株式会社クイープ 翻訳
株式会社クイープ 原著
Hal Fulton 著
豊田 祐司 監修
本書には“Rubyによるプログラミング”のすべてが詰まっています。初めてRubyに触れるユーザーはもちろん、上級者をも納得させるに足る情報量と質に圧倒されてください。とはいえ単に情報が多いだけではありません。見事なくらいコンパクトにまとめられ、まさに今、Rubyプログラマにとって“必要十分”な内容が詰まっているのです。
(Ruby version 1.9.0対応)
Chapter 1 Rubyの概要
1.1 オブジェクト指向の概要
1.2 Rubyの基本構文と意味
1.3 RubyのOOP
1.4 Rubyの動的な側面
1.5 直感を鍛える:覚えておくべきこと
1.6 Rubyのジャーゴンとスラング
1.7 まとめ
Chapter 2 文字列の操作
2.1 通常の文字列の表現
2.2 代替表記による文字列の表現
2.3 ヒアドキュメントの使用
2.4 文字列の長さの取得
2.5 行単位の処理
2.6 バイト単位の処理
2.7 特殊な文字列の比較
2.8 文字列のトークン化
2.9 文字列の書式設定
2.10 IOオブジェクトとしての文字列の使用
2.11 大文字と小文字の操作
2.12 部分文字列の取得と設定
2.13 文字列内の置換
2.14 文字列の検索
2.15 文字とASCIIコード間の変換
2.16 暗黙的な変換と明示的な変換
2.17 文字列への追加
2.18 末尾の改行やその他の文字の削除
2.19 文字列からのホワイトスペースの削除
2.20 文字列の繰り返し
2.21 文字列への式の埋め込み
2.22 文字列の遅延補間
2.23 コンマ区切りのデータの解析
2.24 文字列から数字(10進数など)への変換
2.25 rot13テキストのエンコーディングとデコーディング
2.26 文字列の暗号化
2.27 文字列の圧縮
2.28 文字列の文字数のカウント
2.29 文字列の反転
2.30 重複文字の削除
2.31 特定の文字の削除
2.32 特殊文字の出力
2.33 後続文字列の生成
2.34 32ビットCRCの計算
2.35 文字列のMD5ハッシュの計算
2.36 2つの文字列間のレーベンシュタイン距離の計算
2.37 base64文字列のエンコーディングとデコーディング
2.38 文字列のエンコーディングとデコーディング(uuencode/uudecode)
2.39 タブ文字の展開と圧縮
2.40 テキストの行の折り返し
2.41 まとめ
Chapter 3 正規表現
3.1 正規表現の構文
3.2 正規表現のコンパイル
3.3 特殊文字のエスケープ
3.4 アンカーの使用
3.5 数量子の使用
3.6 先読み
3.7 後方参照へのアクセス
3.8 文字クラスの使用
3.9 拡張正規表現
3.10 改行とドットのマッチング
3.11 埋め込み部分式の使用
3.12 埋め込みオプションの使用
3.13 RubyとOniguruma
3.14 正規表現の例
3.15 まとめ
Chapter 4 Rubyの国際化
4.1 背景情報と用語
4.2 ASCII以後のコーディング
4.3 メッセージカタログの使用
4.4 多言語化された文字列
4.5 まとめ
Chapter 5 数値計算
5.1 Rubyの数値表現
5.2 基本的な演算
5.3 浮動小数点数値の丸め
5.4 浮動小数点数の比較
5.5 数値の出力書式の設定
5.6 コンマによる数値の書式設定
5.7 大きな整数の操作
5.8 BigDecimalの使用
5.9 有理数値の操作
5.10 行列の操作
5.11 複素数の操作
5.12 mathnの使用
5.13 素因数分解、最大公約数、最小公倍数
5.14 素数の操作
5.15 明示的な数値変換と暗黙的な数値変換
5.16 数値の型変換
5.17 ビットレベルの数値演算
5.18 基数の変換
5.19 立方根、4乗根などの計算
5.20 アーキテクチャのバイトオーダーの確認
5.21 定積分の数値計算
5.22 度、ラジアン、グラード単位の三角法
5.23 より高度な三角法
5.24 任意の底を持つ対数の計算
5.25 データセットの平均値、中央値、最頻値の計算
5.26 分散と標準偏差
5.27 相関係数の計算
5.28 乱数の生成
5.29 memoizeを使用したキャッシュ関数
5.30 まとめ
Chapter 6 シンボルと範囲
