株式会社トップスタジオ 翻訳
株式会社トップスタジオ 原著
シスコシステムズ合同会社 監修
スティーブ・ジョーダン 著
Anthony Bruno 著
CCDA(Cisco Certified Design Associate)は、シスコの資格体系上「デザイン」ジャンルの「アソシエイツ」に位置する人気資格です。対応する試験は「DESGN(試験番号:640-863J)」で、インターネットワークのインフラ設計(デザイン)に関する基礎的あるいは入門的知識を問う内容となっています。CCDA認定資格者は、企業や組織で、LAN、WAN、ダイヤルアクセスサービスを含む、ルーティングおよびスイッチングを使用するネットワークインフラストラクチャを設計できる能力があることが証明されます。本書は「DESGN」に完全対応したシスコシステムズ社公式の試験対策書です。各章は、試験のトピックごとの解説と練習問題のほかに「自己診断テスト」が1セットになっています。はじめに「自己診断テスト」をチェックすれば、章の内容をどれだけ把握しているかをあらかじめ確認でき、効率の良い勉強ができるようになっています。また、巻末には模擬試験を配置することで、試験合格に向けた実践的な構成にしました。
はじめに:認定資格試験の概要と試験に合格する方法
■試験の概要
■受験手続き
■受験勉強の戦略
■本書の構成
■CCDA試験のトピック
■認定トレーニングコースについて
■疑問がある場合は
Part 1 一般的なネットワーク設計
第1章 ネットワーク設計の方法論
第1章 自己診断テスト
解答と解説
■ネットワーク設計の方法論
■インテリジェント情報ネットワークとサービス指向型ネットワークアーキテクチャ
IINフレームワーク
SONA
■準備、計画、設計、実装、運用、最適化のフェーズ
準備フェーズ
計画フェーズ
設計フェーズ
実装フェーズ
運用フェーズ
最適化フェーズ
PPDIOOに基づく設計方法論
■カスタマー要件の識別
■既存ネットワークの特性の説明
情報収集の手順
ネットワーク監査ツール
ネットワーク分析ツール
ネットワークのチェックリスト
■ネットワークのトポロジとソリューションの設計
トップダウンアプローチ
パイロットテストとプロトタイプテスト
設計ドキュメント
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第2章 ネットワーク構造モデル
第2章 自己診断テスト
解答と解説
■ネットワーク構造モデル
■階層型ネットワークモデル
階層型モデルの利点
階層型ネットワーク設計
階層型モデルの例
■シスコエンタープライズアーキテクチャモデル
エンタープライズキャンパスモジュール
エンタープライズエッジモジュール
サービスプロバイダ(SP)エッジモジュール
リモートモジュール
■ネットワークの可用性
ワークステーションからルータまでの冗長性
サーバの冗長性
ルートの冗長性
メディアの冗長性
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
Part 2 LANとWANの設計
第3章 エンタープライズLANの設計
第3章 自己診断テスト
解答と解説
■エンタープライズLANの設計
■LANメディア
イーサネットの設計規則
ギガビットイーサネットの設計規則
10ギガビットイーサネット(10GE)の設計規則
FastEtherChannel
トークンリングの設計規則
■LANハードウェア
リピータ
ハブ
ブリッジ
スイッチ
ルータ
レイヤ3スイッチ
■LAN設計のタイプとモジュール
階層レイヤに関するベストプラクティス
大型ビルディングLAN
エンタープライズキャンパスLAN
中規模サイトLAN
小規模およびリモートサイトLAN
サーバファームモジュール
エンタープライズデータセンターのインフラストラクチャ
キャンパスのLANのQoSに関する考慮事項
マルチキャストトラックに関する考慮事項
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第4章 無線LANの設計
第4章 自己診断テスト
解答と解説
■無線LANの設計
■無線LANテクノロジー
無線LANの規格
サービスセット識別子(SSID)
無線LANのレイヤ2アクセス方式
無線LANのSecurity
■Cisco Unified Wireless Network
Cisco UWNアーキテクチャ
LWAPP
無線LAN認証
無線LANコントローラのコンポーネント
ローミングとモビリティグループ
■無線LANの設計
コントローラの冗長性設計
無線管理と無線グループ
