ずっと受けたかった要求分析の基礎研修(大森 久美子 岡崎 義勝 宇治 則孝)|翔泳社の本
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ずっと受けたかった要求分析の基礎研修



監修

形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798123516
定価:
2,200(本体2,000円+税10%)
仕様:
A5・272ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用
紙の書籍

文書作成、演習課題も収録、要求分析の基礎知識と現場のノウハウを学べます

「上流工程の検討ができる人材の育成を担う1冊」
---国立大学法人大阪大学理事・副学長 西尾章治郎氏推薦

「要求分析の実際がわかる好適書」
---実践的ソフトウェア教育コンソーシアム会長 鶴保征城氏推薦

システム開発を成功へと導くためには、顧客の要求を分析し、漏れなくシステムの要件として定義する「要求分析」が欠かせません。本書は、システムを企画・発注する立場にある若手社員やシステム開発に携わる若手技術者を対象に、要件分析の基礎知識から、要求定義・要件定義のスキルやノウハウまでをやさしく解説します。

本書は、2部構成となっており、第1 部では上流工程の流れや要求分析・要件定義のための基本技術を学習し、第2部では実際に要求分析・要件定義の演習を行います。これにより、身につけた知識を具体的な活動に生かす方法をリアルに理解でき、企業や学校などで実施される研修にも役に立つ内容になっています。
要求分析の知識やノウハウを身につけたい方だけでなく、社内研修や人材育成を担当される方にもぜひ読んでいただきたい1 冊です。

発刊に寄せて 推薦のことば1 推薦のことば2 オリエンテーション(研修の進め方)         研修の心構え         研修の目的         研修の進め方
  第Ⅰ部  基本技術   第1章  システム開発の概要    1.1 システム開発プロセス         伝えることの難しさ         システム開発はどうする?         システム開発プロセスとの関係    1.2 顧客の役割         顧客が開発会社に伝えるべきこと         立場が入れ替わることも    1.3 開発会社の役割         開発会社がするべきこと         すぐれた道具を使いこなす   第2章  上流工程の構成    2.1 要求分析・定義と要件分析・定義         要求と要件         開発の出発点と要求         要求と要件の混同を防ぐ         分析して定義する         工程の基本形         RFPとの関係    2.2 実際の開発における要求分析と要件定義         工程の一括化         どこまで定義するのか?         矛盾を含んだ要件定義の例   第3章  要求分析・要件定義のための基本技術    3.1 ソフトシステム方法論         要求分析のポイント         ソフトシステム方法論とは         SSMの進め方    3.2 マルチビュー分析         マルチビュー分析とは         SSMとマルチビュー分析    3.3 機能要求と非機能要求         機能と非機能         ガイドラインの活用         非機能要求グレード    3.4 要求分析・要件分析に用いる図法         業務フロー図         データフロー図         シーケンス図         状態遷移図         UMLで定義されている図法    3.5 要求定義書・要件定義書の構成         要求定義書・要件定義書に記述すべき項目         各項目の説明         記述のチェックポイント         使用する用字用語の基本     参考文献
  第Ⅱ部  演習   第4章  演習の進め方    4.1 演習の進め方         演習で手を動かそう         演習のグループ分け         演習の全体像         演習のポイント         分析の対象となるシステム         対象とするシステムの選定に当たって   第5章  要求分析    5.1 演習で用いる7要素分析         内容が不十分な要件定義書         要件定義書の落とし穴         7要素分析とは         要求整理結果のレビュー         記述例と比較kしながら要求整理シートを再レビューする         コメント票の作成    5.2 機能要求と非機能要求の分析         機能要求と非機能要求の関連付け         機能要求の分析         非機能要求の分析         7つの要素から非機能要求を抽出する    5.3 非機能要求のレベル設定         非機能要求のレベル設定の必要性         非機能要求グレードを使ったレベル設定         ISP故障情報システムの非機能要求のレベル設定例     参考文献   第6章  要件定義    6.1 要求から要件を抽出する         次のステップは要件定義         改めて要求と要件について考える         要件の抽出方法         要求から要件を抽出する方法とその整理方法    6.2 機能要件と非機能要求の抽出         実際に要件を定義してみる         機能要件の抽出         非機能要求の抽出   第7章  要件定義書の作成    7.1 要求定義書の作成手順         要件定義書作成の流れ         機能要件と非機能要求の抽出と文章化         典型的な形式での要求定義書の作成         代替案の検討追加の分析         グループ内レビュー         他のグループとの合同レビュー    7.2 演習システムの要件定義書の作成         グループレビューまでの演習         要件定義書の作成例---中間報告版         グループとしての要件定義書の作成    7.3 要件定義書の完成に向けて         他グループとの合同レビュー         要件定義書の作成例---最終版         研修の感想から読み取る要件定義書作成のポイント   第8章  要件定義書の見直し    8.1 テスト項目の作成         テスト項目とは?         要件定義書見直しの全体の流れ         検討項目の整理         テスト項目の抽出    8.2 次工程への引継ぎ         抽出できなかった項目の要件定義書への反映         引継ぎの重要性 研修を終えるに当たって         見方や考え方の違い         顧客の立場で考えること         アーキテクチャが重要         方式検討         要求分析は繰り返し行う
   INDX
本書は付属データの提供はございません。

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感想・レビュー

眠れぬ夜に さん

2019-12-30

内容自体はイマイチだったが、IPAの非機能関連資料の存在を知れたことが収穫だった。業務で使用してみようと思う。

wowon_2 さん

2015-02-02

7/10

issy さん

2012-06-18

まず顧客「要求」とシステム「要件」を区別するところから。言われてみればその通りなのだが、プロジェクト内で用語定義・認識が曖昧だと混乱すること多々。本編の要求分析プロセスとそれを受けての要件定義の進め方の実現性・効果のほどは実現してみてから。