高橋 麻奈 著
本書は、技術を試験・実践の場で活かすことができるように構成されました。
勉強は、ただ書籍を読むだけでは身につきません。本書は、読み、書きながら、試験内容をやさしく学べるようにしています。
本文では図を多く使い、読みやすくしています。具体例をとりあげ、計算問題などを確認できるようにしています。重要事項を明確にし、試験の場で生かせるようにしています。また、繰り返し過去問題を解くことで、知識を確実に自分のものとすることもできるでしょう。実践的な技術も身に付くように各種の実例を取り上げています。
(「まえがき」より抜粋)
Chapter 1 データベースの基礎知識
1-1 データベースの基本を学ぼう
データを管理するデータベース
Webで使われるデータベース
アプリケーションによるファイル管理では不便
データベースでデータを共有できる
アプリケーションからデータを利用できる
1-2 データベースの利用環境を知ろう
データベース管理システムを利用する
クライアントサーバシステムで処理する
3層クライアントサーバシステムは便利な構成
Chapter 2 関係データベース
2-1 関係データベースの用語をおさえよう
データモデルで表現する
関係データベースが最も普及している
2-2 関係データベースの演算をおぼえよう
関係データベースは演算で操作する
関係演算には選択・射影・結合・商がある
集合演算には和・差・積・直積がある
2-3 キーの特徴をおさえよう
キーでデータを識別する
外部キーでほかの表を参照する
2-4 データベースを正規化する
正規化で関係データベースの表を作成する
非正規形では繰り返し項目がある表
第1正規形は繰り返しを除いた表
第2正規形は主キーによって項目が決まる表
第3正規形は主キー以外の項目によっては決まらない表
正規化は更新時の異常を防ぐ
2-5 正規化を進める
正規化を厳密に表現する
正規化を表現する
高次元の正規化を行う
Chapter 3 SQL
3-1 SQLで問い合わせる
SQLでデータベースを操作する
SQLは文で問い合わせる
SQLのキーワードをながめる
3-2 データを取り出すSELECT文
SQLでデータベースを操作する
列を取り出す(SELECT)
条件で絞り込む(WHERE)
いろいろな条件を使う
3-3 表を結合するSQL文
表を結合する
3つの表を結合する
さまざまな結合がある
3-4 SQLで基本の演算をする
基本の演算を行うSQL
関係演算によるSQL
集合演算によるSQL
3-5 データを集計するSQL文
集計関数で集計する
グループ化する(GROUP BY)
グループ化したあとの絞込み(HAVING)
グループ化前と後の条件(WHEREとHAVING)
並べ替える(ORDER BY)
パターンにマッチさせる(LIKE)
値を指定する(IN)
範囲を指定する(BETWEEN~AND)
3-6 副問合せで検索する
副問合せとしてSELECT文を埋め込む
相関副問合せ(EXISTS)
相関副問合せ(NOT EXISTS)
3-7 データを追加・更新・削除するSQL文
データを追加・更新・削除する
Chapter 4 データベースの設計
4-1 データベースのスキーマを考える
データベースのスキーマを設計する
データベースのモデルを考える
4-2 実表とビュー表を使う
表を作成する
表を変更・削除する
ビュー表を作成する
ビュー表を削除する
ビューに対する操作
4-3 E-R図で設計する
概念モデルをE-R図で把握する
関連を実体とする
4-4 UMLで設計する
UMLで分析する
オブジェクト指向で表現する
そのほかの分析手法を知る
Chapter 5 DBMSの機能
5-1 DBMSの機能を知る
データベース管理システムの機能をおぼえよう
アプリケーションからデータベースを利用する
カーソルで1行ずつ取り出す
SQLでカーソルを使う
5-2 DBMSで機密を保護する
データベースのアクセスを制限する
権限を限定する
SQLによる権限の設定
ビュー表を利用する
5-3 トランザクションを管理する
トランザクションが単位となる
トランザクションの性質ACID
独立性レベルを設定しよう
SQLによる独立性レベルの設定
5-4 同時実行制御の仕組みを知ろう
トランザクション管理で矛盾しないように
ロックの種類を選択する
デッドロックの発生を知る
ロックの粒度に注意する
2相ロックにしたがう
5-5 障害回復処理をマスターしよう
障害にも種類がある
ログによって障害回復する
チェックポイントからも回復できる
媒体障害対策を行う
システムの信頼性を表現する
5-6 物理データ管理を把握しよう
データベースの物理的な管理方法
ファイル編成によってレコードの配置も異なる
データベースが管理する情報
インデックスによる高速化
Chapter 6 データベースの活用
6-1 ネットワークでデータベースを利用する
ストアドプログラムでネットワークの負荷を減らす
6-2 分散データベースを構築する
便利な分散データベース
分散の透過性が求められる
分割には2種類ある
6-3 分散データベースを利用する
分散データベースのコミットには問題がある
2相コミットを使う
3相コミットを使う
6-4 表の結合方法を管理する
表の結合方法を選択する
分散データベースにおける表の結合
6-5 データベースを応用する
データベースが活躍する業務システム
Webと連携するデータベース
レプリケーションは複製を作成する
データウェアハウスはデータの倉庫
多次元データベースで分析する
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 025 「注文」表と「商品」表 |
未 | 未 |
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2008.05.12 | ||||
1刷 | 045 45ページ問題3 選択肢イの2番目の表 |
未 | 未 |
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2008.05.28 | ||||
1刷 | 045 選択肢ウ、エ |
未 | 未 |
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2008.05.28 | ||||
1刷 | 066 ②受注番号を主キーとする表 |
未 | 未 |
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2008.05.28 | ||||
1刷 | 066 「顧客コードを主キーとする表」の番号 |
未 | 未 |
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2008.05.28 | ||||
1刷 | 095 左上のコード、上から2行目 |
未 | 未 |
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2008.05.12 | ||||
1刷 | 095、096 表組み上の吹き出し文字 |
未 | 未 |
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2009.02.27 | ||||
1刷 | 097 一番上のコード、上から3行目 |
未 | 未 |
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2008.05.12 | ||||
1刷 | 101 解き方「ウ」の解説 2行目 |
未 | 未 |
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2009.02.27 | ||||
1刷 | 131 1番上のコード 上から3行目 |
未 | 未 |
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2008.05.12 | ||||
1刷 | 189 図4 図上部の①の右 |
未 | 未 |
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2009.02.27 |