本書は、国家資格、3級ファイナンシャル・プランニング技能検定の学習参考書です。
・-やさしい語り口でていねいに説明しているので、無理なく最後まで読み通せます。
・-一つのテーマについての解説が終わると、関連する問題を解いて理解を確認できます。
・-最低限知っておかなければならないポイントをキーセンテンスでまとめているので、無理なく頭に入ります。
・-学科試験と実技試験(個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務)に対応しています。
・-平成20年度法令改正に対応しています。
Chapter 1 ライフプランニングと資金計画
1-1 ファイナンシャル・プランニングとは
FPとは何か
ファイナンシャル・プランニングと倫理
ファイナンシャル・プランニングと関連法規
1-2 ライフプランニングの考え方・手法
ライフプランニングの意義と目的
ライフプランニングのプロセス
1-3 住宅取得資金計画
住宅取得の考え方
自己資金を準備する方法
住宅ローンの仕組みと種類
1-4 教育資金計画
教育資金準備の考え方
教育資金準備に利用される商品
教育ローンと奨学金
1-5 リタイアメントプランニング
リタイアメントプランニングの考え方
1-6 ローンとカード
クレジットカードの仕組みと留意点
新たな決済手段も普及
1-7 社会保険制度の全体像をつかむ
社会保険制度とは
社会保険制度には社会保険と労働保険などがある
1-8 医療保険制度等
国民全員が加入を義務付けられている
健康保険は会社員が加入する
国民健康保険は自営業者等が加入する
退職後の医療保険も強制加入
介護保険は40歳以上の国民全員が加入する
後期高齢者医療制度は75歳以上の人が対象
1-9 労働保険
労災保険は全従業員が加入する
雇用保険は週20時間以上働く人が加入する
1-10 公的年金制度
公的年金制度の全体像をつかむ
老齢給付は老齢基礎年金と老齢厚生年金が基本
障害給付には障害基礎年金と障害厚生年金がある
遺族給付には遺族基礎年金と遺族厚生年金がある
離婚時の年金分割制度がスタート
公的年金は請求しないと受給できない
1-11 その他の年金制度
私的年金は企業年金と個人年金に分類される
企業年金は公的年金の上乗せ
個人年金等
1-12 年金と税金
公的年金等の範囲
年金の税務上の取扱い
Chapter 2 リスク管理
2-1 保険はリスクマネジメントの方法の1つである
リスクコントロールとリスクファイナンシング
保険業の全体像をつかむ
契約者保護の仕組みと保険責任の範囲を知る
2-2 生命保険の仕組みと特徴をつかむ
生命保険は人の生死で分けられる
保険は主契約と特約から構成される
保険料の決まり方と払い方
保険金・給付金が受け取れないとき
2-3 生命保険商品を分類して特徴をつかむ
死亡リスクに備える保険
病気、けがのリスクの備える保険
老後(長生き)リスクに備える保険
手軽に加入できる簡保と共済
多様なニーズに応える最近の商品
2-4 生命保険と税金のかかわりを知る
個人契約の生命保険と税金のかかわり
法人契約の生命保険と税金のかかわり
2-5 損害保険の仕組みと特徴をつかむ
損害保険は実損払い
損害保険とかかわりが深い法律
2-6 損害保険商品を分類して特徴をつかむ
火災保険と地震保険の種類と補償範囲
自賠責保険と自動車保険(任意保険)の種類と補償範囲
損害保険は定額払い
賠償責任保険の種類と補償範囲
2-7 損害保険と税金のかかわりを知る
個人契約の損害保険と税金のかかわり
法人契約の損害保険と税金のかかわり
Chapter 3 金融資産運用
3-1 金融・経済全体の流れをつかむ
経済指標を読む
景気は循環する
金利の動きを知る
3-2 貯蓄型金融商品~確実に利息で増える~
利息と利回りを計算する
貯蓄型金融商品の種類と特徴をつかむ
3-3 投資型金融商品~リスクはリターンの源~
相手が見える直接金融と見えない間接金融
3-4 投資型金融商品(1)債券
債券とは
債券のリスク
債券の分類
債券の決まりごと
債券の利回り計算
長期金利は国債の利回り
3-5 投資型金融商品(2)株式
株式とは何か
株主の権利
株式投資の手順と決まりごと
株式ミニ投資とは
投資指標を考えてみよう
市場全体の指標
3-6 投資型金融商品(3)投資信託
投資信託とは
投資信託の特徴
投資信託の仕組み
投資信託の分類
投資信託のチェックポイント
投資信託の売買の手順と決まりごと
上場している投資信託
3-7 投資型金融商品(4)外貨建て商品
円高と円安
TTSとTTB
外貨預金
3-8 マネーポートフォリオの考え方と手法
リスクが高いということは
分散投資の効果とは
3-9 金融商品と税金のかかわり
預貯金等にかかる税金
債券投資にかかる税金
株式投資にかかる税金
投資信託にかかる税金
平成20年度税制改正
3-10 投資者を保護する制度や法律を知る
預金保険制度とは
投資者保護基金
投資者を保護する法律
Chapter 4 タックスプランニング
4-1 所得税の考え方と仕組みを学ぶ
所得税の基本的な考え方を理解する
担税力を反映させるためのテクニック
所得に応じた課税方法がある
4-2 所得税の計算の流れをつかむ
