本書は、無償エンタープライズLinuxの大本命「CentOS」のインストールから各種設定&カスタマイズまでを実践レベルで徹底解説した大好評ガイドブックの第2版です。CentOS最新版を収録したDVD付きで、本書一冊でサーバの構築・運用が可能です。CentOSを導入して使いこなすための情報を満載しています。インストール・各種設定はもちろん、パフォーマンスチューニング・高可用性・仮想化・ディレクトリサービス・高度なセキュリティといった現場ニーズに即した内容を丁寧に解説しており、しっかりとした技術的な理解も得られます!Linuxに興味のある初心者~上級者までのすべてのCentOSユーザー必携の解説書です。
※付属DVD-ROM収録物について※
CentOS バージョン5.1(x86対応版)
● CentOSのインストールに必要なハードウェア要件(RCP版)
本書の付属DVD-ROMに収録されているCentOSは、i386(インテル系CPU)対応版です。
具体的には、次のようなコンピュータに対応します
・Pentium 4
・Pentium Ⅲ
・Pentium M
・Celeron
・Core/Core2
・Athlon
・Athlon XP
メモリは256MB以上、ハードディスクの空き容量は標準システムで3GB以上を推奨します。
また、コンピュータのドライブがDVD-ROMに対応している必要があります。
1 CentOSとは
1.1 CentOSの概要
1.1.1 CentOSとRed Hat Enterprise Linux
1.1.2 CentOSの特徴
2 CentOSのインストール
2.1 CentOSの入手
2.1.1 ISOイメージファイルのダウンロード
2.2 インストール作業
2.2.1 インストール後の設定
2.3 ネットワークインストール
2.3.1 ネットワークインストールの手順
3 基本操作
3.1 システムの利用
3.1.1 GUIとCUI
3.1.2 ログインとログアウト
3.1.3 仮想コンソール
3.2 シェルの基本操作
3.2.1 bashの基本操作
3.2.2 パイプとリダイレクト
3.2.3 プロセス管理
3.3 基本的な操作
3.3.1 ファイルとディレクトリ
3.3.2 ファイルのパーミッション
3.3.3 ACL
3.4 エディタ
3.4.1 viの基本
3.4.2 viの設定
3.5 ドキュメント
3.5.1 マニュアルの参照
3.5.2 インターネット上の情報源
4 ファイル管理
4.1 ファイルシステムの管理
4.1.1 ファイルシステムの階層構造
4.1.2 基本的なコマンド
4.1.3 ディレクトリ構成
4.1.4 パスの表記
4.1.5 ハードリンクとシンボリックリンク
4.1.6 ハードウェア上のファイルシステム
4.1.7 ファイルシステムの作成
4.1.8 マウントとアンマウントとfstab
4.1.9 Windows用パーティションの利用
4.1.10 ネットワークファイルシステム
4.1.11 ファイルの検索
4.1.12 ディスククォータ―ディスク使用量の制限
4.2 バックアップ
4.2.1 ファイルシステム単位のバックアップ
4.2.2 ディレクトリ単位のバックアップ
4.2.3 DVDやCDなどのメディアへの記録
4.2.4 ネットワーク経由でのバックアップ
5 ネットワークの設定
5.1 ネットワークの基本設定
5.1.1 ネットワーク設定ファイル
5.2 ネットワークの基本コマンド
5.2.1 networkサービスの制御
5.2.2 ネットワーク管理コマンド
5.2.3 IPエイリアシング
5.3 ファイアウォール
5.3.1 パケットフィルタリングの仕組み
5.3.2 iptablesコマンド
6 ユーザー管理
6.1 ユーザーとグループの管理
6.1.1 ユーザーとグループの概要
6.1.2 ユーザー管理コマンド
6.1.3 グループ管理コマンド
6.1.4 GUIによるユーザーとグループの管理
6.1.5 ユーザー/グループの登録時の方針と制限事項
6.2 ユーザー環境
6.2.1 シェル変数と環境変数
6.2.2 日本語に関する設定
6.3 ユーザーの切り替え
6.3.1 CUI環境でのユーザーの切り替え
7 パッケージの管理とアップデート
7.1 RPMパッケージ
7.1.1 RPMの基礎
7.1.2 rpmコマンドを使ったパッケージ管理
7.2 Yumによる自動アップデート
7.2.1 Yumを利用するための準備
7.2.2 Yumの利用
7.3 ソースからのインストール
7.3.1 tarballとは