6.1 シンボル
6.2 範囲
6.3 まとめ
Chapter 7 時刻と日付の操作
7.1 現在の時刻の取得
7.2 (エポック以後の)時刻の操作
7.3 曜日の取得
7.4 復活祭の日付の取得
7.5 月のn番目の曜日の日付の取得
7.6 秒とそれよりも大きい単位との変換
7.7 エポックとの変換
7.8 うるう秒の操作:してはいけないこと
7.9 通年日の取得
7.10 日時の検証
7.11 暦週の取得
7.12 うるう年の確認
7.13 タイムゾーンの取得
7.14 時と分だけの操作
7.15 日付/時刻の値の比較
7.16 日付/時刻値への間隔の追加
7.17 2つの日付/時刻値の時間差の計算
7.18 (エポック以前の)日付の操作
7.19 時刻、日付、日時の相互変換
7.20 文字列からの日付/時刻値の取得
7.21 日付/時刻値の書式設定と出力
7.22 タイムゾーンの変換
7.23 月の日数の取得
7.24 月から週への分割
7.25 まとめ
Chapter 8 配列、ハッシュ、そのほかの列挙可能オブジェクト
8.1 配列の操作
8.2 ハッシュの操作
8.3 列挙可能オブジェクトについて
8.4 まとめ
Chapter 9 高度なデータ構造
9.1 集合の操作
9.2 スタックとキューの操作
9.3 ツリーの操作
9.4 グラフの操作
9.5 まとめ
Chapter 10 I/Oとデータストレージ
10.1 ファイルとディレクトリの操作
10.2 高水準のデータアクセスの実行
10.3 KirbyBaseの使用
10.4 外部データベースへの接続
10.5 まとめ
Chapter 11 RubyにおけるOOPと動的機能
11.1 一般的なOOPタスク
11.2 高度なテクニック
11.3 動的な機能の操作
11.4 まとめ
Chapter 12 Rubyのスレッド
12.1 スレッドの作成と操作
12.2 スレッドの同期
12.3 まとめ
Chapter 13 スクリプティングとシステム管理
13.1 外部プログラムの実行
13.2 コマンドラインのオプションと引数
13.3 Shellライブラリ
13.4 環境変数へのアクセス
13.5 Windows環境でのスクリプティング
13.6 Windows One-Click Installer
13.7 知っておく必要があるライブラリ
13.8 ファイル、ディレクトリ、ツリーの操作
13.9 その他のスクリプティングタスク
13.10 まとめ
Chapter 14 Rubyとデータフォーマット
14.1 REXMLによるXMLの解析
14.2 RSSとAtomの操作
14.3 RMagickによるイメージデータの操作
14.4 PDF::WriterによるPDFドキュメントの作成
14.5 まとめ
Chapter 15 テストとデバッグ
15.1 Test::Unitによるテスト
15.2 ZenTestツール
15.3 Rubyデバッガの使用
15.4 コードカバレッジの確認
15.5 パフォーマンスの確認
15.6 オブジェクトのプリティプリント
15.7 まとめ
Chapter 16 コードのパッケージ化と配布
16.1 RDocの使用
16.2 インストールとパッケージ化
16.3 RubyForgeとRuby Application Archive
16.4 まとめ
Chapter 17 ネットワークプログラミング
17.1 ネットワークサーバー
17.2 ネットワーククライアント
17.3 まとめ
Chapter 18 RubyとWebアプリケーション
18.1 RubyでのCGIプログラミング
18.2 RubyとWebサーバー
18.3 まとめ
Chapter 19 分散Ruby
19.1 概要:drbの使用
19.2 ケーススタディ:株式指標シミュレーション
19.3 Rinda:Rubyタプル空間
19.4 分散Rubyによるサービス発見
19.5 まとめ
Chapter 20 Rubyの開発ツール
20.1 RubyGemsの使用
20.2 Rakeの使用
20.3 irbの使用
20.4 riユーティリティ
20.5 エディタのサポート
20.6 統合開発環境(IDE)
20.7 まとめ
Appendix A Appendix
A.1サンプルコードのワークアラウンド
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