本書によりソフトウェア開発の実践力を身につけた数多くの高度IT人材が育つことを期待します
---株式会社NTTデータ 代表取締役執行役員 山田伸一氏 推薦
2006年の刊行後、ソフトウェア開発を初めて学ぶ学生・新入社員にとってバイブルと呼んでも差し支えないほど幅広い支持をいただいた『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業』全2巻の初の増補改訂が登場します。
多数のイラストほかやさしく判りやすい解説はそのままに、全体の構成を大きく見直し、4年余りの間に変化したトピックにも対応しました。ITエンジニアを目指す人はもちろん、ITエンジニアを育成する人、ITエンジニアとして自分が学ぶべきことを知りたい人など、ITに関わるすべての方のお役に立てる本として自信をもってお奨めできる二冊です。『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業① 増補改訂版』と併せてご活用下さい。
第6章 業務とシステム
6.1 POS システム
コンビニのPOS システムの事例
バーコードの仕組み
POS システムの利点
コンビニとPB(プライベートブランド)
POS システムの仕組み
コンビニの配送システム
POS システムの活用によるコンビニのビジネス拡大
コンビニとインターネットとの連携
◎コラム:アスクルの配送システムの事例
POS システムの進化
ポイントカード
6.2 CRM システム
クレジットカードとCRM
CRM システムと個人情報の漏洩
◎コラム: システム開発における個人情報保護について
ワントゥワンビジネス
6.3 CTI システム
ピザの宅配でのCTI システム事例
タクシー会社のCTI システム事例
6.4 情報システムの作成の流れ
情報システムの受注の流れ
演習課題
第7章 システム提案書の作成方法
7.1 システム提案書の目的
7.2 システム提案書の構成
7.3 システム導入の費用と効果
7.4 具体的な費用の例
ハードウェアの費用
ネットワークの費用
ソフトウェアの費用
演習課題
◎コラム:受託ソフトウェアの規模をどう見積もるか
第8章 デザインレビュ
8.1 文書化の目的
8.2 レビュとは
8.3 デザインレビュ
デザインレビュの目的
デザインレビュの観点
デザインレビュの種類
デザインレビュの準備
レビュ当日の進め方
レビュ完了のタイミング
レビュ記録表の書き方
◎コラム:ドキュメント誤りのランク付け
演習課題
参考文献
第9章 システム要件定義
9.1 ユーザ要求とシステム要件
システム要件定義書の作成方法
9.2 開発計画書
開発計画書の作成方法
開発計画書の構成
9.3 PERT 図とガントチャート
PERT 図
ガントチャート
◎コラム:チームでの効率的な検討方法
◎コラム:ヒアリングを行なうときのポイント
演習課題
第10章 外部設計工程
10.1 外部設計工程の目的
10.2 外部設計と内部設計の違い
なぜ外部設計が重要なのか
10.3 外部設計書の作成手順
外部設計書に記述する内容
各文書の役割り
演習課題
参考文献
第11章 内部設計工程
11.1 内部設計と外部設計の違い
11.2 内部設計工程の目的
11.3 内部設計がなぜ重要なのか
11.4 内部設計書の作成手順
内部設計書の構成
演習課題
参考文献
第12章 プログラミング工程
12.1 プログラミング工程とは
12.2 プログラミング工程の作業内容
ソースコードの作成
コンパイルエラーの除去
ソースコードレビュの実施
単体テスト
バグ対処
12.3 プログラミング工程での取り決め
ソースコード作成における取り決めの作成
ソースコードの作成
12.4 ソースコードレビュの準備と実施
ソースコードレビュの目的
ソースコードレビュの実施方法
ウォークスルーによるソースコードレビュの実施方法
12.5 単体テストの準備と実施
単体テストのテスト項目の作成方法
ホワイトボックステスト、ブラックボックステスト
テスト項目の作成
単体テストの項目数の目安
スタブとドライバ
単体テストの実施手順
単体テストでのドキュメントの流れ
障害処理票の書き方
障害処理票の記入例
プログラミング工程での品質の作り込み方法
◎コラム: オフショア開発におけるバグの認識の違い
参考文献
第13章 テスト工程
日本の得意技術である品質保証
テスト工程とは
単体テスト、結合テスト、総合テストの違い
テストと設計との関係、V モデル
13.1 結合テストの進め方
結合テストの作業項目
品質を作り込む工夫
13.2 総合テストの進め方
13.3 品質保証の方法
バグの数量に関する分析
残存バグ
バグ累積曲線の傾向と対策
バグの質に関する分析
13.4 品質見解の作成方法
品質見解の目的
品質保証部門のチェック
◎コラム:システムテストについて
参考文献
補足資料
PBL の教育効果
PBL の実施方法と本書の使い方
エンタープライズ系PBL のテーマについて
組込み系PBL のテーマについて
PBL を効果的に実施するための留意点
◎コラム:TK メソッドについて
PBL の成績評価について
PBL の実施環境について
PBL のテーマ事例
最後に
巻末付録
振り返りシート
チームシート
チーム発表 評価シート
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
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対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 117 第11章・内部設計工程 11.4内部設計書の作成手順 上から7行目 |
5刷 | 未 |
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2019.11.20 |
Z さん
2019-06-08
1はかなりいいと思ったが、2は少し1と重複が多く、かつ付録が締める割合が多かったのが残念。(バグ、エラーの)テストやプロジェクトマネジメントの手法を収める。プログラムを大学で学ぶ=実務を学ぶかと思っていたが、そうでもないらしく、実務的なプログラマーを作ることが今大学に求められているらしい(情報系の大学のカリキュラムが気になる)。連携がうまくいかないとエラーに繋がるので、プログラマーのほうが他の職種より仕事上のコミュニケーション重要な気がしたが、実際、優秀なマネジメント能力をもつ人は少ないらしい。産業構造
め さん
2014-02-02
初めて後輩ができたときに全然指導出来なくて焦って買った本。今更読了。
cham28 さん
2011-03-26
1巻よりも実務的な内容が多い。大体のことを経験してるからなるほど、と読めるけど、何も知らない状態だと分かるのかな?やっぱり実際に演習してみるのが重要だと思うけど、それを管理する人がなかなかいないってのが問題なのかな。