ヴァーチャルデータセンター構築完全ガイド OpenVZ徹底入門(中島 能和 里浜 圭一)|翔泳社の本
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ヴァーチャルデータセンター構築完全ガイド OpenVZ徹底入門



形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798118161
定価:
4,378(本体3,980円+税10%)
仕様:
B5変・384ページ
カテゴリ:
ネットワーク・サーバ
キーワード:
#ネットワーク・サーバ・セキュリティ,#データ・データベース,#システム運用,#Web・アプリ開発
シリーズ:
徹底入門

ホスティング世界標準の仮想化ソフトOSS版 待望の実践ガイドブック!

本書はOSS仮想化ソフトOpenVZ(ホスティングを中心に世界中で利用されているサーバ仮想化ソフトVirtuozzoのオープンソース版。他の仮想化ソフトに比した高パフォーマンスが特徴)を利用して「データセンター構築」を行うためのガイドブックです。地方でのホスティング事業など、小規模なデータセンターを作りたいというニーズがいま非常に高くなっています。本書は、データセンターの設計・構築を手がけている著者のエンジニア経験に基づき、従来のサーバ構築本では見落とされていた「現場で通用する知識」を網羅した実践的入門書となっています。本書によって、

・-仮想化ソフトOpenVZを使ってパソコン上で仮想データセンターを再現
・-データセンターの現場で必要なシステム管理・ネットワーク管理スキルを身につける
・-実際のデータセンター構築に活かせるテクニックを学ぶ
・-OpenVZのまとまった情報源として利用
といったことが可能となります。
また本書は、データセンターに限らず、多数のサーバを抱える現場においても利用できる内容です。

序章
  ストーリー
  サーバー構築依頼概要

1 OpenVZ(サーバー仮想化ソフトウェア)の概要

1.1 サーバー仮想化の意義
1.2 サーバー仮想化ソフトウェア
1.3 サーバー仮想化とバーチャルドメインの違い
1.4 OpenVZとは何か
1.5 OpenVZの特徴
  1.5.1 OS仮想化
  1.5.2 ネットワーク仮想化
  1.5.3 リソース管理
  1.5.4 チェックポインティングとライブマイグレーション
1.6 OpenVZが動作するハードウェア要件

2 Linuxのインストール

2.1 インストールの前に
  2.1.1 インストールのポイント
2.2 CentOS 5のインストール
  2.2.1 インストールの手順

3 OpenVZのインストールと設定

3.1 OpenVZのインストール
  3.1.1 OpenVZ対応カーネルのインストール
  3.1.2 インストール後の設定
  3.1.3 OpenVZツールのインストール
3.2 OSテンプレートのインストール
  3.2.1 CentOS 4

4 OpenVZの操作

4.1 コンテナの作成と運用
  4.1.1 コンテナの作成
  4.1.2 コンテナのプライベートエリアの確認
  4.1.3 IPアドレス、ホスト名の設定
  4.1.4 コンテナ設定ファイルの確認
4.2 システムパラメータ
4.3 コンテナの操作
  4.3.1 コンテナの表示
  4.3.2 コンテナの起動
  4.3.3 コンテナの状態確認
  4.3.4 コンテナのrootパスワード設定
  4.3.5 ホストOSからのログイン
  4.3.6 コンテナの停止
  4.3.7 コンテナの再起動
  4.3.8 コンテナの削除
4.4 コンテナに割り当てるリソースの変更
  4.4.1 ディスク容量の変更
  4.4.2 メモリ容量の変更

5 Linuxシステム管理の基本

5.1 ネットワーク設定
  5.1.1 ネットワークの基本設定
  5.1.2 ネットワーク関連コマンド
5.2 ユーザー管理
  5.2.1 ユーザーとグループの管理
5.3 サービス管理
  5.3.1 サービスの起動設定
  5.3.2 xinetd
5.4 ログ管理
  5.4.1 ログの仕組み
  5.4.2 ログのローテーション

6 ソフトウェアのインストールとパッケージ管理

6.1 RPMパッケージ
  6.1.1 RPMの基礎
  6.1.2 rpmコマンドを使ったパッケージ管理
6.2 Yumによる自動アップデート
  6.2.1 Yumを利用するための準備
  6.2.2 Yumの利用
  6.2.3 OpenVZでRPMパッケージ管理
6.3 ソースコードからのインストール
  6.3.1 tarballとは
  6.3.2 インストールの手順

7 DNSサーバー

7.1 マスターDNSサーバー
  7.1.1 コンテナの構築
  7.1.2 BINDの設定
  7.1.3 ゾーンファイルの作成
  7.1.4 named.confの書式
  7.1.5 ゾーンファイルの書式
7.2 スレーブDNSサーバー
  7.2.1 コンテナの構築
  7.2.2 BINDの設定

8 FTPサーバー

8.1 vsftpd
  8.1.1 Webサーバー用コンテナの準備
  8.1.2 vsftpdのインストールと設定
  8.1.3 vsftpdの活用
  8.1.4 FTPログイン

