Windowsでできる小さな会社のシステム管理・運営ガイド(橋本 和則)|翔泳社の本
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Windowsでできる小さな会社のシステム管理・運営ガイド


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798115559
定価:
2,200(本体2,000円+税10%)
仕様:
A5・280ページ
カテゴリ:
ネットワーク・サーバ
キーワード:
#ネットワーク・サーバ・セキュリティ,#データ・データベース,#システム運用,#Web・アプリ開発

専門家じゃなくても、この1冊で大丈夫!
「なんとなくシステム管理者」のための、知って楽する指南書!

本書は、「なぜか会社のシステム担当者」のための本です。専門的な知識があるわけでもないのに、プリンタやパソコンの購入・設置から日々蓄積されていくデータの管理まで、会社のシステム全般の運営・管理を任されてしまった皆さん、心配することはありません。他に頼れる人がいなくても、本書で紹介しているテクニックを活用すれば「コストを抑えたシステム構築」「システム管理者自身の負担軽減」を実現できます。

Chapter 01 システム管理者に求められるもの

1-1 変革するシステムに対応すべき「システム管理者」
  「なんとなくシステム管理者」に要求されるもの
  必要に迫られる「Windows XPとWindows Vistaの混在環境」でのシステム管理
  システム管理者の仕事、それは「データファイル」の管理
1-2 これからのシステム管理に求められるもの
  柔軟性と将来性のあるWindows OS環境と管理
  Column システム管理者として考えたい「入り口」の違い
  安全性と利便性を考えたデータとバックアップ/メール管理
  快適なオペレーティング環境の構築とアプリケーション
  トラブルのないシステムを作るためのハードウェア
  セキュアで管理しやすいネットワーク構築
  必要最低限かつ柔軟性のあるセキュリティ環境の構築
1-3 Windows OSの操作/設定を行う際の前提設定
  Windows OSの操作/設定の前準備
  コントロールパネルをクラシック表示にする
  ファイルの拡張子を表示する
  圧縮ファイル解凍&圧縮ファイル作成ツール「Lhaplus」のインストール
  本書の記述

Chapter 02 XPとVistaが混在する環境を考慮したOS管理

2-1 Windows XPとWindows Vistaの操作体系を揃える
  Windows XPとWindows Vistaの操作性の違いをなくす設定
  ドキュメントターゲットの名称の違いを知る
  データフォルダ管理も大幅に変更されたWindows XPとWindows Vista
  エクスプローラでメニューバーを常に表示―Windows Vista
  [スタート]メニュー内に「ファイル名を指定して実行」を表示―Windows Vista
  クイック起動の表示―Windows XP
  エクスプローラにアドレスバーとステータスバーを表示する―Windows XP
  Windowsの終了操作
2-2 Windows XPとWindows Vistaの双方が使えるシステム管理「仮想PC」
  1台のパソコンで複数のWindows OSを管理できる「仮想PC」
  仮想PCの活用場面とメリット
  仮想PCの動作に求められるハードウェア
2-3 安全性を確保するためのシステムとデータの分離
  システムドライブによるデータ管理の危険性
  システム(Windows OS)とデータを分離した管理
  OSバックアップとシステムドライブ管理
  システムとデータを分離するためのアプローチ
  ハードディスク領域を分割するためのアプローチ
2-4 OSバックアップ
  システム管理に役立つOSバックアップの理由
  「Complete PCバックアップ」によるOSバックアップ― Windows Vista Business/Enterprise/Ultimate
  Column ハードディスクを2つ搭載するマシンでのOSバックアップ
  Column 市販OSバックアップソフトでのOSリカバリ
2-5 Windows XPとWindows Vistaのフォント体系を揃える
  文字の形が違うWindows Vistaとそれ以前のOS
  (1)Windows XPのフォント(JIS90)をWindows Vista相当のフォント(JIS2004)にする
  (2)Windows Vistaのフォント(JIS2004)をWindows XP相当のフォント(JIS90)にする
  (3)フォントパッケージをインストールしないで解決する方法
  Column フォントの豆知識「Pアリ」と「Pナシ」
2-6 ハードディスク領域とドライブ文字の動作
  「ディスクの管理」からハードディスクの領域を変更する
  新しい領域を作成するには
  Column ファイルフォーマット選択における「NTFS」と「FAT」の違い
  Column プライマリパーティションと拡張パーティション
  ドライブ文字を変更するには
  ハードディスク領域のサイズを縮小、領域を分割するには―Windows Vista
  Column Windows XPで領域縮小や領域分割を行うには

