ど素人がはじめる投資信託の本(ジョン太郎)|翔泳社の本
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ど素人がはじめる投資信託の本


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798117713
定価:
1,628(本体1,480円+税10%)
仕様:
A5・256ページ
カテゴリ:
ビジネス入門
キーワード:
#スキルアップ,#ビジネス教養,#ビジネスIT,#人材・組織
シリーズ:
ど素人
紙の書籍

現役バリバリの金融マンがノウハウを伝授

(本文より抜粋)金融の世界で永いこと働いてきたせいか、友人・知人から投資や運用の相談を受けることが多々あります。そんなとき、一番困る質問が、「とりあえずどれを買ったらいいか教えて」というやつです。
(中略)そんなわけで、かねてから私は、「とりあえずこの本1冊読んで。必要なことは全部書いてあるから」と言って、友人に渡せるような本がほしいなと思っていました。「とりあえずこれ読んで近くの銀行でも、ネット証券でも好きなところで買ったらいいよ。わからないことがあれば、自分で調べたり窓口で聞いたりして何とかなるレベルに達するから」と言えるような本です。

本書はそんな思いを込めて書いた本です。

第一章 準備編 投資信託をはじめる前に…

01 あなたの老後、大丈夫?
02 運用を考えはじめる人が増えている理由
03 日本の税率が下がらないワケ
04 お金の価値は一定不変ではない
05 運用の目標にすべきリターンは?
06 投資信託でインフレに勝てるか?
07 投資をはじめると世界が変わる!
COLUMN ブラジル人がタンス預金をしない理由

第2章 準備編 投資のルールを覚えよう!

01 投資に「確定した結果」はない
02 正解・未来を知っている人は誰もいない
03 ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンが原則
04 投資における「リスク」の意味って?
05 「平均」と「投資」の関係(1)
06 「平均」と「投資」の関係(2)
07 「投資」は「投機」ではない
08 投資信託の正しい使い方
COLUMN 基礎が一番大事!

第3章 基礎編 投資金額と資産配分の考え方

01 投資金額を決めよう(1)
02 投資金額を決めよう(2)
03 ファンドのイメージを知ろう
04 どのファンドを買えばいいの?
05 こんな売り文句にだまされるな!
06 アクティブとインデックス、どっちがいい?
07 「ファンド選び」より「アセットクラス選び」が大切
08 こんなにも差が出るアセットクラス選び
COLUMN 株式投資信託ってなあに?

第4章 基礎編 投資信託ってなあに?

01 投資信託に関わる3つの会社
02 投資信託の運営の仕組み
03 基準価額の考え方
04 投資信託の5つのメリット
05 ファンドの種類を知ろう!
06 ETFってなあに?
07 投資対象や運用スタイルの違いを知ろう(1)
08 投資対象や運用スタイルの違いを知ろう(2)
09 投資信託にかかる費用
10 関係会社が破綻したらどうなるの?
11 為替リスクと為替ヘッジってなあに?
12 毎月分配型ファンドは損なの? 得なの?
13 投資信託の税金はどうなるの?
COLUMN インデックスってなあに?

第5章 基礎編 株と債券の違い

01 株と債券の根本的な違いって?
02 株と債券のリターンとリスク
03 キャピタルゲインとインカムゲイン
04 株や債券の価格はどうやって決まる?
05 株価の高い・安いを判断する指標(1) 1株あたり利益とPER
06 株価の高い・安いを判断する指標(2) 1株あたり純資産とPBR
07 株価の高い・安いを判断する指標(3) 1株あたり配当金と配当利回り
08 株&債券はインフレに強い?弱い?
09 ポートフォリオは「株式100%」が基本
10 分散投資をしよう!
11 分散投資の効果と相関係数
12 株と債券の組み合わせ比率は?
13 株と債券が一緒に下がる理由
14 その株のアセットクラス 新興国株・REIT・コモディティ
15 その他のアセットクラスに投資するときは
COLUMN マネートレインが停車したベトナム

