酒井 泰介 翻訳
酒井 泰介 原著
Dave Kansas 著
本書は、米国発金融恐慌の現時点での総括である。
『ウォールストリート・ジャーナル』のマネー&投資欄の記者であった著者は、良い時も悪い時もウォール街をつぶさに見てきた。偏った見解や、ある種のイデオロギーを挟まず、フラットな立場でこのたびの金融危機を冷静に見据える。リーマンショックとは何だったのか、なぜサブプライム問題がこれほどまでに大きく広がっていったのか、政府や規制当局の対応はどこがいけなかったのか、何が奏功したのか、全体のダメージはどれほどだったのか、金融業界が世界的にどのように変質し、これからどうなっていくのか―
本書は過去を振り返る金融史の一冊であり、新時代を洞察する手引書でもある。
序章
第1章 リスクは大きければ大きいほど儲かるもの
バリュー・アット・リスク[VaR]
我々はリスクを分散し管理する方法を身につけた
住宅
アラン・グリースパン
フェニーメイとフレディマック
FAQ
第2章 金融の天才
略称だらけのデリバティブ
信用格付け会社
プライベート・エクティ・ファンド
ロバート・シラー
FAQ
第3章 予兆
取り付け騒ぎ
連邦準備制度理事会[FRB]
資本調達と減価償却
ベアー・スターンズ
LIBOR
サーベンス・オクスリー法[Sarbanes-Oxley Act]
FAQ
第4章 津波
ヘンリー・ポールソン
リーマン・ブラザーズ
メリルリンチ
AIG
モルガン・スタンレー
銀行持ち株式会社 対 会社耐投資銀行
ティモシー・ガイトナー
ベン・バーナンキ
FAQ
第5章 新たなる秩序
ゴールドマン・サックス
金融規制小史
一般の人々
FAQ
終章
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