システム開発を成功に導くティーチングの極意 ITの専門知識を素人に教える技(開米 瑞浩 森川 滋之)|翔泳社の本
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システム開発を成功に導くティーチングの極意 ITの専門知識を素人に教える技



形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798117072
定価:
2,508(本体2,280円+税10%)
仕様:
A5・280ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用

後輩メンバー、ユーザー、プロマネ……
専門知識を相手が理解できないのは、あなたの教え方が悪いからです

システム開発の現場では、ITエンジニアがITの専門知識を素人同然のプロジェクト関係者に教えなければならない場面がたくさんあります。後輩のITエンジニア、システムの利用者であるユーザー、システム開発の発注者である顧客、そして技術に詳しくないプロジェクトマネジャー…。ITに明るくない彼らに対して、専門知識や概念を教えるのは非常に難しいものです。ITの専門家であっても、「教えるノウハウ」がなければ、正しく伝えることができないからです。本書は、そんな「教え方の悩み」を抱えているITエンジニアを対象とし、体系立てた教え方の理論(ノウハウ)を説明します。そのうえで、ケーススタディとして練習問題に挑戦してもらいます。それにより、現場で役立つ実践的な「教える力」を養うことができます。

第1章 専門知識を教える技術を身に付けよう

「教える」ことはプレゼンテーションではない
「教える」ことはコーチングではない
先進的な企業は「教える技術」の習得に力を入れ始めている
実は「分かりやすく説明」してはいけない時もある
情報量は多いほうが覚えやすい

第2章 教育を企画し、実行するプロセスを知っておこう

企画
一次資料収集
教材制作
プラクティス
メンテナンス

第3章 教材制作とプラクティスの17原則

直線性の原則
対称性の原則
階層性の原則
省略不可の原則
根本原理思考の原則
疑問先行の原則
主従関係の原則
ダブルキーの原則
ドラマチックパターンの原則
シングルミーニングの原則
スペース確保の原則
オーバーロードの原則
オーバーアクションの原則
ファシリテーションの原則
テストの原則
口頭発表の原則
フィードバックの原則

第4章 IT専門家の「教える」技術 実践習得編

ジョブ管理
OSIレイヤ3
L3スイッチ
スラッシング
仮想記憶
仮想アドレッシング
メモリスワッピング
デマンドページング
ポインタその1
ポインタその2
ポインタその3
RSS
トランザクション
2相コミット
PMBOK
EVMSその1
EVMSその2
PV
NPV
PDA

本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

naoan さん

2017-04-16

☆☆☆ 教える技術とありますが教えられる側でも学べるところは多いです。受講者により深く考えさせるような方法を解説しているが、どういう状態が深いのかというところまで分析されていて面白い。ITとの題ですがだれにでも役に立つ技術です。定期的に再読したい。

welovelupin さん

2019-06-19

抽象的な概念は、いくつかの前提知識が組み合わさって出来ていることが多い。他人に抽象的な概念を説明して理解してもらうには、前提知識から説明しなきゃいけない。教えるのが上手い人は、前提知識⇒抽象的な概念 の道筋をしっかり示してくれる。前提知識をおろそかにしないことが、他人に何かを教えるポイントかなーと思った。

さわでぃ さん

2015-03-29

IT以外にも応用できる内容が結構あります。「相手がわかっていない専門的な事象を説明するときのテクニック」として汎用的に使えそう。