須藤 克彦 著
オープンソースでのソフトウェア開発が増えている昨今、ツールの使い方がメインのハウツーものは多いものの、その基礎技術とオープンソースならではの開発のキモを理解するための解説書はありませんでした。
本書は、まさにそんな読者に向けた一冊です。プロジェクトの流れに沿って、ITSSの項目区分による職能別に、現場での必須知識を立体的な項目で整理しています。
オープンソース開発の現場での技術の展開/発展/応用が利くオールラウンドプレーヤーという最終的なゴールをめざしましょう!
第一部 仕事の流れ
1章 全体像
1. 登場人物
2. フェーズ
3. プロジェクト推進方法:ウォーターフォールvsアジャイル
2章 プロジェクト管理
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. 必要技術
5. 道具
3章 受注
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. ポイント
4章 現状分析・要件定義
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. 必要技術
5. チェック・ポイント
5章 基本設計
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. 必要技術
5. チェック・ポイント
6. 基本設計と詳細設計のハザマで
6章 詳細設計
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. 必要技術
5. 詳細設計とプログラム設計
7章 プログラミング
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. 必要技術
8章 試験
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. 必要技術
5. ポイント
6. 試験の意味
9章 稼動までの長い道
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. 必要技術
5. ポイント
10章 運用・保守:この地道で着実な仕事
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. 必要技術
11章 まとめ
1. 話の発端
2. 登場人物
3. 仕事
4. 必要技術
5. 目指すべき技術者像
第二部 基礎技術編
1章 コンピュータ・アーキテクチャ
1. これって何?
2. コンピュータはどうやって動くのか?
3. もう少し細かく
4. もうひとつ:キャッシュの話
5. さらにもうひとつ:パイプラインの話
6. 教訓めいたこと
7. オススメ参考文献
2章 オペレーティング・システム
1. それは何?
2. OSの仕事
3. メモリ管理
4. ファイル・システム
5. バッファ・キャッシュ
6. セマフォ
7. 参考文献
3章 ネットワーク
1. 話の発端
2. ~あなたにラブレターが届くまで~
3. ISOのOSIモデル
4. 階層の意味
5. オススメ参考文献
4章 コンパイラと言語理論
1. まずはじめに
2. コンパイラとインタプリタ
3. 形式言語
4. コンパイラの仕事
5. 活性レコード
6. まとめのようなもの
7. オススメ参考文献
5章 データベース
1. まずはじめに
2. 機能
3. 構造
4. 関係モデル
5. SQL
6. RDB設計
7. 学ぶべきこと
8. オススメ参考文献
6章 プログラミング
1. プログラミング言語
2. プログラミング言語の学び方
3. プログラミングの極意:段階的詳細(stepwise refinement)
4. オススメ参考文献
7章 ソフトウェア工学
1. 真打登場!
2. アルゴリズム
3. 分割統治
4. メタ、メタメタの話
5. データ構造とオブジェクト
6. モデリング
7. オススメ参考文献
8章 開発手法
1. タイピングと文章力
2. UNIXツール
3. テキスト・エディタ
4. 参考文献
9章 オープンソースあれこれ
1. 定義
2. オープンソース利用の手引き(基本)
3. 使ってみようオープンソース
4. オープンソースはこれを使え!
5. オープンソース利用へのバードル
巻末付録 viのこころ
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