初音 玲 著
「Visual Basicはいいけど、.NETは・・・」と思っている方、初めてVisual Basic 2005に触れる方、Visual Basic 2005を会得するぞと考えている方、本書は、どのような形であれ、Visual Basic 2005に興味がある方に、Visual Basic 2005でのシステム構築の基礎力をつけてもらえるように構成しました。
Visual Basic 2005の機能を網羅的に解説するのではなく、より実践的にRDBMSとの連携について、集中的に解説することを主眼としているので、実際にシステム構築時に必要となるノウハウを短時間で学べることでしょう。(―「はじめに」より)
Chapter 1 DBMSとは
1-1 DBMSとは?
1-2 DBMSに求められる要件
トランザクション
1-3 RDBMSとは?
RDBMSが主流になった理由
Chapter 2 Visual Basic 2005入門
2-1 Visual Basicとは?
2-2 Visual Basic 2005とは?
プロパティについて
イベントについて
メソッドについて
Windowsフォームクラスについて
モジュールについて
クラスについて
2-3 Visual Basic 2005のエディション
エディションごとの機能の違い
Visual Basic 2005 Express Edition
Standard Edition
Professional Edition
Team Edition
2-4 IDEのさまざまな便利機能
スタートページ
新しいプロジェクトの作成開始
Windowsアプリケーションのデザイン
製品付属のコントロール
Windowsフォームのテンプレート
データベース接続
ClickOnce
2-5 Visual Studioの使用上の限界値
2-6 共通ロジックの実装方法
クラスライブラリ
XML Webサービス
プロセス間通信
Chapter 3 Oracle Database 10g入門
3-1 Oracle Database 10g Release 2とは?
対応OS
バージョン間の相互互換性
エディション
アーキテクチャ
特徴的な機能
3-2 Express Editionのインストール
Oracle XEの入手方法
インストール
データベースホームページ
リモートからの利用
3-3 Enterprise Editionのインストール
インストール
Webベースの管理ツール
3-4 ユーザー管理
ユーザー
ロール
3-5 データベースオブジェクト
3-6 Oracle Net Services
3-7 仕様上の限界値
Chapter 4 VB 2005とOracle 10gを接続しよう
4-1 Oracle Databaseに接続する前準備
ユーザーの作成
ODACのインストール
Net Configuration
4-2 Oracle Databaseに接続する
プロバイダによるRDBMSの使い勝手
Oracleに接続する最適な名前空間
4-3 GUIを使った開発
プロジェクトデータソース
GUIによる開発の注意点
4-4 ADO.NET 2.0 プログラミング
接続型
非接続型
4-5 接続先指定方法
ネットサービス名を定義しない接続
4-6 ODP.NETプログラミングテクニックの検証
バインド変数(ホスト変数)
ストアドプロシージャで更新
PL/SQL連想配列で更新
配列バインドで更新
4-7 トランザクション制御
暗黙的トランザクション
明示的トランザクション
4-8 排他制御
4-9 .NETストアドプロシージャの活用
前準備
はじめての.NETストアドプロシージャ
ADO.NETの利用
.NETストアドプロシージャ実行環境の構造
Chapter 5 プログラムを始める前に
5-1 チーム開発を成功させるポイント
Visual Basic 2005時代のチーム開発
自由な開発と規約ある開発
5-2 Visual Basic 2005対応標準規約素案
命名規約
コーディング規約
5-3 PL/SQL標準規約素案
命名規約
コーディング規約
Chapter 6 GUIデザインガイド
6-1 ユーザビリティについて
6-2 入力に関する基本事項
6-3 メインウィンドウ
メインウィンドウのデザイン
タイトルバー
メニューバー
ステータスバー
表示欄
6-4 2次ウィンドウ
ダイアログボックスのデザイン
メッセージボックスのデザイン
6-5 使いやすいプログラムとは
どんなときにプログラムの速度を気にするか
フォーカスはどこに?
Chapter 7 サンプルアプリケーションの構築
7-1 サンプルアプリケーションの設計
情報を分析
業務に沿って分析
テーブル構造の検討
システムにとって必要な情報
セキュリティを考える
7-2 データを用意
データの投入
7-3 サンプルプログラム設計
必要な機能を分析
共通画面
業務画面
7-4 サンプルプログラム作成
ログイン
条件入力サブ
データストア
担当マスタ管理
著者マスタ管理
書籍情報管理の構造
書籍情報検索の構造
Chapter 8 市販コンポーネントを使った構築
8-1 市販コンポーネントとODP.NET
8-2 El Tabelle MultiRowとODP.NET
El Tabelle MultiRowとTableAdapter
El Tabelle MultiRowとODP.NET
Appendix 補足情報
Appendix 1
データ投入プログラムの動作
内部構造
SQL文によるデータの投入
Appendix 2
Oracle XEと.NET Framework
Appendix 3
全角チルダ(波ダッシュ)問題
Appendix 4
クラス、インスタンス、オブジェクトそしてVBでのオブジェクト
Appendix 5
Oracle Developer Tools for Visual Studio .NET(ODT)
COLUMN
OracleクライアントR10.2.0.2.20以降とOracle XE R10.2.0.1の同居
ODACとOracle Databaseのバージョン
tnsnames.oraのファイル内容
プロジェクトデータソース登録後はルート名前空間名を変更不可?
Visual Basic 2005 Express Editionの制限事項
OracleCommandへの指定方法
SQL文の指定について
ユーザー認証
GACとは
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