見た「Web 2.0」
ビジネス 2.0
生まれるビジネス、消えるビジネス
[interview]
クレイトン・クリステンセン
IT業界はいま、イノベーションの波に晒されている
グーグル
すべてを創造し、すべてを破壊する
マイクロソフト
Web 1.0の巨人はどこへ行く
ヤフー
Web 2.0を追い風に「ソーシャルメディア」を目指す
ロングテール
顧客の求めるすべてのものを提供し続けること
アフィリエイト
個人サイトが生んだ、新たなモデル
マイクロペイメント
小額決済はECのクリティカル・パス
フォルクソノミー
サービス付加価値の本質はユーザーにあり
検索連動型広告
「検索エンジン」が生んだ、新しい広告モデル
マルチデバイス
iPodとiTunesのシナジーから見えるもの
ブログ
進化するコミュニケーションツール
P2P
利用者のPCパワーをサービスに活用する
[Column]
ベンチャーキャピタルが見た「Web 2.0」
会社 2.0
企業とWebの関係史を概観する
[interview]
はてな
超オープン経営術の背景を聞く
[interview]
paperboy&co.
ひきこもりから起業の背景を聞く
ビジネスブログ
起業と個人のコミュニケーションを変える
[Glossary]
Web 2.0を知るための36の用語
[Book Review]
Web 2.0を知るための28冊
技術 2.0
古典的なクライアント/サーバーモデルの終焉
[interview]
まつもとゆきひろ
オープンソースだったからこそ、Rubyは世界に広まった
REST
Web成功の基礎となるアーキテクチャルスタイル
XML
Webを変えた構造化文書フォーマット
RSS/ATOM
躍進するフィード技術の過去・現在・未来
URI
リソースを識別する、Webの根幹を支える仕組み
Ajax
「使い勝手」の改善がソフトウェアを変える
Mash up
情報を組み合わせて新たな価値を生む
microformats
情報の価値を高める小さなメタデータ
Web API
他のサイトから情報を得る「窓口」
PageRank
グーグルを怪物にしたアルゴリズムを知る
企業システム
Web 2.0は企業システムをどう変える?
Skype
P2PとWebの連携とボーダレス化
[Column]
エンジニアが見た「Web 2.0」
個人 2.0
単なる個人が、つながることによって力を得る
クリエイティブ・コモンズ
創造を誘発する、著作権の新しいあり方
オープンソース
Webに影響を与えた異なる2つの側面
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tyr777 さん
2010-01-26
簡潔.可視化がうまい.様々な人のweb2.0に対しての意見が書いてあるので,面白い.
Snowy Yuki さん
2007-01-24
Web2.0の概念を何となく把握するにはよい本では? サービスに技術,ビジネスまで広く浅く,でも要点はキッチリ踏まえて網羅。世の中楽しそうなことだらけだってことがよくわかり,やってみたいことがどっさり増えて困ったもの(^^;。