Chapter 03 データ管理とメディア、バックアップ

3-1 安全性とバックアップを考えたデータの移動とまとめ方
  データの安全性を考えたデータフォルダの設定
  データフォルダの最適な移動先は?
  「移動すべきデータフォルダ」と、管理を考えたデータのまとめかた
  バックアップまで考えたデータフォルダの管理
3-2 データフォルダの移動
  データフォルダの移動とフォルダロケーション
  Windows Vistaにおける各種データのフォルダロケーションの移動
  Windows XPにおけるデータフォルダの移動
  レジストリエディタによるフォルダロケーションの移動―Windows XP
  Tweak UIによるデータフォルダの移動―Windows XP
3-3 メールデータの移動
  メールデータの保存場所を移動する
  Outlook Expressのメールデータの移動
  Windowsメールのメールデータの移動
  Outlook 2003/2007のメールデータの移動
3-4 データのバックアップオペレーティングと効率化テクニック
  バックアップの意味と意義
  Column バックアップしやすいデータの状態
  コピーバックアップ(生データのコピーバックアップ)
  圧縮バックアップ
  圧縮バックアップ(+パスワード)の作成手順
  圧縮ファイル作成ツールで「圧縮バックアップ+パスワード」を効率よく行う
3-5 データファイルのリカバリと復元
  データのリカバリは「バックアップから」が前提
  履歴的にデータファイルを遡れる「シャドウコピー」―Windows Vista Business/Enterprise/Ultimate
  シャドウコピーを利用したデータファイルの復元手順
  Column 削除したファイルを復元する―「Data Recovery」利用のススメ
3-6 各種メディアとバックアップ
  ビジネス現場で選択すべき「メディア」とは?
  フロッピーディスク
  Column ワープロ専用機のデータをどうにかしたい!
  USBメモリー
  旧型磁気メディア(MO/PD/ZIP/JAZ)
  フラッシュメモリーメディア
  光学メディア(CD-R/RW、DVD±R/RWメディア)
  Column バックアップと光学メディア
  外付けハードディスク
  ネットワーク上にあるパソコンのハードディスク
  2台目のハードディスク
  Column ハードディスクへのバックアップはあくまでも「一時バックアップ」
  会社外にバックアップを置きたいときに役立つインターネットストレージ
3-7 メール管理テクニック
  ビジネスマナーとメール管理
  メールの基礎知識とマナー
  Column 回線プロバイダのメールアドレスは使わない
  複数の場所でメールを受信するテクニック
  複数の場所からメールを送るテクニック
  受信メールを任意のフォルダに仕分けるテクニック(メッセージルール)
3-8 携帯電話とメールデータ
  携帯電話とビジネスメール
  ビジネスメールを携帯メールで着信―プロバイダ設定
  ビジネスメールを携帯メールで着信―メーラー設定
  携帯電話のメールやアドレスを管理する

Chapter 04 アプリケーション管理とバージョン混在環境下のオペレーティング

4-1 アプリケーションの入手とコスト軽減
  アプリケーションの購入方法
  「アップグレード版」購入のコツ
  アプリケーションの優待/乗り換え購入
  マイクロソフト社製のOSを購入する際のコツ
  活用したいフリーウェア/シェアウェアとセキュリティへの脅威
  Column フリーウェア/シェアウェア導入時のメッセージはよく読む
4-2 アプリケーション/オペレーティング環境を整える
  データアクセスのためのアプリケーション/オペレーティング環境を整える
  データファイルをダブルクリックしたときに開くアプリケーションを変更する
  「送る」メニューにアイテムを登録
  特殊フォルダをデスクトップに表示させる
  デスクトップの文字サイズを変更する
4-3 旧アプリケーションを利用するための方法
  コスト削減のために旧アプリケーションを利用する
  アップデートによる解決
  互換性設定による解決
  仮想PCによる互換性の確保
4-4 Microsoft Officeにおける互換性の確保と賢い管理
  変更されたMicrosoft Officeのデータ形式
  Microsoft Office 2003/XP/2000で2007形式のファイルを読み書きできるようにする
  Microsoft Office 2000における2007形式のファイル読み込み
  ビジネス現場で問題になるMicrosoft Officeの操作性の違い
  意外と知られていない「複数利用OK」のMicrosoft Officeライセンス
  1台のパソコンで複数のバージョンのMicrosoft Officeを共存させる
  Windows Vistaで2003までのMicrosoft Officeは大丈夫??
  Column システム管理者にオススメしたい「Office IMEをインストールしない」管理
  Column Microsoft Office 2007でPDFを作成する
4-5 圧縮ファイルの解凍
  システム管理者に必要な圧縮ファイルの解凍とオペレーティング
  圧縮ファイルの形式
  エクスプローラでZIPファイルを解凍する
  さまざまな圧縮形式に対応する圧縮ファイル解凍ツール
  Column 圧縮ファイル解凍ツールは必ず最新版を利用する