RFサイト調査
ゲストサービス向けのEoIPトンネル使用
屋外向けの無線メッシュ
キャンパス設計における考慮事項
ブランチ設計における考慮事項
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第5章 WANテクノロジー
第5章 自己診断テスト
解答と解説
■WANテクノロジー
■WANテクノロジーの概要
WANの定義
WAN接続モジュール
WANの比較
その他のWANテクノロジー
WANテクノロジーの発注と契約
■WAN設計の方法論
応答時間
スループット
信頼性
帯域幅に関する考慮事項
ウィンドウサイズ
データ圧縮
■QoSを使った帯域幅の最適化
キューイング、トラフィックシェーピング、ポリシング
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第6章 WANの設計
第6章 自己診断テスト
解答と解説
■WANの設計
■従来のWANテクノロジー
WANトポロジ
■リモートアクセスネットワークの設計
■VPNネットワークの設計
オーバーレイVPN
バーチャルプライベートダイヤルアップネットワーク
ピアツーピアVPN
VPNのメリット
■WANのバックアップ設計
ロードバランシングのガイドライン
インターネット経由のWANバックアップ
■レイヤ3トンネリング
■エンタープライズWANアーキテクチャ
シスコエンタープライズMAN/WAN
エンタープライズWAN/MANアーキテクチャの比較
■エンタープライズエッジのコンポーネント
ハードウェアの選択
ソフトウェアの選択
■エンタープライズブランチアーキテクチャ
ブランチ設計
■エンタープライズテレワーカー(Branch of One)設計
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
Part 3 IPとルーティングプロトコル
第7章 IPv4
第7章 自己診断テスト
解答と解説
■IPv4
■IPv4ヘッダー
ToS
IPv4のフラグメント化
■IPv4のアドレッシング
IPv4のアドレスクラス
IPv4のプライベートアドレス
NAT
■IPv4アドレスのサブネット
マスクの表記法
IPアドレスのサブネットの設計例
IPアドレスのネットワーク部の特定法
VLSM
■アドレス割り当てと名前解決
スタティックおよびダイナミックなIPアドレス割り当て
BOOTP
DHCP
DNS
ARP
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第8章 IPv6
第8章 自己診断テスト
解答と解説
■IPv6
■IPv6の基礎知識
■IPv6ヘッダー
■IPv6アドレスの表記法
IPv4互換IPv6アドレス
IPv6プレフィクスの表現法
■IPv6アドレスの種類と割り当て法
IPv6のユニキャストアドレス
IPv6のエニーキャストアドレス
IPv6のマルチキャストアドレス
IPv6のアドレス割り当て
■IPv6の動作機構
ICMPv6
IPv6のネットワーク検出(ND)プロトコル
IPv6の名前解決
パスMTU検出
IPv6アドレスの割り当て方式
IPv6のセキュリティ機構
IPv6のルーティングプロトコル
■IPv4からIPv6への移行と導入法
専用WANリンクを用いたIPv6化
IPv6 over IPv4トンネル
デュアルスタックバックボーン
プロトコル変換の動作原理
■IPv6とIPv4との比較
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第9章 ルーティングプロトコルの選択基準
第9章 自己診断テスト
解答と解説
■ルーティングプロトコルの選択基準
■ルーティングプロトコルの特性
スタティックおよびダイナミックなルート割り当て
内部ルーティングプロトコルと外部ルーティングプロトコル
ディスタンスベクタルーティングプロトコル
リンクステートルーティングプロトコル
ディスタンスベクタルーティングプロトコルとリンクステートプロトコル
階層型とフラット型のルーティングプロトコル
クラスレス型とクラスフル型のルーティングプロトコル
IPv4およびIPv6用のルーティングプロトコル
アドミニストレーティブディスタンス
■ルーティングプロトコルのメトリックとループ発生防止機構
ホップカウント
帯域幅
コスト
ロード
遅延
信頼性
最大伝送ユニット(MTU)
ルーティングループの発生防止機構
トリガードアップデート
サマライズ(集約)
■オンデマンドルーティング(ODR)