7.3.2 インストールの手順
8 起動と終了
8.1 起動プロセス
8.1.1 システム起動の流れ
8.1.2 ランレベル
8.1.3 制御スクリプト
8.1.4 サービスの起動設定
8.1.5 xinetd
8.2 ブートローダGRUB
8.2.1 GRUBの構成
8.3 システムの起動と終了
8.3.1 起動パラメータ
8.3.2 システムの停止と再起動
9 デバイス管理
9.1 カーネルとカーネルモジュール
9.1.1 カーネルモジュールの概要
9.1.2 カーネルモジュールの管理
9.2 デバイスファイル
9.2.1 デバイスファイルとudev
9.2.2 デバイス情報の確認
10 システム管理
10.1 LVM
10.1.1 LVM利用の手順
10.1.2 論理ボリュームとファイルシステムの拡張
10.2 RAID
10.2.1 RAIDレベル
10.2.2 RAIDの利用手順
10.3 システムログ
10.3.1 ログの仕組み
10.3.2 リモートログの取得
10.3.3 ログのローテーション
10.3.4 logwatch
10.4 システム管理
10.4.1 ジョブスケジューリング
10.4.2 時刻の修正
11 セキュリティ
11.1 セキュリティの向上
11.1.1 不要なサービスの停止
11.1.2 ユーザーアカウントの管理
11.1.3 パスワードの管理
11.1.4 ソフトウェアのアップデート
11.2 セキュリティを高めるソフトウェア
11.2.1 Tripwire
11.2.2 rootkit対策
11.2.3 clam antivirus
11.2.4 ウィルスのスキャン
12 システムリソースの監視とパフォーマンス管理
12.1 システムリソースの監視
12.1.1 システム状態の監視
12.1.2 メモリの監視
12.1.3 プロセスの監視
12.1.4 ディスクの監視
12.1.5 CPUの監視
12.1.6 継続的なシステム状況の監視
12.2 システムのパフォーマンスチューニング
12.2.1 不要なサービスやプロセスの停止
12.2.2 ディスクとファイルシステムのパフォーマンスチューニング
12.2.3 カーネルパラメータによるパフォーマンスチューニング
13 Xenによる仮想化
13.1 Xenの概要
13.1.1 仮想化とは
13.1.2 ドメイン0とドメインU
13.2 Xenの利用
13.2.1 要求されるメモリ量
13.2.2 GUI環境からドメインUへCentOS 5を導入
13.2.3 CUI環境でのインストール
14 DNSサーバ
14.1 DNSの仕組み
14.1.1 DNSの歴史とBIND
14.1.2 名前解決
14.1.3 DNSの仕組み
14.2 BINDの設定
14.2.1 BINDを動かすための準備
14.2.2 named.confの設定
14.2.3 逆引きの設定
14.2.4 mdcコマンド
14.2.5 BINDの動作確認と名前解決ツール
14.3 BINDの運用
14.3.1 データの更新
14.3.2 BINDのログ管理
14.3.3 DNSアクセスの制御
15 メールサーバ
15.1 メール配送の仕組み
15.2 Postfixの設定と運用
15.2.1 Postfixの設定
15.2.2 SMTP認証
15.2.3 TLSの設定
15.2.4 Postfixのログの管理
15.3 POP/IMAPサーバの設定
15.3.1 dovecotの設定
15.3.2 APOP/SSLの対応設定
16 Webサーバ
16.1 Apache Webサーバの概要
16.1.1 Webサーバの仕組み
16.1.2 Apache Webサーバ
16.2 Apacheの設定
16.2.1 基本的な設定
16.2.2 日本語マニュアルの導入
16.2.3 基本認証とダイジェスト認証
16.2.4 基本認証
16.2.5 CGIを利用する
16.2.6 PHPを利用する
16.2.7 バーチャルホスト
16.2.8 SSLの利用
16.3 Apacheの運用
16.3.1 Apacheのログ管理
16.3.2 Webalizer
17 SSH
17.1 OpenSSHの設定
17.1.1 ホスト認証とユーザー認証
17.1.2 SSHサーバの設定
17.1.3 libwrapによるアクセス制限
17.2 OpenSSHの利用
17.2.1 SSHクライアントの利用
17.2.2 公開鍵認証の利用
17.2.3 ポートフォワーディング
18 FTPサーバ
18.1 vsftpdの設定
