7つの要素で整理する業務プロセス(筒井 彰彦)|翔泳社の本
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7つの要素で整理する業務プロセス


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798113029
定価:
2,530(本体2,300円+税10%)
仕様:
A5・256ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用

8つの演習と38のTIPS、業務フローがすいすい書ける!

本書の目的は、「業務プロセス(仕事の手順)を、目で見える形にできるようになること」です。これを本書では、「業務プロセスの見える化」と呼んでいます。
本書は、業務プロセスを、(1)組織(企業、部署、人)、(2)システム、(3)作業、(4)入出力(帳票、伝票、電子データ)、(5)順序(矢印)、(6)判断・合流、(7)コメントの7つの要素で整理し、業務を可視化・文書化する方法を学べる書籍です。
自社の業務プロセスを一番理解しているのは、業務コンサルタントでもITコンサルタントでもなく、自社で業務を行っている方のはずです。業務プロセスを記述し伝達できれば、業務を改善したり、有効なITシステムを構築したりできます。
本書は、この「業務プロセスの見える化」をマスターするために、8つの演習を用意しています。
特別な道具は必要ありません。紙と鉛筆でもよし、使い慣れていればExcelとPowerPointも便利です。まずは始めてみてください。

第1章 導入

本書の全体像
  本書の目的
  対象読者
  到達目標
  前提条件
  本書の構成
業務プロセスとは
業務フローの書き方
  使用する記号
  記号の代用
  開始点と終了点
  記号を配置する場所(面)
業務記述書の書き方
演習について
  演習の手順

第2章 演習

演習1 販売業務プロセス
  与件1
  設問1
  解答1
  解説1
  TIPS1:コメント
  TIPS2:コネクタ
  TIPS3:画面からの更新と参照
  TIPS4:帳票や伝票の出力
  TIPS5:入手済みの入出力情報
演習2 購買業務プロセス
  与件2
  設問2
  解答2
  解説2
  TIPS6:外部組織の名称
  TIPS7:複数の組織を渡る入出力情報
  TIPS8:組織区画
  TIPS9:入出力情報の状態
  TIPS10:複数の情報システム
演習3 返品業務システム
  与件3
  設問3
  解答3
  解説3
  TIPS11:同一組織における作業ステップの分割
  TIPS12:情報システム間の矢印と入出力情報間の矢印
  TIPS13:業務フローを効率的に書く方法
  TIPS14:矢印の交差
  TIPS15:多数の入出力情報
演習4 決裁業務プロセス
  与件4
  設問4
  解答4
  解説4
  TIPS16:入出力情報は必須化
  TIPS17:情報システム間の連携
  TIPS18:区画の線
  TIPS19 流れの中断
  TIPS20:情報システム区画
演習5 生産計画業務プロセス
  与件5
  設問5
  解答5
  解説5
  TIPS21:複数の組織による共同作業
  TIPS22:作業ステップの循環
  TIPS23:複数の開始点
  TIPS24:複数の終了点
  TIPS25:複数の作業ステップの完了後に実行される作業ステップ
演習6 システム保守業務プロセス
  与件6
  設問6
  解答6
  解説6
  TIPS26:作業区分
  TIPS27:組織の階層化
  TIPS28:作業ステップの名称
  TIPS29:業務記述書の形式化
演習7 Webページ更新業務プロセス
  与件7
  設問7
  解答7
  解説7
  TIPS30:電子ファイルのダウンロードとアップロード
  TIPS31:入出力情報の媒体
  TIPS32:業務フロー間の連携
  TIPS33:作業ステップの番号
演習8 製品サポート業務プロセス
  与件8
  設問8
  解答8
  解説8
  TIPS34:判断
  TIPS35:合流
  TIPS36:例外処理
  TIPS37:外部組織の位置
  TIPS38:作業ステップの粒度

第3章 発展

業務プロセスの粒度
  業務プロセス間の漏れや重複をなくす方法
  業務フローの規模をそろえる
  業務フローを一定の観点で分割する
  立場という観点から業務プロセスを分割する
  業務フローと作業区分の関係
業務プロセスの詳細度
関心の対象によって詳細度が変わる
業務プロセスの共通箇所
業務プロセス間の関係
総合演習
UMLとの相違

付録 業務フロー再掲

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2018年02月06日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 025
2行目
2刷
拡大図をp.188とp.189に掲載しています。
拡大図をp.198とp.199に掲載しています。
2008.05.12
1刷 025
図「業務フロー1」のプロセス1(左上の部分)
2刷
[注]→[注文書]→
[発注]→[注文書]→
2008.05.12
1刷 025
図「業務フロー2」のプロセス9(左下の部分)
2刷
[売上計上]→[受注管理システム]
[売上計上]→[売上管理システム]
2008.05.12
1刷 027
表の「8 検収」の2行目
2刷
・顧客が、検収印のある物品受領書を営業部に送付する。
・顧客が、検収印のある物品受領書を経理部に送付する。
2008.05.12
1刷 028
「範囲」
7刷
解答の業務フローの範囲は、B社が購入を起案してから、仕入先がB社から代金を回収するまでです。
解答の業務フローの範囲は、顧客がA社に商品を発注してから、A社の経理部が商品の代金を回収するまでです。
2018.02.06
1刷 054、165
本文
2刷
(システム化のための)要定義・・・
(システム化のための)要件定義・・・

P54は上から4行目、P165は上から11行目になります。
2008.08.08
1刷 062
解説3 「外部組織」最後の行
3刷
マーケティング部を外部組織として識別しました。
顧客を外部組織として識別しました。
2008.08.08
1刷 122
「欠点」本文下から4行目
2刷
わかりやすい言葉で整理することに注意が必要です
わかりやすい言葉で整理しておいてください。
2008.08.08
1刷 178、179
図「業務フローα」「業務フローβ」内の吹き出し
2刷
共通
共通箇所
2008.08.08
1刷 180
図3-12のキャプション
2刷
業務フローγ(業務箇所αとβから切り出した共通箇所)
業務フローγ(業務フローαとβから切り出した共通箇所)
2008.05.12
1刷 189
「正しい業務フローとは」下から2行目
2刷
「文法」と「意味」です。
その観点とは、「文法」と「意味」です。
2008.08.08
1刷 198
図「業務フロー1」のプロセス1
2刷
[注]→[注文書]→
[発注]→[注文書]→
2008.05.12
1刷 199
図「業務フロー1」のプロセス9
2刷
[売上計上]→[受注管理システム]
[売上計上]→[売上管理システム]
2008.05.12

感想・レビュー

Kohn さん

2016-05-23

業務の可視化において参考資料として購入。 業務フローを作成する上で、考慮するべきポイントが具体的に記載されており、役に立った。

D-5 さん

2019-12-26

★★★★★

かわチラ さん

2016-05-05

業務フロー図と業務記述書の作成方法・作成ルールについて、演習を通して効率的に学べる。演習ごとに解説されるTIPSも有用。