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第10章 RIPおよびEIGRPの特徴と設計
第10章 自己診断テスト
解答と解説
■RIPおよびEIGRPの特徴と設計
■RIPv1
RIPv1の転送情報ベース
RIPv1のメッセージフォーマット
RIPv1で使われるタイマー
RIPv1を使用したネットワーク設計
RIPv1のまとめ
■RIPv2
認証機能
RIPv2の転送情報ベース
RIPv2のメッセージフォーマット
RIPv2で使われるタイマー
RIPv2で使用したネットワーク設計
RIPv2のまとめ
■RIPng
RIPngで使われるタイマー
認証機能
RIPngのメッセージフォーマット
RIPngを使用したネットワーク設計
RIPngのまとめ
■IGRP
IGRPで使われるタイマー
IGRPで使われるメトリック
IGRPを使用したネットワーク設計
IGRPのまとめ
■EIGRP for IPv4 ネットワーク
EIGRPのコンポーネント
EIGRPで使われるタイマー
EIGRPで使われるメトリック
EIGRPパケットの種類
EIGRPを使用したネットワーク設計
EIGRPのまとめ
■EIGRP for IPv6 ネットワーク
EIGRP for IPv6を使用したネットワーク設計
EIGRP for IPv6のまとめ
■参考資料
■まとめ
RIPv1のまとめ
RIPv2のまとめ
RIPngのまとめ
EIGRP for IPv4のまとめ
EIGRP for IPv6のまとめ
練習問題
解答と解説
第11章 OSPFとIS-IS
第11章 自己診断テスト
解答と解説
■OSPFとIS-IS
■OSPFv2
OSPFv2の概念と設計
OSPFv2のまとめ
■OSPFv3
OSPFv3におけるOSPFv2からの変更点
OSPFv3のエリアおよびルータのタイプ
OSPFv3のリンクステートアドバタイズメント
OSPFv3のまとめ
■IS-IS
IS-ISで使われるメトリック
IS-ISの動作と設計
IS-IS for IPv6
IS-ISのまとめ
■参考資料
■まとめ
OSPFv2のまとめ
OSPFv3のまとめ
IS-ISのまとめ
練習問題
解答と解説
第12章 BGP、ルート操作、IPマルチキャスト
第12章 自己診断テスト
解答と解説
■BGP、ルート操作、IPマルチキャスト
■BGP
BGPネイバー
ルートリフレクタ
コンフェデレーション(Confederation)
BGPのアドミニストレーティブディスタンス
BGPアトリビュートとウェイトおよびBGPの決定プロセス
BGPのまとめ
■ルート操作
PBR
ルートのサマライズ(経路集約)
経路再配布
■IPマルチキャストの復習
マルチキャストアドレス
レイヤ3からレイヤ2へのマッピング
IGMP
SparseおよびDenseマルチキャストルーティングプロトコル
マルチキャストの送信元および共有ツリー
PIM
DVMRP
IPv6マルチキャストアドレス
■参考資料
■まとめ
BGPのまとめ
ルートの再配布(経路再配布)
IPマルチキャスト
練習問題
解答と解説
Part 4 セキュリティ、コンバージェンス、ネットワーク管理
第13章 セキュリティ管理
第13章 自己診断テスト
解答と解説
■セキュリティ管理
■ネットワークセキュリティの概要
セキュリティ法
■セキュリティの脅威
偵察とポートスキャニング
脆弱性スキャナ
不正アクセス
■セキュリティのリスク
ターゲット
可用性の損失
整合性違反と機密保持違反
■セキュリティポリシーおよびプロセス
セキュリティポリシーの定義
セキュリティポリシーの基本的アプローチ
セキュリティポリシーの目的
セキュリティポリシーのコンポーネント
リスクアセスメント
持続的なセキュリティ
ネットワーク設計へのセキュリティメカニズムの統合
■信頼性およびアイデンティティ管理
信頼性
アイデンティティ
アクセスコントロール
■セキュアな接続
暗号化の基礎
暗号キー
VPNプロトコル
伝送の機密性
データ整合性
■脅威防御
物理的なセキュリティ
インフラストラクチャの保護
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第14章 セキュリティのテクノロジーと設計
第14章 自己診断テスト
解答と解説
■セキュリティのテクノロジーと設計
■Cisco自己防衛型ネットワーク
ネットワークセキュリティのプラットフォーム
自己防衛型ネットワークのフェーズ
■信頼性およびアイデンティティテクノロジー
ファイアウォールACL
NACのフレームワークとアプライアンス
