実務で使えるLibreOffice(鎌滝 雅久 松宮 哲 松井 幹彦 榎 真治 玉越 正樹 谷 列樹)|翔泳社の本
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実務で使えるLibreOffice







形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798127989
定価:
3,080(本体2,800円+税10%)
仕様:
B5変・480ページ
カテゴリ:
パソコンソフト
キーワード:
#OS・アプリケーション,#ビジネスIT,#グラフィックソフト・ツール,#Web・アプリ開発

無料のオフィスソフトを実務で使う方法を徹底解説

LibreOfficeは、ワープロ(Writer)、表計算(Calc)、プレゼンテーション(Impress)、データベース(Base)、図形描画(Draw)など、ビジネスで必要な機能を揃えた無料オフィスソフトの定番です。本書では、Writerによるドキュメント作成のポイントや電子化、差し込み印刷、Calcによる住所録や請求書の作成、給与計算、データ解析、Impressによるプレゼンテーション作成など、LibreOfficeの主要機能を実務で徹底的に活用する方法を紹介します。また、MS Officeとの互換性や違い、Tipsなども解説。付属CDにはLibreOfficeとサンプルファイルを収録しているので、すぐに使い始められます。

第1章 LibreOfficeの概要

1-1 LibreOfficeとは
 オープンソースの統合オフィスソフト
 開発元The Document FoundationとLibreOffice
 マルチプラットフォーム/多言語対応
 Microsoft Officeとの互換性
 LibreOfficeに関する情報交換
 [One Point] メーリングリストでの質問について
1-2 LibreOfficeのアプリケーション
 Writer
 Calc
 Impress
 Draw
 Base
 Math
1-3 LibreOfficeの導入方法
 システム要件
 入手方法
 [One Point] LibreOfficeのリリースサイクル
 インストール方法
 [One Point] LibreOfficeで利用するJava環境を選択する
 [One Point] LibreOfficeでJavaのエラーが発生する場合
1-4 LibreOfficeの起動方法
 デスクトップアイコンから起動する
 Windowsのスタートメニューから起動する
 [One Point] クイック起動から起動する
1-5 アプリケーション共通の基本機能
 新規作成
 ファイルを開く・保存する
 用紙の設定
 印刷・プレビュー
 文字列のコピー&貼り付け
 文字列の検索と置換
 ヘルプ

第2章 Writer

2-1 ビジネス文書作成のポイント
 用紙サイズと余白の設定
 ページスタイルの保存と活用
 段落スタイル:文字サイズと行数・文字数
 [One Point] ダミーテキストの入力
 段落スタイル:見出し、箇条書き
 [One Point] 段落スタイルの階層構造
 ヘッダーとフッターの設定
 [One Point] 個別に段落書式を設定する
2-2 見開きのパンフレットを作る
 ページスタイルを設定する
 「見出し」スタイルを整備する
 表を挿入する
 段組みを設定する
 画像を挿入する
 フォントワークを使った文字
 パンフレット印刷を行う
2-3 ドキュメントの目次を作成する
 目次作成の準備作業
 目次を作成する
 作成する目次の詳細を設定する
 索引項目を登録する
 索引を作成する
 [One Point] オプションの設定
 索引項目に分類文字を表示する
2-4 共同でドキュメントを作成する
 コメントを活用する
 [One Point] コメント欄の名前
 [One Point] ナビゲーションで素早く移動
 変更履歴を活用する
 バージョン管理を活用する
 マスタードキュメントを活用する
2-5 Writerファイルを電子書籍化する
 WriterファイルをPDF版の電子書籍にする
 [One Point] 原稿用紙の罫線を非表示にする
 [One Point] Writerを原稿用紙のデザインにする
 拡張機能を使ってEPUB形式の電子書籍にする
 [One Point] Writer2ePubの入手先
 [One Point] Writer2ePubは日本語の縦組みにも対応1
 [One Point] 日本語縦組み時のルビの位置
 [One Point] EPUBReaderの入手先
 OpenDocumentに対応したEPUB作成ソフトで変換する
 [One Point] Calibreの入手先
 [One Point] Writer2ePubで変換したEPUBファイルをCalibreで読む
2-6 定型文を使った文書作成
 テンプレートを作成する
 [One Point] テンプレートの保存先
 入力フィールドを活用する
 [One Point] 入力フィールドで入力したテキストの編集
 テンプレートを管理する
 入力支援を活用する
 [One Point] 画像を登録する
2-7 差し込み印刷を使って生徒ごとの成績表を作る
 データベースを用意する
 [One Point] 登録されたデータベースを管理する
 元になる文書を作成する
 差し込み印刷の設定をする
 [One Point] データソースからの挿入
 [One Point] 表を参照するグラフを挿入している場合は、 個々のドキュメントに出力