所得税は分類して計算し、合計する
課税所得と非課税所得
4-3 10種類の所得に分類する
10種類の所得とは
(1)利子所得に必要経費はない
(2)配当所得は源泉徴収だけで申告しない場合もある
(3)事業所得は総合課税される
(4)不動産所得は不動産の貸付けによる所得である
(5)給与所得は年末調整で済むことも多い
(6)退職所得は申告分離課税である
(7)山林所得は申告分離課税である
(8)譲渡所得は資産によって扱いが異なる
(9)一時所得は2分の1のみ合算する総合課税
(10)年金などの雑所得は総合課税
青色申告制度により節税できる
4-4 課税標準額を算出する
課税標準額とは
赤字が出たら損益通算する
純損失の繰越控除
4-5 所得控除には14種類がある
所得控除は個人的な事情を勘案したもの
(1)雑損控除は繰越控除ができる
(2)医療費控除は申告が必要である
(3)社会保険料控除は支払った金額が対象
(4)小規模企業共済等掛金控除は支払った全額が対象
(5)生命保険料控除は2種類に分けて合算する
(6)地震保険料控除は支払った全額が対象
(7)寄付金控除は申告が必要
(8)障害者控除は27万円
(9)寡婦(夫)控除は27万円
(10)勤労学生控除は27万円
(11)配偶者控除は38万円
(12)配偶者特別控除は配偶者の所得により控除額が異なる
(13)扶養控除は扶養家族の区分により控除額が異なる
(14)基礎控除は一律38万円
4-6 税額を計算する
課税総合所得金額
分離課税される所得金額
4-7 税額控除をして納税額を計算する
税額から直接控除できる
配当控除は二重課税を調整するもの
住宅借入金等特別控除は入居年により取扱いが異なる
4-8 所得税の申告と納付について知る
源泉徴収制度は広く採用されている
確定申告とはどんな人が必要か
納付の時期と方法
4-9 個人住民税と個人事業税
個人住民税
個人事業税
Chapter 5 不動産
5-1 不動産とは
土地と建物は法律上別のものとして扱う
不動産にはいくつもの価格がある
5-2 不動産の取引
不動産に成立する権利を知る
不動産の登記制度をよく理解する
不動産売買取引のときに注意すること
宅地建物取引業法は消費者を保護している
5-3 不動産に関連するさまざまな法律
借地借家法は借地人、借家人を保護
建物の区分所有等に関する法律はマンション向け
都市計画法は主に都市の区域ごとの制約
建築基準法は建築物等に関する規制
国土利用計画法は土地についての規制
農地法は農地についての規制
5-4 不動産の税金
不動産に関連して課せられる税金
不動産を取得したときの税金
不動産を保有しているときの税金
不動産を売却したときの税金
5-5 不動産の有効活用
事業収支計画
土地の有効活用の手法
土地の有効活用の形態
5-6 不動産の証券化
不動産を証券化するメリット
不動産の証券化投資商品
Chapter 6 相続・事業承継
6-1 民法上の相続(1)相続人と相続分
相続とファイナンシャル・プランニング
相続とは
手続きのスケジュール
法定相続人はだれか
法定相続分はいくらか
相続したくないとき(承認と放棄)
6-2 民法上の相続(2)遺言と遺留分
遺言は法定相続分に優先する
遺留分は遺言に優先する
遺言がないときや遺言に財産の指定がないとき
遺産をどう分割するか
6-3 相続税の計算 Step1:各人の課税価格
相続税とは
相続税の計算の流れ
各人の課税価格計算の流れ
本来の相続財産
みなし相続財産
非課税財産
債務・葬式費用控除
生前贈与加算
相続時精算課税制度による贈与分の加算
6-4 相続税の計算 Step2:各人の相続税額
各人の相続税額を算出するまでの流れ
6-5 相続税の計算 Step3:各人の納付税額
各人の納付税額を算出するまでの流れ
相続税額の2割加算
税額控除
相続時精算課税制度による贈与税額の控除
6-6 贈与税は相続税の補完税である
贈与税と相続税
贈与とは
贈与税の計算(1)暦年贈与
贈与税の計算(2)相続時精算課税制度
6-7 相続税・贈与税の申告・納付
納税義務者には区分がある
申告・納付の期限
納付は金銭一括が原則
6-8 財産の評価額を計算する
相続開始時や贈与時点の評価額で課税
土地(宅地)の評価額を計算する
建物・保険・金融商品等の評価額を計算する
株式等の評価額を計算する
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。
刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1刷 | 127 6行目 |
未 | 未 |
|
2008.08.06 | ||||
1刷 | 248 ●売買・交換の媒介(売買代金が400万円超)の場合 |
未 | 未 |
|
2008.08.01 | ||||
1刷 | 254 「・準都市計画区域」の説明の2行目 |
未 | 未 |
|
2008.08.06 | ||||
1刷 | 254 図「指定区域」中の「準都市計画区域」の説明 |
未 | 未 |
|
2008.08.06 | ||||
1刷 | 325 7行目 |
未 | 未 |
|
2008.11.27 |