9 Webサーバー

9.1 Apacheのインストール
  9.1.1 Apacheインストールの下準備
  9.1.2 ソース版Apacheのインストール
9.2 Apacheの設定
  9.2.1 Apacheの設定ファイル
  9.2.2 バーチャルホストの設定
  9.2.3 FTPアカウントの作成
  9.2.4 Apache起動の準備と構文チェック
  9.2.5 CGI利用の設定
9.3 SSLの利用
  9.3.1 SSLを利用するための設定
9.4 Webdruid
  9.4.1 Webdruidのインストール
  9.4.2 Webdruidの設定
  9.4.3 Apacheの設定(アクセス解析用)
  9.4.4 Webdruidのアクセス解析
  9.4.5 cronの設定
  9.4.6 バーチャルホストの追加
  9.4.7 ログローテーション
9.5 ロードバランスクラスタ
  9.5.1 コンテナの作成
  9.5.2 コンテナの起動
  9.5.3 アカウントの設定
  9.5.4 バックエンド用WebサーバーへのApacheとPerlのインストール
  9.5.5 バックエンドWebサーバーの起動
  9.5.6 index.htmlの設置
  9.5.7 ロードバランスの設定
  9.5.8 バックエンドWebサーバーの停止
  9.5.9 バックエンドWebサーバーの起動

10 メールサーバー

10.1 qmailの概要
  10.1.1 メールサーバーの機能
  10.1.2 構築するメールサーバーの仕様
10.2 qmailと関連ソフトウェアのインストール
  10.2.1 インストール前の準備
  10.2.2 qmailのインストール(POP before SMTP)
  10.2.3 qmailと関連ソフトウェアのビルドとインストール
  10.2.4 qmailadminのインストール
  10.2.5 qmailの動作確認
  10.2.6 qmailのキュー管理
10.3 SPF、OP25Bへの対応
  10.3.1 qmailのインストール(SPFその他)
  10.3.2 qmailのインストール(OP25B対応)
10.4 セカンダリメールサーバー
  10.4.1 Postfixのインストールと設定

11 MySQL

11.1 MySQLのインストール
  11.1.1 RPMパッケージによるインストール
  11.1.2 MySQLの起動
11.2 MySQLの設定と運用
  11.2.1 ユーザーとデータベースの管理
  11.2.2 mysqladminによる管理
  11.2.3 データベースのバックアップ

12 PostgreSQL

12.1 PostgreSQLのインストール
  12.1.1 RPMパッケージによるインストール
  12.1.2 アカウントの設定
  12.1.3 PostgreSQLサーバーの起動
12.2 PostgreSQLの設定と運用
  12.2.1 データベースへの接続
  12.2.2 データベースの作成
  12.2.3 データベースの削除
  12.2.4 データ操作
  12.2.5 データベースのバックアップとリストア
  12.2.6 vacuumdb
  12.2.7 パスワード認証

13 PHP

13.1 PHPのインストール
  13.1.1 インストールの準備
  13.1.2 ソースコード版PHPのインストール
  13.1.3 RPM版PHPのインストール
13.2 PHPアクセラレータ
  13.2.1 ソースコード版PHPにXCacheをインストール
  13.2.2 RPM版PHPにXCacheをインストール
13.3 PHPアクセラレータの効果測定
  13.3.1 MODxのインストール
  13.3.2 MODxの複製
  13.3.3 Apache Benchmark

14 CMS

14.1 WordPress
  14.1.1 WordPressのインストール
14.2 MediaWiki
14.3 OpenPNE
  14.3.1 ネームサーバーの設定
  14.3.2 Webサーバーの設定
  14.3.3 OpenPNEのインストール

15 遠隔監視

15.1 サーバーの運用監視
  15.1.1 監視サーバーの構築
  15.1.2 アカウントの設定
  15.1.3 Nagiosのインストール
  15.1.4 Nagiosのプラグインのインストール
  15.1.5 Nagiosの設定
  15.1.6 Nagiosの実行とチェック
15.2 エージェントによるリモート監視
  15.2.1 Nagiosのエージェント
  15.2.2 NRPEとNagiosプラグインのインストール
  15.2.3 監視対象ホストの準備
  15.2.4 Nagiosプラグインのインストール(監視対象ホスト)
  15.2.5 NRPEのインストール(監視対象ホスト)
  15.2.6 監視対象ホストの個別設定
  15.2.7 Nagios監視サーバーの設定

A 付録

A.1 設置前のチェック項目
A.2 システムのアクセス制限
  A.2.1 TCP Wrapperによるアクセス制限
  A.2.2 SSHでログインできるアカウント
  A.2.3 wheelの設定
A.3 vzdump
A.4 システムリソースの消費量
A.5 BINDのセキュリティ
  A.5.1 BINDのバージョンの表示
  A.5.2 ゾーン転送制限
A.6 Apacheのセキュリティ
  A.6.1 サーバー情報の表示
  A.6.2 XST(Cross-Site Tracing)対応
  A.6.3 SSLCipherSuiteによる暗号スイートの設定
A.7 メールサーバーの第三者中継チェック

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2009年09月03日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 063
「メモリに関するパラメータの確認」1行目
[root@openvz]# grep VM /etc/sysconfig/vz-scripts/102.conf
[root@openvz]# grep VM /etc/sysconfig/vz-scripts/120.conf
2009.09.03