株式会社トップスタジオ 翻訳
株式会社トップスタジオ 原著
Wendell Odom 著
シスコシステムズ合同会社 監修
世界中のネットワーク技術者から支持を得ている『CISCO PRESS シスコ技術者認定公式ガイド』シリーズに「CCNA」対応書籍が登場です。ネットワーク技術者にとって必須の資格と言ってもいい、シスコシステムズ社による認定資格「CCNA」ですが、2007年6月プログラムの改訂が発表されました。日本でも2007年12月から開始が予定されている新プログラムでは試験範囲が大幅に変更され、より幅広く実践的な知識を必要とする内容になっています。また、それに伴ってエントリー向けの認定資格「CCENT」が新設されるなど、認定プログラム全体にまで変更は及んでいます。
本書は新プログラム対応試験「ICND2 編(試験番号640-816J)」完全対応したシスコシステムズ社公式の試験対策書です。各章は、試験のトピックごとの解説と練習問題のほかに「自己診断テスト」が1セットになっています。はじめに「自己診断テスト」をチェックすれば、章の内容をどれだけ把握しているかをあらかじめ確認でき、効率の良い勉強ができるようになっています。
はじめに:認定資格試験の概要と試験に合格する方法
■目標と方法
■CCNA試験の形式
■CCNA試験の出題範囲
■CCNA試験のトピック
■ICND1コースとICND2コースの概要
■『シスコ技術者認定公式ガイド CCENT/CCNA【ICND1】編』と『シスコ技術者認定公式ガイド CCNA【ICND2】編』について
■受験手続き
■本書の構成
■ICND2(640-816)試験準備に本書を利用する方法
■CCNA 640-802J試験の準備に本書のシリーズを利用する方法
■ICND1試験のトピック
■ICND2試験のトピック
■疑問がある場合は
Part 1 LANスイッチング
第1章 バーチャルLAN
第1章 自己診断テスト
■バーチャルLANの概念
ISLおよび802.1Qによるトランキング
IPサブネットとVLAN
VLANトランキングプロトコル(VTP:VLAN Truking Protocol)
■VLANおよびVLANトランキングの設定と検証
VLANと作成とアクセスVLANのインターフェイス割り当て
VLANトランキングの設定
VLANおよびトランキングのセキュリティ
■VTPの設定と検証
VTPの使用法:サーバおよびクライアントの設定
デフォルトVTP設定を変更する場合の注意事項
VTP使用の回避:トランスペアレントモードの設定
VTPのトラブルシューティング
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第2章 スパニングツリープロトコル
第2章 自己診断テスト
■スパニングツリープロトコル(IEEE 802.1d)
スパニングツリーの必要性
IEEE 802.1dスパニングツリーが実行すること
スパニングツリーが機能する仕組み
オプションのSTP機能
■高速STP(IEEE 802.1w)
RSTPのリンクタイプとエッジタイプ
RSTPのポートの状態
RSTPポートの役割
RSTPの収束
■STPの設定と確認
STPの複数のインスタンス
スパニングツリートポロジに影響を与える設定オプション
デフォルトのSTPの動作の確認
STPポートコストとスイッチプライオリティの設定
PortFastとBPDUガードの設定
EtherChannelの設定
RSTPの設定
■STPのトラブルシューティング
ルートスイッチの特定
非ルートスイッチのルートポートの特定
各LANセグメントの指定ポートの特定
STP収束
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第3章 LANスイッチングのトラブルシューティング
第3章 自己診断テスト
■汎用のトラブルシューティング手法
ネットワークの正常な動作の分析と予測
問題の特定
ルートコーズの分析
実世界と試験の対比
■LANスイッチングデータプレーンのトラブルシューティング
LANスイッチの正常な転送処理の概要
ステップ1:CDPを使ったネットワークダイアグラムの確認
ステップ2:インターフェイスの問題の特定
インターフェイスの速度とデュプレックスモードの問題
ステップ3:フィルタリングおよびポートセキュリティの問題の特定
ステップ4:VLANおよびトランキングの問題の特定
データプレーンのトラブルシューティング例
■LANスイッチングデータプレーンの正常な動作の予測
VLAN1におけるPC1のブロードキャスト
