Rails Way(株式会社クイープ 株式会社クイープ 豊田 祐司 オビー・フェルナンデス)|翔泳社の本
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Rails Way

翻訳
原著
監修

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798116990
定価:
5,940(本体5,400円+税10%)
仕様:
B5変・640ページ
カテゴリ:
プログラミング・開発
キーワード:
#プログラミング,#開発環境,#開発手法,#Web・アプリ開発

“Ruby on Rails”を極めたければ、これを読め

本書は、Webアプリケーション開発のデファクトスタンダードになりつつあるRailsを使用し、高品質なアプリケーション構築するための包括的なノウハウを提供するRuby on Rails開発者向け専門ガイドブックです。Railsによる開発のパイオニアであるObie Fernandez(と彼のチーム)はRubyの語法や、デザインに対するアプローチ、ライブラリ、Railsを価値のあるものにするさまざまなプラグインなどを含むRailsの各種APIを子細に検討し徹底的に解説しています。彼は本書で一歩先行くプログラミングテクニックを提供し、Railsの採用を容易にするオープンソースライブラリーを紹介し、テストやシステムの運用に関する洞察を提示しているのです。コードベースで記述されている本書を読めば、なぜRailsがそのように振る舞うのか、あなたが望む動作をさせるにはどのようにすべきかがわかります。

Chapter 1 Railsの環境とコンフィグレーション

1.1 起動
1.2 developementモード
1.3 testモード
1.4 productionモード
1.5 ログ
1.6 まとめ

Chapter 2 コントローラの操作

2.1 ディスパッチャ:すべての始まり
2.2 ビューへのレンダリング
2.3 リダイレクト
2.4 コントローラとビューのやり取り
2.5 フィルタ
2.6 ストリーミング
2.7 まとめ

Chapter 3 ルーティング

3.1 ルーティングの2つの目的
3.2 バインドパラメータ
3.3 ワイルドカードコンポーネント(レセプタ)
3.4 固定の文字列
3.5 routes.rbファイル
3.6 デフォルトルートの前のルートとrespond_to
3.7 空のルート
3.8 カスタムルートの記述
3.9 固定の文字列の使用
3.10 カスタムレセプタの使用
3.11 ルートの順序に関する注意点
3.12 ルートでの正規表現の使用
3.13 デフォルトパラメータとurl_forメソッド
3.14 リテラルURLの使用
3.15 ルートのグロビング
3.16 キーと値の組みのグロビング
3.17 名前付きルート
3.18 ルートの命名
3.19 特殊なスコープメソッドwith_options
3.20 まとめ

Chapter 4 REST、リソース、Rails

4.1 RESTの概要
4.2 RailsにおけるREST
4.3 ルーティングとCRUD
4.4 リソースと表現
4.5 標準のRESTfulコントローラアクション
4.6 単数形のリソースルート
4.7 ネストしたリソース
4.8 RESTfulルートのカスタマイズ
4.9 コントローラ専用のリソース
4.10 リスースのさまざまな表現
4.11 RESTful Railsアクションセット
4.12 まとめ

Chapter 5 Railsルーティングのリフレクション

5.1 アプリケーションコンソールでのルートの解明
5.2 ルートのテスト
5.3 まとめ

Chapter 6 ActiveRecordの操作

6.1 基礎
6.2 マイグレーション
6.3 マクロスタイルのメソッド
6.4 属性の定義
6.5 CRUD:作成、読り取り、更新、削除
6.6 データベースのロック
6.7 高度な検索
6.8 さまざまなモデルでの複数のデータベースへの接続
6.9 データベース接続の直接使用
6.10 その他の設定オプション
6.11 まとめ

Chapter 7 ActiveRecordのアソシエーション

7.1 アソシエーション階層
7.2 1対多のリレーションシップ
7.3 has_manyアソシエーション
7.4 多対多のリレーションシップ
7.5 1対1のリレーションシップ
7.6 保存されていないオブジェクトとアソシエーション
7.7 アソシエーションの拡張
7.8 AssociationProxyクラス
7.9 まとめ

Chapter 8 ActiveRecordの検証

8.1 エラーの検出
8.2 単純な宣言による検証
8.3 一般的な検証オプション
8.4 条件付きの検証
8.5 Errorsオブジェクトの操作
8.6 カスタム検証
8.7 検証の省略
8.8 まとめ

