ポール・ハー 著
斎藤 彰悟 監修
斎藤 彰悟 翻訳
斎藤 彰悟 原著
池田 絵実 翻訳
池田 絵実 原著
吉良 綾乃 翻訳
吉良 綾乃 原著
本書は、組織行動学ではこれまで個人の問題としてあまり注意を払われなかった「感情」が、実は組織の血であり肉である点に注目する。個人の内面(とりわけ感情)を理解し、モチベーションのベクトルが暗黙のうちに同じ方向を示すように誘導できれば、行動規範と価値判断に沿って動ける効率の高い組織が築けるという理論を、精神論ではなく科学的なアプローチで展開する。
また、こうした手法を実践し、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、そしてロンドン大学経済学部などに招かれて何百回もスピーチを行ない、何百回も新聞で取り上げられ、テレビ取材も数知れず。IBM、フォード、コダック、バイエル、ネスレ、グッドイヤー、ピレッリ、アルコア、チェース・マンハッタン、シーメンス、ダウ・ケミカル、メルセデス・ベンツなどの優良企業の数々が視察に訪れたほどの経営者―時代の先端を走る聡明なマネジメント革新家の姿―を事例に挙げながら、これまでの超合理主義、あるいは官僚的マネジメントから脱却するための普遍的なエッセンスを導き出す。
第1章 高業績を導く五つの社会的欲求
第2章 人材の活用度を測る
第3章 感情は「ソフト」ではなく「ハード」だ
第4章 社会的欲求1
協力したいという欲求
調和した活性集団として従業員が一体化するには
第5章 社会的欲求2
能力を開発したいという欲求
自信にあふれた専門家でいっぱいの職場をつくるには
第6章 社会的欲求3
能力を発揮したいという欲求
達成の喜びにあふれる働きがいのある職場をつくるには
第7章 社会的欲求4
革新したいという欲求
未知の世界への探究心を励まし、革新性を育むには
第8章 社会的欲求5
自己を守りたいという欲求
職場における防衛行動をなくすには
第9章 階層的な組織をひっくり返す
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