既存のJava資産を活かしながら企業システムの開発でRailsを使おう!
本書は、ライトウェイトプログラミング言語の代表格として確固たる地位を得たRubyおよびRuby on Rails(RoR)の活用法を、サンプルアプリケーションの開発を通して詳しく紹介するものです。
「企業の情報システムで使うアプリケーション」を前提にしている点が大きな特長で、そのためのミドルウェアやクラスタリング技術の導入、あるいはJava EEシステムとの連携方法など、エンタープライズでのRoR利用をより現実解に近い形に落とし込んで解説しています。
Webアプリケーション開発において生産重視の新たなブレークスルーを求めている開発者や、すでにRoRを知っていて、そこからのステップアップを目指す開発者に最適の1冊です。
第1部 基礎編
Chapter1 Ruby on Railsとは何か
注目を集めるRuby on Rails
Railsの概要
エンタープライズシステムとRails
本書の進め方
Chapter2 開発環境の準備
統合開発環境と実行環境の準備
Oracle XEのインストールと設定
JDK6のインストール
NetBeansのインストール
JRubyのインストールと設定
Railsとその他のパッケージのインストール
Chapter3 Railsの概要開発作法と動作の仕組み
scaffoldジェネレータを使ったWebアプリのひな形作成
Railsの開発作法を学ぶ
蔵書管理プロジェクトの動作の仕組み
Chapter4 ActiveRecordを使ったO/Rマッピング
ActiveRecordの基本機能
O/Rマッピングの概念
O/RマッピングフレームワークとしてのActiveRecordの概要
命名規約によるテーブルとモデルの対応
ActiveRecordがサポートするマッピングのパターン
サンプルを利用した1対多関連の実装
Chapter5 ActiveRecordの応用機能
蔵書管理Webアプリの拡張
蔵書管理Webアプリの実行までの手順
テーブルとモデルの対応
Chapter6 共通機能の実装
Webアプリの共通機能
ログイン機能
入力値の検証
Chapter7 ユーザーインターフェイス前編(国際化対応機能)
使いやすいUIの実現
Railsの国際化対応機能
Chapter8 ユーザーインターフェイス後編(Ajax on Rails)
Ajaxの概要
RailsにおけるAjaxのサポート
Ajaxライブラリーのサポート
JavaScript生成のサポート
第2部 応用編
Chapter9 Railsにおける他システム連携
システム連携の整理
バッチ連携
リアルタイム連携
Railsと周辺システムとの連携アーキテクチャ
JrubyとJruby on Rails
Chapter10 EJBを使用したJava EEサーバーとの連携
サンプルWebアプリの概要
EJBとJava EEサーバー
蔵書管理Webアプリの実行環境の準備
蔵書管理Webアプリのコード解説
Chapter11 SOAPとMOMによるJava EEサーバー連携
サンプルWebアプリの概要
SOAPとWebサービス
MOMの基本
蔵書管理Webアプリの実行環境の準備
蔵書管理Webアプリのコード解説
Chapter12 RESTの活用
RESTとは
リソース
統一インターフェイス
ステートレス
RailsのRESTful APIのサポート機能
蔵書管理Webアプリの中のRESTful API
ActiveResource
Chapter13 本番環境へのデプロイ
本番環境の定義
典型的なWebアプリの本番環境
Railsの本番環境構成例
glassfish-v2へのデプロイと実行
おわりに
Appendix付録 所蔵管理Webアプリの実行までの手順
プロジェクトインポート
テーブルの削除と追加
データのインポート
実行
参考文献
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