SE編集部 編集
本書は、ITエンジニアのための専門誌『開発の現場』において、業界のリーダー、エキスパートのみなさんに語っていただいた話をまとめたものです。自ら会社を興したリーダー、「○○と言えばこの人」という開拓者・先駆者、知る人ぞ知るタレント・・・いずれも現在の日本のソフトウェア/システム開発を牽引するプロフェッショナル達です。そのようにいまや名実ともにトップの存在として名を馳せている人たちにも、駆け出し時代の苦労や失敗、なかなかうまくいかなかった日々の悩みや当惑があります。そうした頃を振り返りつつ、どうしてこの仕事をやっていこうと思ったのか、ここへと突き動かしたものは何か、といった生身の姿を、みなさんが見せてくれています。
(「はじめに」より)
パート1 技術者としての誇りを胸に
榊原彰「やりたいことはやろう。いずれチャンスは巡ってくる」
平鍋健児「自分を語り、理解してもらうために売りとなる得意技と広い理解力を持とう」
ひがやすを「仕事を楽しく行うには多能性人間になること。そしてペイフォードで考えられること」
漆原茂「『実直な技術者』を目指していれば必ず実力も信頼もついてくる」
小野和俊「自分を活かせる分野を見極めて“ラストマン”への道を探れ」
梅田弘之「技術力で新しい何かを実現する喜びを体験し、次の世代に伝えてほしい」
パート2 失敗、挫折、試練を越えて
羽生章洋「いまの自分が会ったら思わず憧れてしまう10年後の自分を目指して頑張る」
萩本順三「『あいつバカじゃないか』って思われてもいいから、とにかく勉強しようと思った」
大西建児「いまにして知る、人との出会いの大切さ。いつまでも学ぶことに謙虚でいたい」
山本啓二「プログラミングができる人がフレームワークを考える」
市原俊治「お客さまと真摯に向き合い、自分が魂を込めたシステムを作りたい」
パート3 新しい時代を切り開く
鈴木雄介「インターネットを信じている。そしてその先にいる人を信じている」
河村嘉之「モノづくり大国ニッポンを支える技術者がもっと評価される仕事にしたい」
近藤秀和「日本発デファクトスタンダードを創りたい」
守安功「デキるエンジニアが一人いるだけでビジネスのアクティビティは大きく変わる」
パート4 素晴らしい仕事、魅力ある業界にするために
最首英裕「効率ばかりを追ってきた経営にモノづくりの現場から異議を」
細川努「真に価値あるソフトウェア開発を支えるのは“ものづくり”への情熱」
野津和也「ステップアップするには、身につけた技術を捨てる覚悟も必要」
内野弘幸「必要ならばとことん頑張って作る。そんな“エンジニア魂”が新しいマーケットを拓く」
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Yusuke Horimoto さん
2014-11-17
ITエンジニアというのは、みなIT技術が好きでその業界へとはいったのではないのですね。 今おかれている立場からにげずに、自分の頭で考えて行動してきた人たちのことばはどれも説得力がありました。 オープンソース、私も何か簡単なものからつくってみようかな。やる気をいただき感謝です。
atnb さん
2010-03-01
子供の頃からコンピュータが好きだった人と、何となくエンジニアになってしまった人と。大事なのは、なってからどうやって走るか。記事の編集の傾向もあるだろうが、淡々と冷静に、でも希望を持って働く人たち。態度だけでもこうありたい。
だいごろ さん
2009-10-18
色々なエンジニアの考えに触れる事が出来てよかった。やっぱり勉強し続けないとダメだなと思った。大変だ。