転送パス:R1からPC1へのユニキャスト
試験対策
キーポイントの復習
Part 2 IPルーティング
第4章 IPルーティング:スタティックルートと接続ルート
第4章 自己診断テスト
■IPのルーティングとアドレッシング
IPルーティング
IPアドレッシングとサブネット化
DNS、DHCP、ARP、ICMP
フラグメンテーションとMTU
■直接接続サブネットへのルート
セカンダリIPアドレッシング
ゼロサブネットへの接続ルートのサポート
ルータでのISLおよび802.1Qの設定
■スタティックルート
スタティックルートの設定法
拡張pingコマンド
スタティックなデフォルトルート
デフォルトルートについてのまとめ
クラスレスおよびクラスフルルーティング
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第5章 VLSMと経路集約
第5章 自己診断テスト
■VLSM
クラスレスおよびクラスフルルーティングプロトコル
VLSMオーバーラッピングサブネット
VLSM設計におけるサブネット化の方式
既存設計への新規サブネットの追加
VLSMの設定
■手動操作による経路集約
経路集約の概念
経路集約の戦略
■自動サマライズと不連続クラスフルネットワーク
自動サマライズの実行例
不連続クラスフルネットワーク
自動サマライズのサポートと設定
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第6章 IPアクセスコントロールリスト
第6章 自己診断テスト
■標準IPアクセスコントロールリスト
IP標準ACLの概念
標準IPアクセスリストの設定
■拡張IPアクセスコントロールリスト
拡張IP ACLの概念
TCPポート番号とUDPポート番号のマッチング
拡張IP ACLの概念
■ACL設定管理機能の拡張
名前付きIPアクセスリスト
シーケンス番号を利用したACLの編集
■その他のACLトピック
ACLによるTelnetアクセスとSSHアクセスの制御
ACLの実装に関する注意事項
リフレクシブアクセスリスト
ダイナミックACL
タイムベースACL
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第7章 IPルーティングのトラブルシューティング
第7章 自己診断テスト
■pingコマンドとtracerouteコマンド
ICMP(Internet Control Message Protocol)
tracerouteコマンド
■パケット転送プロセスのトラブルシューティング
ホストに関連するIPルーティングの問題の特定
ルータに関連するIPルーティングの問題の特定
■トラブルシューティングのツールとヒント
ホストのルーティングに関連するツールと観点
show ip routeの参照
インターフェイスのステータス
VLSMの問題
不連続ネットワークと自動サマライズ
アクセスリストのトラブルシューティングのヒント
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
Part 3 ルーティングプロトコルの設定とトラブルシューティング
第8章 ルーティングプロトコルの理論
第8章 自己診断テスト
■ダイナミックルーティングプロトコルの概要
ルーティングプロトコルの機能
内部ルーティングプロトコルと外部ルーティングプロトコル
各IGPの比較
アドミニストレーティブディスタンス
■ディスタンスベクタルーティングプロトコルの特徴
距離とベクタの概念
安定したネットワークにおけるディスタンスベクタの動作
ディスタンスベクタによるループ回避
ディスタンスベクタのまとめ
■リンクステートルーティングプロトコルの特徴
全ルータで同じ内容のLSDB構築
最適ルート探索へのダイクストラSPF計算の適用
リンクステートプロトコルによる収束
ディスタンスベクタプロトコルのまとめと相互比較
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第9章 OSPF
第9章 自己診断テスト
■OSPFプロトコルとその動作
OSPF隣接ルータ
OSPFのトポロジデータベース交換
IPルーティングテーブルの構築
階層的設計によるOSPFのスケーリング
■OSPFの設定
シングルエリアOSPFの設定
マルチエリアOSPFの設定
OSPFルータIDの設定
OSPFのHelloタイマーとDeadタイマー
OSPFのメトリック(コスト)
OSPFの認証
OSPFのロードバランシング
