かんなP 著
ポンポコP 著
ショ大河P 著
6666AAP 著
本書は、フリーの3DCG 作成ソフトMikuMikuDance(MMD)による動画作品作成のためのガイドブックです。ご好評いただいた『MikuMikuDanceでPさんと呼ばれる本』の姉妹編として、一歩進んだ内容を多く盛り込んでいます。
MMDはPCで利用できるフリーの3DCG作成ツールで、動画サイトを中心に作品がどんどん公開されています。付属のボーカロイドモデルのほか、自由に使えるモデルが多くあり、さまざまなポーズをとらせて作品を作れます。しかし「自由に動かせる」といっても、人間の動作を自然に再現するのは楽ではありません。
そこで本書では、人体とモデルの違い、モデルの基本操作、「ダンス」「日常動作」「アクション」などの目的別テクニックを詳しく解説していきます。さらに、モーションにさまざまな効果を追加できるMikuMikuEffect、人間の動作をMMDに取り込めるKinectベースのモーションキャプチャなど、最新の技術やテクニックも多数盛り込みました。作品作りの解法やヒントがきっと見つかるP(プロデューサー)さんを目指す人のための本です。【動作環境】
本書の内容はMikuMikuDance Ver.7、Microsoft Windows XP(ServicePace3)を基準に記述されております。
MikuMikuDanceのバージョン、OSのバージョンによって画面表記などが変わっている場合もありますので、あらかじめ御了承下さい。
【付属CD-ROM収録物】
・MikuMikuDance 7.30(モーションキャプチャ対応版)
・PMD Editor 0.1.0.0
・MikuMikuEffect 0.25
・本書各章で解説したモーションデータ(pmmファイル/vmdファイル)
・サンプルムービーファイル
【付属CD-ROM動作環境】
OS:Windows XP / Vista / 7
PMD Editorを使用する際には、.NET Framework4.0(3.5以下もインストール推奨)、DirectXランタイム、Visual C++2010再分布可能パッケージなどが必要になります。
1時限目 MMDとモーション作成への誘い
1-1 3Dモデルを自由に動かすMMD
1-2 モーションの基本操作
1-3 モーションとPMD Editor
2時限目 ボーン構造と人体構造
2-1 モデルとボーン
2-2 標準モデルボーン解説① ~下半身~
2-3 標準モデルボーン解説② ~上半身~
2-4 標準モデルボーン解説③ ~腕~
2-5 軸制御によるモーション変化
2-6 観察と再現
3時限目 ダンスモーション
3-1 オリジナルベースポージングとモーション
3-2 ボーン操作
3-3 重心と動作点(キーフレームポイント)
3-4 表情と目線
3-5 PV系のカメラワーク
4時限目 日常モーション
4-1 歩き
4-2 走り
4-3 階段
4-4 椅子に座る
4-5 ジャンプ
5時限目 アクションモーション
5-1 ボーン構造の拡張と利用
5-2 オーバーアクション
5-3 カメラワークとの連携
5-4 アクセサリなどを使った演出の工夫
6時限目 モーションのためのモデル改造
6-1 楽をするためなら、どんな苦労もいとわない
6-2 全ての親ボーンの本当の使い方
6-3 多段ボーンの本当の使い方
6-4 実践!特定モーションのためのモデル改造
7時限目 MMDと表現の拡張
7-1 MMEのススメ
7-1-1 MMEとは
7-1-2 エフェクトの種類
7-1-3 MMEの導入
7-1-4 エフェクトの適用
7-1-5 エフェクトの加工について
7-1-6 シェーダーについて
7-2 Kinectのススメ
7-2-1 Kinectとは
7-2-2 Kinectの導入
7-2-3 Kinect操作の基本
7-2-4 Kinectの今後
付属CD-ROMについて
索引
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