Chapter 05 システムアップグレードとハードウェア管理

5-1 パソコンの基本構造とマザーボード
  パソコンの基本構造
  バス形状と拡張機器
  Column ボードを装着しなくなったマザーボード
  マザーボードを設定するためのBIOS設定
  パソコンに不要な機能やポートを閉じる設定
  Column 機器と相性問題を解決するマザーボードのBIOSアップデート
5-2 電源ユニットとシステム管理
  電源ユニットとトラブル
  Column 電源ユニットのトラブル
  電源ユニットとパーツの接続
  電源ユニットの規格と交換
5-3 各種機器を選択する際のポイント
  機器を選択する際のポイントとは
  プリンタの選択とポイント
  複合機の選択
  Column プリンタの紙詰まりを軽減する紙のさばきかた
  液晶ディスプレイの選択
  Column HDMI端子と「HDCP」について
5-4 パソコン内部のパーツアップグレード
  フロッピーディスクドライブとその重要性
  メモリー増設と注意点
  メモリーの安全性をチェックする
  Column メモリーが正常に動作していないと
  ビデオカードの選択
  LANボードのアップグレード
  CPUのアップグレード
  光学ドライブの選択
5-5 ハードディスクの増設とポイント
  ハードディスクの増設
  ハードディスクの商品選択
  Column IDEハードディスクとシリアルATAハードディスクの混在
  内蔵IDEハードディスクの増設
  シリアルATAハードディスクの増設

Chapter 06 ビジネス現場でのネットワーク管理と機材

6-1 ネットワーク環境の構築
  ネットワークとは
  ネットワークに必要な機材
  ルーターの機能と役割
  Column ネットワーク用語不統一の問題
  小さな会社に効果的な「ハブ」の活用
  Column ネットワークスピードも改善できる「ハブ」
  ルーターの混在環境の解決
6-2 ネットワークにおけるファイルの共有設定
  Windows XP Home Editionだけ異なる、ファイルの共有設定
  Windows XP Professionalでユーザーアクセス制限を行うための前準備
  フォルダの共有設定(ホスト)
  共有フォルダにおけるアクセス許可の設定
  Column Windows XP Home Editionのフォルダの共有設定
  クライアントからホストにアクセスする
  コンピュータ名の設定
6-3 ユーザーアカウントとOS操作権限
  システム管理のためのユーザーアカウント設定
  アカウントの種類とWindows XPとWindows Vistaにおける表記の違い
  ビジネス現場でアカウントの種類の使い分けは必要か?
  新しいユーザーアカウントを作成する
  ユーザーアカウントのパスワード設定/変更
  UAC(User Account Control)の意味と設定―Windows Vista
  自動的にログオンを行う
6-4 リモートOS/リモートアプリケーションコントロール
  リモートコントロールとは
  Column 余ったパソコンの活用とリモートコントロール
  リモートデスクトップホストの設定―Windows XP Professional/Windows Vista Business/Enterprise/Ultimate
  リモートデスクトップに接続(クライアント側の設定)
  Column 「ネットワークサーバー」とは

Chapter 07 ビジネス現場でのセキュリティ設定

7-1 これだけはやっておこう!最低限のセキュリティ設定
  アンチウィルスソフトの導入
  アップデートの実行
  オープンにするネットワークは必要最低限に
7-2 オペレーティング上で気をつけるセキュリティ
  セキュリティの脅威はオペレーティングでほとんど防げる
  拡張子を認識してファイルを開く
  アプリケーションの入手と実行
  メールを扱う際のセキュリティ
  インターネットブラウズで気をつけること
7-3 セキュリティに有効な設定と管理
  セキュリティに有効な設定とは
  データファイルにパスワードをかける
  Windows OSの自動アップデート
  ユーザーにパスワード設定をする
  数分間にパソコンを離れたらデスクトップをロックする
  Column ロック中の作業進行について
  情報漏えいや不正アクセスにさらに対応する「BitLocker」―Windows Vista Ultimate
  USBメモリーなどの外付け記憶デバイスを不許可にする設定―Windows Vista Business/Enterprise/Ultimate
  Windows Vista/Windows XPでUSBメモリー関連のセキュリティを構築する

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感想・レビュー

そのげる さん

2009-10-12

システム管理者が一番重視しないといけないのはかけがいのないデータをいかに守るか

タッタカ さん

2008-05-24

XP・VISTA併用環境下のシステム管理等について、実際に中小企業で生じやすい事例などを紹介して興味が持てた