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第10章 EIGRP
第10章 自己診断テスト
■EIGRPの概念と動作
EIGRPネイバー
EIGRPトポロジ情報の交換
ルーティングテーブルにおける最適ルートの計算
EIGRPの収束
EIGRPのまとめとOSPFとの比較
■EIGRPの設定と検証
EIGRPの基本設定
EIGRPのメトリック、サクセサ(successor)
フィージブルサクセサ(feasible successor)
EIGRPの認証機能
EIGRPの最大パスとバリアンス
EIGRPメトリック計算の調整
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第11章 ルーティングプロトコルのトラブルシューティング
第11章 自己診断テスト
■ルーティングプロトコル関連のトラブルシューティングの概要
■ルーティングプロトコルを有効化したインターフェイス
EIGRPインターフェイスでのトラブルシューティングの事例
OSPFインターフェイスでのトラブルシューティングの事例
■ネイバー関係
EIGRPネイバー要件
OSPFネイバー要件
試験対策
キーポイントの復習
コマンドリファレンス
Part 4 ワイドエリアネットワーク
第12章 ポイントツーポイントWAN
第12章 自己診断テスト
■PPPの概念
PPPプロトコルフィールド
PPPリンク制御プロトコル(LCP:Link Contorol Protocol)
■PPPの設定
基本的なPPPの設定
CHAPの設定と確認
PAPの設定
■シリアルリンクのトラブルシューティング
レイヤ1の問題のトラブルシューティング
レイヤ2の問題のトラブルシューティング
レイヤ3の問題のトラブルシューティング
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第13章 フレームリレーの概念
第13章 自己診断テスト
■フレームリレーの概要
フレームリレーの標準
バーチャルサーキット
LMIとカプセル化タイプ
■フレームリレーのアドレッシング
フレームリレーのローカルアドレッシング
フレームリレーのグローバルアドレッシング
■フレームリレーに伴うネットワーク層の問題
フレームリレーのレイヤ3アドレッシング:すべてのフレームリレーDTEが含まれた1つのサブネット
フレームリレーのレイヤ3アドレッシング:VCごとに1つのサブネット
フレームリレーのレイヤ3アドレッシング:混合型のアプローチ
レイヤ3ブロードキャストの扱い
■フレームリレークラウドにおける速度と廃棄の制御
FECNとBECN
廃棄適性(DE)ビット
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
第14章 フレームリレーの設定とトラブルシューティング
第14章 自己診断テスト
■フレームリレーの設定と検証
フレームリレー設定のプランニング
フルメッシュネットワークでの単一IPサブネットの使用
カプセル化およびLMIの設定
フレームリレーのアドレスマッピング
各VCに1つのIPサブネットを割り当てた部分メッシュネットワーク
一部をフルメッシュ化した部分メッシュ接続のネットワーク
■フレームリレーのトラブルシューティング
フレームリレーのトラブルシューティングで推奨されるプロセス
アクセスリンクにおけるレイヤ1関連の問題(ステップ1)
アクセスリンクにおけるレイヤ2関連の問題(ステップ2)
PVC関連の問題とステータス(ステップ3)
フレームリレーのマッピング関連の問題(ステップ4)
エンドツーエンドのカプセル化(ステップ5)
サブネット番号のミスマッチ(ステップ6)
試験対策
キーポイントの復習
コマンドリファレンス
第15章 バーチャルプライベートネットワーク
第15章 自己診断テスト
■VPNの基礎
■IPsec VPN
IPsecの暗号化
IPsecの鍵交換
IPsecの認証とメッセージ整合性
ESPおよびAHセキュリティプロトコル
IPsecの実装に関する検討
■SSL VPN
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
Part 5 IPアドレス空間のスケーリング
第16章 ネットワークアドレス変換
第16章 自己診断テスト
■IPv4アドレスのスケーラビリティの考え方
CIDR
プライベートアドレッシング
■ネットワークアドレス変換の概念
スタティックNAT
ダイナミックNAT
■NATの設定とトラブルシューティング
スタティックNATの設定
ダイナミックNATの設定