第6章 実践編 分散投資と長期投資

01 分散投資と長期投資の関係
02 購入時期を分散しよう!
03 買いどき、売りどきの見極めは?
04 売ったり買ったりしなくても儲かるの?
05 「短期」と「長期」はまったくの別物!
06 普段目にする情報はほとんどが「短期」の話
07 長期投資ではどういう国の株を買うべき?
08 「国の成長」と「その国の企業の成長」の関係
09 長期投資ではどういう国の債券を買うべき?(1)
10 長期投資ではどういう国の債券を買うべき?(2)
11 債券投資と為替の関係(1)
12 債券投資と為替の関係(2)
13 まとめ~どういう国の株・債券を買うべきか
COLUMN 国別1人あたりGDPランキング

第7章 運用編 プロが教える運用のコツ

(1) ファンドの比較マニアにならない!
(2) 一気に買わない、一気に入れ替えない!
(3) 「上がっているから」という理由で買わない!
(4) 分配金利回りを計算しない!
(5) 「3年以内の数字」を参考にしない!
(6) 雑誌やネットの情報を鵜呑みにしない!
(7) デイトレードやFXをやっている人と同じ話題を追わない!
(8) 必勝法や法則を求めない!
(9) 日々の基準価額の動きを追わない!
(10) 売買するな!売買に酔うな!
(11) 買った値段は忘れよう!
(12) 「機械的なリバランス」はしない!

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2011年09月16日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 119
表4-12
2刷
「その他の費用」の「概要」・・・ ・有価証券の売買手数料 ・監査報酬 ・ファンド・オブ・ファンズの投資対象ファンドの費用  (直接負担ではなく、投資対象ファンドの信託財産から差し引かれ、間接的に負担する) 「信託財産留保額」の「費用発生時のタイミング」・・・ 換金時 「信託財産留保額」の「概要」・・・ 以下の文章に差し替えます
「その他の費用」の「概要」・・・ ・有価証券や為替の取引手数料 ・監査報酬・保管費用・税金 ・ファンド・オブ・ファンズの投資対象ファンドの費用  (これらは直接負担ではなく、発生の都度実額が信託財産から引かれて、間接的に負担する) 「信託財産留保額」の「費用発生時のタイミング」・・・ 購入時・換金時 「信託財産留保額」の「概要」・・・ ・ファンドの購入時/換金時に発生する有価証券や為替の取引手数料、税金を充当するためのお金  (委託会社や販売会社や受託会社が得るものではない) ・信託財産留保額の有無に関わらず発生する有価証券や為替の取引手数料、税金の負担方法を定めるもの  (有の場合はこれらの手数料、税金は購入・換金をした人が自分で負担、無の場合はこれらをファンド保有者全員で負担) ・一般的に、ファンドを長期保有するなら有のほうが有利
2011.09.16

感想・レビュー

ぷるぷる さん

2014-04-12

順を追ってなかなか分かりやすく説明してくれる。インフレ懸念やら年金問題から老後に向けてなぜ投資が必要かというところから始まって、何を基準に投資を選んだら良いか教えてくれる。第4章の用語解説と第5章の評価指標の読み方は意外と便利。折を見て確認するのに使いたい。重要なのはその後の実践編と運用編でやっぱり分散投資と長期投資の重要性を説いている。 というわけでここでは世界株と世界債券を勧められる。なるほどねぇである。「分配金利回りを計算しない」「日々の基準価格を追わない」「売買しない」ってのも参考になりました。

いりこ さん

2017-04-01

★★★★★ タイトル通り、ど素人の自分にとってわかりやすく、新しい知識も得られる良書だった。

バックス さん

私のようにこれから投資を始める人が読むのに良いと思います。投資の基本的な考え方が書いてあり、私の投資に対する考えかたの基礎となりました。