ダグ・ローゼンバーグ 著
佐藤 竜一 翻訳
マット・ステファン 著
三河 淳一 監修
三河 淳一 翻訳
船木 健児 翻訳
本書は最小限のUMLのコアサブセットと、ユースケースからオブジェクト指向ソフトウェア設計を導出するための思考プロセス(両者はまとめてICONIXと呼ばれています)についてを、空論ではなく実践の視点から説明しています。
ICONIXプロセスはユースケースとUML/オブジェクト指向分析・設計を扱うほかの多くの手法よりもプログラマにはなじみやすいものです。というのも、ICONIXプロセスはプログラマがユースケースを効果的に利用できるように、具体的かつ現実的、そして要求されたシステムの振る舞いを明確に言明するようなユースケースを作成させるからです。
「序文」および「イントロダクション」より
第1章 ICONIXプロセス
1.1 ICONIXプロセスの理論
1.2 ICONIXプロセスの拡張
1.3 ICONIXプロセスの実践:インターネット書店の例
1.4 まとめ
第1部 要求定義
第2章 ドメインモデリング
2.1 上空3,000メートルからの眺め
2.2 ドメインモデリングの理論
2.3 ドメインモデリングの実践
2.4 さらなる練習
2.5 まとめ
第3章 ユースケースモデリング
3.1 上空3,000メートルからの眺め
3.2 ユースケースモデリングの理論
3.3 ユースケースモデリングの実践
3.4 さらなる練習
3.5 まとめ
第4章 要求レビュー
4.1 要求レビューの理論
4.2 要求レビューの実践
4.3 まとめ
第2部 分析/概念設計/テクニカルアーキテクチャ
第5章 ロバストネス分析
5.1 上空3,000メートルからの眺め
5.2 ロバストネス分析の理論
5.3 ロバストネス分析の実践
5.4 さらなる練習
5.5 まとめ
第6章 予備設計レビュー
6.1 予備設計レビューの理論
6.2 予備設計レビューの実践
6.3 まとめ
第7章 テクニカルアーキテクチャ
7.1 上空3,000メートルからの眺め
7.2 テクニカルアーキテクチャの理論
7.3 テクニカルアーキテクチャの実践
7.4 インターネット書店のアーキテクチャ
7.5 テクニカルアーキテクチャにおける失敗のトップ10(「やってはいけない」)
7.6 まとめ
第3部 設計/コーディング
第8章 シーケンス図
8.1 上空3,000メートルからの眺め
8.2 シーケンス図作成の理論
8.3 シーケンス図作成の実践
8.4 さらなる練習
8.5 まとめ
第9章 詳細設計レビュー
9.1 上空3,000メートルからの眺め
9.2 詳細設計レビューの理論
9.3 詳細設計レビューの実践
9.4 まとめ
第10章 実装:詳細設計からコードへ
10.1 上空3,000メートルからの眺め
10.2 実装の理論:設計からコードへ
10.3 実装の実践
10.4 さらなる練習
10.5 まとめ
第11章 コードレビューとモデルの更新
11.1 上空3,000メートルからの眺め
11.2 コードレビューとモデルの更新の理論
11.3 コードレビューとモデルの更新の実践
11.4 まとめ
第4部 テスト/要求の追跡
第12章 設計駆動テスト
12.1 設計駆動テストの理論
12.2 設計駆動テストの実践
12.3 さらなる練習
12.4 まとめ
第13章 要求の収集
13.1 要求収集の理論
13.2 要求収集の実践
13.3 さらなる練習
13.4 まとめ
第5部 付録
付録 A UML 2.0での変更点
A.1 UML 2.0における変更の概要
A.2 UMLに欠けているもの
付録 B Spring Frameworkの落ち葉拾い
B.1 さらなるSpringの詳細
B.2 インターネット書店の設計:Springの詳細
B.3 インターネット書店の実装:Springの詳細
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。
刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1刷 | 010 「マイルストーン1」の4行目 |
3刷 | 済 |
|
2013.05.10 | ||||||
1刷 | 047 「練習問題2.1の解答」の1行目、図2.12のキャプション(2か所) |
4刷 | 済 |
|
2015.10.20 | ||||||
1刷 | 069 図3.5 左上のパッケージ名 |
2刷 | 済 |
|
2008.08.07 | ||||||
1刷 | 073 図3.9 ユースケースの記述 |
2刷 | 済 |
|
2008.08.07 | ||||||
1刷 | 132 図5.11 左下 |
4刷 | 済 |
|
2015.10.20 | ||||||
1刷 | 137 図5.15 右下 |
3刷 | 済 |
|
2013.05.10 | ||||||
1刷 | 141 図5.17 |
2刷 | 済 |
|
2008.08.07 | ||||||
1刷 | 149 「練習問題5.2の解答」の1行目 |
3刷 | 済 |
|
2013.05.10 | ||||||
1刷 | 151 図5.27 |
2刷 | 済 |
|
2008.08.07 | ||||||
1刷 | 153 図5.29 |
3刷 | 済 |
|
2013.05.10 |
wang さん
2012-05-21
とにかく最初から最後まで一貫して同じ実例で分析・設計していくからどこがどう対応してくのか参照して見られるのがよい。
Suzuki Masayuki さん
2016-08-21
カウボーイプログラミングになってしまっているので、必要最小限な設計図を作成する方法を取得するために読んだ。 ICONIXプロセスがユビキタス言語を作成していく過程にマッチすることがわかった ユースケース記述とロバストネス図の作成はすごく使えそうなので、知れたのは大きいと思う コーディングをする前に、図を作成していきそれを少しずつレビューをしていくのは、チーム開発の場合に非常に有効だと思った ICONIXプロセスをそのまま使用すると若干重いので、必要な部分を残して開発していきたい
明るいくよくよ人 さん
2013-05-03
設計と実装のギャップを埋めるという方法を探していたが、ロバストネス図 があったか! 本のなかのジョークは、わかりにくいけど、内容はとてもわかりやすい。 要求の収集のところは、もうちょっときちんと書いてくれ!