NATオーバーロード(PAT)の設定
NATのトラブルシューティング
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
第17章 IPバージョン6
第17章 自己診断テスト
■グローバルユニキャストアドレッシング、ルーティング、サブネット化
グローバルな経路集約によるルーティングの効率化
IPv6アドレスの表記法
IPv6プレフィクスの表記法
グローバルユニキャストプレフィクスの割り当て例
各組織内におけるグローバルユニキャストIPv6アドレスのサブネット化
プレフィクス関連の用語
■IPv6プロトコルとアドレッシング
IPv6でのDHCP
IPv6ホストのアドレス割り当て
NDPを用いたデフォルトルータの検出
DNSサーバのIPアドレスの取得
IPv6アドレス
IPプロトコルのアドレッシングのまとめ
■IPv6ルーティングおよびルーティングプロトコルの設定
IPv6ルーティングプロトコル
IPv6の設定
■IPv6への移行オプション
IPv4/IPv6デュアルスタック
トンネリング
NAT-PTを用いたIPv4とIPv6間の変換
変換方式のまとめ
試験対策
キーポイントの復習
キーワードの定義
コマンドリファレンス
付録 A 10進数から2進数への変換表
用語集
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 065 表1-9 |
3刷 | 未 |
|
2009.05.08 | ||||||
1刷 | 199 図4-1 ARPテーブル名 |
3刷 | 未 |
|
2009.03.02 | ||||||
1刷 | 225 下から4行目 |
3刷 | 未 |
|
2009.03.03 | ||||||
1刷 | 227 図4-8 右上のアドレス |
3刷 | 未 |
|
2009.03.06 | ||||||
1刷 | 230 「ip default-networkコマンドを使用したデフォルトルート設定」9行目 |
3刷 | 未 |
|
2009.03.06 | ||||||
1刷 | 252 図5-3 ステップ2 |
3刷 | 未 |
|
2009.03.06 | ||||||
1刷 | 254 下から6行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.05 | ||||||
1刷 | 255 4~5行目 |
2刷 | 未 |
|
2008.12.05 | ||||||
1刷 | 258 例5-3 下から4行目 |
3刷 | 未 |
|
2009.03.09 | ||||||
1刷 | 264 下から5行目 |
3刷 | 未 |
|
2009.04.21 | ||||||
1刷 | 305 例6-8のキャプション |
未 | 未 |
|
2011.10.31 | ||||||
1刷 | 446 例9-5 2つ目のコマンド |
未 | 未 |
|
2011.10.19 | ||||||
1刷 | 451 表の下の本文6行目 |
未 | 未 |
|
2011.10.31 | ||||||
1刷 | 455 「表9-6」最後から2個目のコマンド |
2刷 | 未 |
|
2009.01.13 | ||||||
1刷 | 514 表11-3 5つ目のコマンド |
未 | 未 |
|
2011.10.19 | ||||||
1刷 | 525 表11-7 下から4つめの項目 |
未 | 未 |
|
2011.10.31 | ||||||
1刷 | 605 「カプセル化およびLMIの設定」2行目 |
未 | 未 |
|
2011.10.19 | ||||||
1刷 | 693 ステップ4、ステップ5 |
未 | 未 |
|
2011.10.19 | ||||||
1刷 | 698 ステップ4 |
未 | 未 |
|
2011.10.19 | ||||||
1刷 | 707 問題3 選択肢d |
未 | 未 |
|
2011.10.31 | ||||||
1刷 | 733 例17-1 6行目 |
未 | 未 |
|
2011.10.19 | ||||||
1刷 | 734 例17-1 下から8行目 |
未 | 未 |
|
2011.10.19 | ||||||
1刷 | 762 「CIR」2行目~最終行 |
未 | 未 |
|
2011.10.31 | ||||||
1刷 | 771 「公開鍵」最終行 |
未 | 未 |
|
2011.10.19 | ||||||
1刷 | 奥付 「監修者紹介」本文 |
2刷 | 未 |
|
2009.02.27 |