18.1.1 vsftpdの基本設定
18.1.2 vsftpdの起動
18.1.3 vsftpdの活用
19 Samba
19.1 Sambaの概要
19.1.1 Microsoftネットワークの仕組み
19.1.2 Sambaの機能
19.2 Sambaの設定と運用
19.2.1 Sambaサーバの設定
19.2.2 Sambaサーバの起動と終了
19.2.3 ユーザーアカウントの管理
19.2.4 Windowsドメインとの連携
19.2.5 CentOSからWindowsへの接続
20 NFS
20.1 NFSの概要
20.2 NFSの設定と運用
20.2.1 portmapのアクセス制御
20.2.2 NFSとファイアウォール
20.2.3 NFSサーバの設定
20.2.4 NFSクライアント
20.2.5 NFSを利用する際の注意点
20.2.6 オートマウント
20.3 NFSとKerberos認証
20.3.1 Kerberos 5認証システム
20.3.2 Kerberosの基礎知識
20.3.3 Kerberosの設定
21 キャッシュサーバ Squid
21.1 Squidの設定と運用
21.1.1 Squidの設定
21.1.2 キャッシュサーバの設定
21.1.3 Squidのログの管理
21.1.4 cachemgr.cgiの利用
22 LDAPサーバ
22.1 LDAPの概要
22.1.1 LDAPとディレクトリサービス
22.1.2 エントリとDIT
22.1.3 LDIF
22.2 LDAPサーバの設定と運用
22.2.1 OpenLDAPサーバの設定
22.2.2 LDAPクライアントコマンド
22.2.3 LDAPでのユーザー認証
22.2.4 マイグレーションツール
22.3 LDAPによる認証統合
22.3.1 Apache Webサーバとの連携
22.3.2 Sambaサーバとの連携
COLUMN
標準入出力
touchコマンド
デフォルトのパーミッション
SUIDとSGID
vimtutorを使う
ディレクトリとフォルダ
FHS-Filesystem Hierarchy Standard
manの原文と日本語訳
bashにおけるファイル名のパターンマッチ(ワイルドカード)とメタキャラクタ
GUI環境のゴミ箱とごみ箱
/bootを別パーティションに分割する必要があるケース
カーネルと新しいデバイス
設定ファイルの配置
rootユーザーのホームディレクトリ
ドットファイル
lost+foundに何か入っていたら・・・
プロンプトの視認性を向上させる方法
/var/spool/mailと/var/mail
デバイスの名前と順序
CD/DVDドライブをGUIでリモートから操作する
cdrecordとデバイスと2.6系カーネル
rsyncとssh
ipcalc
デフォルトのファイアウォール設定
グループパスワードのリスク
ユーザー名やグループ名に関する考察
システム設定ファイルの編集
RPMデータベースの修復
ソースRPMパッケージからバイナリRPMパッケージを作成する方法
rpmコマンドによる署名の確認
グループ単位でのインストール
GRUBのパスワード設定
LVMのスナップショット機能
RAID構成ディスクに障害が発生したら
crontabコマンドの利用制限
テキストブラウザw3m
IPv6のアドレス
第三者中継(オープンリレー)のチェック
システムアカウントとメールアカウント
ブラックリスト、ホワイトリスト、グレイリスト
メール専用アカウント
手動でWebサーバと通信する
mpm-worker
FTPクライアントコマンドlftp
map to guestパラメータ
バックエンドデータベースの変更
NetBIOSでの名前解決
シャットダウン/リピート時のNFSのアンマウント
ディレクトリサービスとデータベース
パスワードの閲覧制限
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 052 「ファイルのコピー」実行例 |
3刷 | 未 |
|
2009.08.11 | ||||
1刷 | 298 「必要なディレクトリやログファイルの作成」実行例 |
3刷 | 未 |
|
2009.09.03 | ||||
1刷 | 373 コード内「#」下から5つめ |
3刷 | 未 |
|
2010.04.21 | ||||
1刷 | 374 コード内3行目 |
3刷 | 未 |
|
2010.04.21 | ||||
1刷 | 395 「Postfixの起動」実行例 |
3刷 | 未 |
|
2009.09.03 |