Chapter 9 高度なActiveRecord

9.1 コールバック
9.2 オブザーバ
9.3 単一テーブル継承(STI)
9.4 ポリモーフィックなhas_manyリレーションシップ
9.5 共通の振る舞いを再利用するためのモジュール
9.6 実行時のActiveRecordクラスの変更
9.7 まとめ

Chapter 10 ActionView

10.1 ERbの基礎
10.2 レイアウトとテンプレート
10.3 パーシャル
10.4 キャッシュ
10.5 まとめ

Chapter 11 ヘルパー

11.1 ActiveRecordHelperモジュール
11.2 AssetTagHelperモジュール
11.3 BenchmarkHelperモジュール
11.4 CacheHelperモジュール
11.5 CaptureHelperモジュール
11.6 DateHelperモジュール
11.7 DebugHelperモジュール
11.8 FormHelperモジュール
11.9 FormOptionsHelperモジュール
11.10 FormTagHelperモジュール
11.11 JavaScriptHelperモジュール
11.12 NumberHelperモジュール
11.13 PaginationHelperモジュール
11.14 RecordIdentificationHelperモジュール
11.15 RecordTagHelperモジュール
11.16 TagHelperモジュール
11.17 TextHelperモジュール
11.18 UrlHelperモジュール
11.19 カスタムヘルパーの作成
11.20 パーシャルのラッピングと一般化
11.21 まとめ

Chapter 12 Ajax on Rails

12.1 Prototype
12.2 PrototypeHelperモジュール
12.3 RJS:RubyでのJavaScriptの記述
12.4 JSON
12.5 ドラッグ&ドロップ
12.6 ソート
12.7 Autocompleter
12.8 インプレースエディタ
12.9 まとめ

Chapter 13 セッション管理

13.1 セッションに何を格納するか
13.2 セッションのオプション
13.3 ストレージメカニズム
13.4 タイムアウトとセッションのライフサイクル
13.5 クッキー
13.6 まとめ

Chapter 14 ログインと認証

14.1 Acts as Authenticated
14.2 まとめ

Chapter 15 XMLとActiveResource

15.1 to_xmlメソッド
15.2 XMLビルダ
15.3 XMLの解析
15.4 ActiveResource
15.5 まとめ

Chapter 16 ActionMailer

16.1 セットアップ
16.2 メーラーモデル
16.3 電子メールの受信
16.4 コンフィグレーション
16.5 まとめ

Chapter 17 テスト

17.1 Railsのテスト用語
17.2 フィクスチャ
17.3 アサーション
17.4 単体テストによるモデルのテスト
17.5 機能テストによるコントローラのテスト
17.6 機能テストによるビューのテスト
17.7 Railsの統合テスト
17.8 テスト関連のRakeタスク
17.9 受け入れテスト
17.10 Selenium
17.11 まとめ

Chapter 18 RSpec on Rails

18.1 RSpecの紹介
18.2 RSpec on Railsプラグイン
18.3 RSpecツール
18.4 まとめ

Chapter 19 プラグインによるRailsの拡張

19.1 プラグインの管理
19.2 Pistonの使用
19.3 カスタムプラグインの作成
19.4 まとめ

Chapter 20 Railsのプロダクション構成

20.1 production環境におけるRailsの歴史
20.2 基本的な前提条件
20.3 スタックのチェックリスト
20.4 インストール
20.5 コンフィグレーション
20.6 initスクリプトのコンフィグレーション
20.7 導入と起動
20.8 productionスタックに関するその他の検討事項
20.9 まとめ

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最終更新日:2009年03月27日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
0刷 215
8.2.9 「validates_numericality_ofメソッド」内 (2箇所)
:integer_only
:only_integer
2009.03.27
0刷 242
9.4.1 「コメント付きのモデルの場合」内 (下から6行目)
belongs_to :expense_report
belongs_to :billable_week
2009.03.27

感想・レビュー

のぶ さん

2014-05-14

2008年刊だから6年前の本ということですね。Railsのバージョンが本書で扱う2から今は4になっていて、その変化の速さから見ると本書は古典本に属するかもしれません。ともかく分厚い本だし、例示されたソースを熟読することは避けて軽く読みました。V2の時点での機能をほぼ網羅的に(かつアルファベット順に)扱っていてマニュアル本としての意味もあるのでしょう。さらに書名が示すようにRailsでの「ものの考え方」を伝えようという意欲作でもあります。でも、思想を伝えるもう少し軽い本があってもよかったなという気もします。