Cisco IBMS(Identity-Based Network Service)
アイデンティティおよびアクセスコントロールの導入
脅威の検出と緩和
脅威検出および緩和テクノロジー
脅威検出および緩和ソリューション
セキュリティ管理アプリケーション
■ネットワークデバイスへのセキュリティの統合
IOSセキュリティ
ISRのセキュリティハードウェアオプション
Ciscoセキュリティアプライアンス
侵入防御
Catalyst 6500のサービスモジュール
エンドポイントのセキュリティ
■企業のセキュア化
キャンパスにおけるセキュリティの実装
データセンタにおけるセキュリティの実装
エンタープライズエッジおよびWANにおけるセキュリティの実装
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第15章 従来型の音声アーキテクチャとIPテレフォニー設計
第15章 自己診断テスト
解答と解説
■従来型の音声アーキテクチャとIPテレフォニー設計
■従来型の音声アーキテクチャ
PBXとPSTNスイッチ
ローカルループとトランク
ポート
アナログおよびデジタル信号の主な種類
PSTNの番号計画
その他のPSTNサービス
音声関連の用語
■統合マルチサービスネットワーク
VoFR
VoATM
VoIP
IPTのコンポーネント
IPTの開発モデル
コーデック
VoIPの制御および転送用プロトコル
■IPTの設計法
帯域幅
遅延コンポーネント
VoIPネットワークにおけるQoSの機構
推奨されるIPTの設計法
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
第16章 ネットワーク管理用のプロトコル
第16章 自己診断テスト
解答と解説
■ネットワーク管理用のプロトコル
■SNMP
SNMPのコンポーネント
MIB
SNMPのメッセージタイプ
■その他のネットワーク管理テクノロジー
RMON
NetFlow
CDP
Syslog
■参考資料
■まとめ
練習問題
解答と解説
Part 5 包括的シナリオ
第17章 包括的シナリオ
■シナリオ1:Pearland Hospital
シナリオ1の設問
シナリオ1の解答
■シナリオ2:Big Oil and Gas
シナリオ2の設問
シナリオ2の解答
■シナリオ3:Beauty Things Store
シナリオ3の設問
シナリオ3の解答
■シナリオ4:Falcon Communications
シナリオ4の設問
シナリオ4の解答
付録 OSI参照モデル、TCP/IPアーキテクチャ、各種数値体系間の変換
■OSIモデルの概要
物理層(OSIレイヤ1)
データリンク層(OSIレイヤ2)
ネットワーク層(OSIレイヤ3)
トランスポート層(OSIレイヤ4)
セッション層(OSIレイヤ5)
プレゼンテーション層(OSIレイヤ6)
アプリケーション層(OSIレイヤ7)
■TCP/IPのアーキテクチャ
ネットワークインターフェイス層
インターネット層
ホストツーホストトランスポート層
アプリケーション層
レイヤ型コミュニケーションの具体例
■各種数値体系間の変換
16進数
数値の16進数表記
10進数から16進数への変換
16進数から10進数への変換
16進数から10進数に変換する別法
2進数
2進数から16進数への変換
16進数から2進数への変換
2進数から10進数への変換
10進数から2進数への変換
10進数から2進数に変換する別法
■参考資料
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。
刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1刷 | 117 「大型ビルディングLAN」の2~3行目 |
未 | 未 |
|
2011.08.16 | ||||
1刷 | 210 表5-2 |
未 | 未 |
|
2011.08.16 | ||||
1刷 | 280 1つ目の「問題6-6」 |
未 | 未 |
|
2010.01.12 | ||||
1刷 | 289 問題6-28の解答 |
未 | 未 |
|
2010.01.12 | ||||
1刷 | 333 表7-25 |
未 | 未 |
|
2011.09.05 | ||||
1刷 | 441 解答と解説1 |
未 | 未 |
|
2011.09.05 | ||||
1刷 | 492 問題6の選択肢 |
未 | 未 |
|
2011.09.05 | ||||
1刷 | 603 1行目 |
未 | 未 |
|
2011.09.05 |