宮本 久仁男 著
大島 孝子 著
平 初 著
長谷川 猛 著
本書は、オープンソースの仮想化環境「Xen」の解説書です。Xenは、1つのPC上に複数の仮想的なマシンを構築し、異なるOSを同時に動作させられるソフトウェアです。たんなるエミュレータを超えた高度なアーキテクチャを採用しており、本格的なOS仮想化環境の構築が可能です。本書は、Linuxを利用したXenのインストールから、仮想マシンの作り方、ネットワークやディスクの管理、さらにHVM(Hardware Virtual Machine)によるWindowsの導入などについても解説します。サーバーの運用に役立つ各種のノウハウを押さえ、仮想化初心者の方から、本格的な利用を目指す方まで役立つものとしました。日本の仮想化技術の最前線にいる執筆陣による、初の本格的解説書です。
1 Xenの世界へようこそ
1.1 仮想化技術、初めのはじめ
1.2 仮想化技術の基礎知識
1.3 仮想マシンの概要~その歴史と実装~
1.4 仮想化ソフトウェアXenの概要
2 Xenの導入と仮想化環境の作り方
2.1 Xen環境導入の基礎知識
2.2 Xenの導入~Fedora/CentOS編~
2.3 Xenの導入~openSUSE編~
2.4 Xenの導入~Debian編~
2.5 実用面でのDomain-0を考える
2.6 Xenをソースコードからビルドする
2.7 Domain-Uの作成から起動まで
2.8 Xenを実行してみる
3 ストレージの管理
3.1 ストレージ管理の基礎知識
3.2 ローカルファイルを利用したストレージ
3.3 パーティションを単体でDomain-Uから使用する
3.4 ハードディスク全体をDomail-Uから使用する
3.5 論理ボリュームマネージャ(LVM)を併用する
3.6 NFSによるディスクレスブート
3.7 iSCSIターゲットを使用する
3.8 ストレージ管理のTips
3.9 本章のまとめ
4 Xenのネットワーク設定とVNET
4.1 Xenのネットワーク機能~仮想インターフェイスをベースにしたネットワーク機能~
4.2 実際のネットワークを利用して接続する
4.3 VNET~仮想マシンを下層ネットワークに置く~
4.4 VNETを導入する~個別のモジュールコンパイル~
4.5 実際にVNETを構成してみよう
5 HVM(Hardware Virtual Machine)の導入
5.1 完全仮想化(HVM:Hardware Virtual Machine)とは?
5.2 HVM Domainの作成(Linux編)
5.3 パラバーチャルドライバでHVMのパフォーマンスを向上する
5.4 Xen上でWindowsを使う
5.5 WindowsとLinuxの共存するシステムの構築
6 仮想マシンのマイグレーション
6.1 Xenのマイグレーション概要
6.2 マイグレーションの設計と実装
6.3 マイグレーションの準備事項
6.4 マイグレーション例その1~NFSルートファイルシステムを利用したDomain-U~
6.5 マイグレーション例その2~iSCSIを利用したDomain-U~
6.6 ライブマイグレーション
6.7 本章のまとめ
7 XenServerの利用
7.1 XenServerとは
7.2 XenServerインストール手順
7.3 XenCenterインストール手順
7.4 XenCenterとは
7.5 XenServerに接続する
7.6 XenCenterの使い方
7.7 仮想マシンを作成してみる~Debian GNU/Linux 4.0 (Etch)編~
7.8 仮想マシンを作成してみる~Windows XP SP2編~
7.9 XenServerのまとめ
8 xmコマンドリファレンス
8.1 ヘルプの表示
8.2 仮想マシンの情報の取得
8.3 ドメインの制御
8.4 メモリの制御
8.5 ブロックデバイスの制御
8.6 仮想CPU(VCPU)の制御
8.7 仮想ネットワークインターフェイスの制御
8.8 スケジューラの制御
8.9 その他の操作
Xenの今後~あとがきに代えて~
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。
刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1刷 | 005 脚注[1] |
未 | 未 |
|
2008.01.16 | ||||||
1刷 | 009 4行目の【4】に対する脚注 |
2刷 | 未 |
|
2008.01.19 | ||||||
1刷 | 020 図1.9内の電気代 |
2刷 | 未 |
|
2008.02.28 | ||||||
1刷 | 023 本文4行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.02.28 | ||||||
1刷 | 032 本文5行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.01.16 | ||||||
1刷 | 037 5行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.01.16 | ||||||
1刷 | 041 囲み内部(2箇所) |
2刷 | 未 |
|
2008.02.28 | ||||||
1刷 | 054 下から13~12行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 083 囲み内のソース |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 086 囲み内のソース1行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 090 1行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.01.16 | ||||||
1刷 | 096 2つ目の実行例 |
2刷 | 未 |
|
2008.01.16 | ||||||
1刷 | 096 下から2行目 |
未 | 未 |
|
2008.01.16 | ||||||
1刷 | 109 LIST3.3 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 113 「LIST3.6」の1行上 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 114 「3.2.11 Domain-Uを停止する」1行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 148 図3.6内のIPアドレス |
2刷 | 未 |
|
2008.02.28 | ||||||
1刷 | 149 表3.6のDomain-0のIPアドレス |
2刷 | 未 |
|
2008.02.28 | ||||||
1刷 | 160 ページ下部の囲み |
2刷 | 未 |
|
2008.02.28 | ||||||
1刷 | 161 「■ネットワークの設定」3行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 177 下から3行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 184 4.3.2 VNETが使う技術~EtherIPとIPsec~ |
2刷 | 未 |
|
2008.02.28 | ||||||
1刷 | 210 図5.2内 |
2刷 | 未 |
|
2008.02.28 | ||||||
1刷 | 241 図6.2「Domain-U」左上のマーク |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 250 「仮想ブロックデバイス」1行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 255、256、262 図6.9「xenホスト2」 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 | ||||||
1刷 | 263、268、269 図6.16内「Domain-U」 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.25 |