ジャック・トラウト 著
スティーブ・リブキン 著
宮脇 貴栄 翻訳
宮脇 貴栄 原著
全世界で30年以上読み継がれるマーケターのバイブル刷新。今や世界で押しも押されぬ重要なコンセプトとなった「ポジショニング」。そのコンセプトをまとめた『ポジショニング[新版]』は、世界中で30年間読み継がれていますが、昨今の経済不況下の消費の冷え込みに際して、その双子の片割れともいうべきもうひとつのコンセプト「リ・ポジショニング」が脚光を浴びています。
本書は、既に市場に商品が溢れている現代、新商品を売り出すことにより既存商品や企業のイメージを刷新する(リ・ポジショニングする)ための戦略を指南します。なぜこれまでどおりにやっていては売れないのか?今まで売れていたのに、なぜ売れなくなったのか?競争と変化と危機の時代だからこそ注視すべき、マーケターの新たなバイブル登場です。
第1部 競争 COMPETITION
第1章 基礎
脳はお手上げ状態第2章 ライバルの増加
ライバルの劇的増加第3章 ライバル蹴落とし術としてのリ・ポジショニング
攻撃するときには気をつけよ第2部 変化 CHANGE
第4章 変化は起こる。進化は現実だ
肝心なのは進化だ第5章 大きくなればなるほど、変化するのがむずかしくなる
ビッグネス・コンプレックス第6章 進化してはいけないとき
成長がもたらす罠第3部 危機 CRISIS
第7章 危機がゲームを変える
長期計画の終焉第8章 価値こそすべて
PC帝国の逆襲第4部 リ・ポジショニングの技 THE ART OF REPOSITIONING
第9章 リ・ポジショニングには時間がかかる
人の心は変えづらい第10章 肉食系リーダーのリ・ポジショニング術
方向性は正しいか第11章 リ・ポジショニングはCEOで始まり、CEOで終わる
金の成る古木第12章 リ・ポジショニングが必要なことはわかりきっている
理事会登場
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ビスケット さん
2017-12-15
☆☆☆翻訳せいか原文のせいか、少々読みにくかった。
Yohei さん
2011-08-17
★★★☆☆ポジショニングは企業の拡大戦略や時代により変化していくので場合により、リ・ポジショニングの必要性を説く。ポジショニングの知見はさすがで参考になる。しかしながら、タイトルを目的と考えると、ポジショニング戦略に多くの紙面が割かれていること、リポジショニングの項はポジショニング改善という意味での使用がメインで市場拡大を目的とした積極的なポジショングはわずか(独立事業部門による異なるポジショニング、常に急成長する必要がないのに無理にポジショニングを変えない)。もう少し説得力のある構成がほしかった。
メガネねこ さん
2010-12-01
★★★★イノベーションを繰り返せるカテゴリというのはとても少ない。過度な競争のおかげで商品やサービスはあっという間にコモディティ化して競合との差別性を創出するのが難しいご時世である。そこで、現れてくるのが「リ・ポジショニング」という概念だ。 リ・ポジショニングといっても、新しい概念であるわけではなく、マーケティング活動の一環の中で一度ポジショニングした商品の競争力が衰えてきたときに、市場における位置づけをちょっと変えることによって価値を再認識してもらおうというものである。 そのリ・ポジショニングを