Josh Bernoff 著
黒輪 篤嗣 翻訳
黒輪 篤嗣 原著
Ted Schadler 著
2008年に前著『グランズウェル』 を出版したときの課題は、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディア上で、いかに顧客とのつながりを築くかということだった。そして、2011年、企業が続々とソーシャルメディアを活用する今、課題は変わった。力を持った顧客とのつながりを築くだけでなく、そのつながりから何を得るかが問われるようになってきた。企業はまたもや、経営の大転換を求められるのだ。
ソーシャルメディアを支える新しいテクノロジーを使った試みは、経営主導のトップダウン方式で行えるものではない。今後、マーケティング、販売、カスタマーサービス、経営、IT の役割は、どのように変わればいいのか? 誰が変えるのか? 本書は、この課題に取り組むためのヒントを提供する。
顧客の声を無視できないソーシャルメディア時代に、ソーシャル技術は、組織力を超えたパワーを持つHERO=大きな力を与えられ、臨機応変に行動できる従業員を誕生させた。経営陣、IT部門、そしてHEROの三者が結束した企業——ベストバイ、アフラック、ザッポス、インテュイット、デルなどの多くの成功事例をもとに解説する。
第一部 HERO
第一章 なぜビジネスにHEROが必要なのか
第二部 HEROは何をするのか
第二章 HEROとその取り組み
第三章 顧客間の相互影響を分析する
第四章 グランズウェルの顧客サービスを提供する
第五章 モバイルアプリケーションで顧客に力を与える
第六章 ファンの声を増幅させる
第三部 HERO駆動の会社
第七章 DIYテクノロジーがHERO協定を支える
第八章 HEROのための準備はできているか?
第九章 HEROをいかに導き、マネジメントするか?
第一〇章 HEROのイノベーションを助ける
第一一章 HEROのコラボレーションを助ける
第一二章 HEROの安全を守る
第一三章 テクノロジーのイノベーションでHEROを支える
第一四章 HERO駆動を実現する
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。
tuppo さん
2016-10-30
帰属意識はどうやったらうまれるんだろう
bancho1979 さん
2014-03-06
グランズウェルがソーシャルを使用した広報戦略であるならば、こちらは社内の体制や考え方を説いた書籍。すでに情報が古くなっている部分も多いが、参考になる一冊。
Yui Nakamura さん
2013-06-16
この本に書かれているようなことが、自分の会社でどのくらい実践されているのかと思うと不安でならない。