第3章 Calc

 Calcで住所録を作成する
 決まり切った項目の入力
 郵便番号辞書を工夫する
 印刷する
 [One Point] 第3章のサンプルファイルについて
3-2 住所録を統合、整理する
 文字列項目を統合する
 [One Point] 関数を使って文字列を結合する
 文字列項目の分割(姓名を別項目にする)
 文字列項目の分割(都道府県名を抜き出す)
 全角と半角を統一する
3-3 請求書を作成する
 元になるフォームを作成する
 計算式を設定する
 条件付き書式
 顧客名をリストから選択
 商品番号から商品名や定価の自動入力
 セルの保護
3-4 ローン返済額の計算表を作成する
 関数ウィザードの基本的な使い方
 関数ウィザードの一歩進んだ使い方
 PPMT関数とIPMT関数を使って返済額一覧表を作成する
 [One Point] 絶対参照と相対参照
 [One Point] 金融機関の残高表との誤差
 グラフで内容を確認する
 ゴールシークを使ったシミュレーション結果
3-5 時給計算を行う
 時間、時刻の表示形式
 [One Point] 時刻の書式コード
 出勤簿を作成する
 時間計算における端数処理
 端数の「分」を小数で表すには
 金額計算における端数処理
3-6 経営分析用のグラフを作成する
 貸借対照表の内容をグラフにする
 売上高と利益の推移をグラフ化する
 売上予想グラフの作成
 [One Point] TREND関数を使って予想値を計算する
 ABC分析
3-7 POSデータを分析する
 データの読み込み(CSVファイル)
 [One Point] CSV
 ピボットテーブルの作成
 [One Point] 「ピボットテーブル」ダイアログの[詳細]ボタンと[オプション]ボタン
 ピボットテーブルでの分析
 ピボットテーブルの基本操作
 ページフィールドを組み合わせる
 ピボットテーブルのフィルタ操作
 ドリルダウンの活用
 結果をグラフ化する

第4章 Impress

4-1 変化に富んだプレゼンテーションを作る
 アウトラインを活用する
 マスターページを適用する
 グラフを挿入する
 アニメーション機能を使って表示する
 画像をトリミングする
 [One Point] 画像の一部を切り取る
4-2 プレゼンテーションを行う
 マウスポインタをペンとして使用する
 [One Point] ペンの色や太さの設定の保存
 [One Point] プレゼンテーションの開始について
 目的別スライドショー
[One Point] 金融機関の残高表との誤差
 Presenter Consoleの使い方
 配付資料の作り方
 [One Point] 配付資料の印刷順序
4-3 Impressの資料をクラウドでプレゼンする
 OpenDocument形式ファイルに対応したクラウドサービス
 SkyDeskを使ってみよう
 [One Point] SkyDeskのプレゼンテーションのデザインの互換性
 Androidタブレットなどの小型端末でプレゼンする
4-4 Impressでスライドショームービーを作る
 スライドショームービーを作る方法
 [One Point] 代表的なキャプチャーユニット
 ImpressとDVD slideshow GUIによるスライドショー
 連続するスライドでモーフィング画像作成

第5章 Draw

5-1 Drawを簡易CADとして活用する
 Drawの基本設定
 CADソフトとの連携
 3DCGソフトとの連携
 [One Point] Blenderの入手先
 [One Point] 標準レイヤー
 [One Point] ファイル形式をDXFに変換するには
 DXF形式ファイルの活用
 [One Point] 日本のCAD事情とDXFファイルの関係
 DXFファイルをDrawで読み込む
 [One Point] Teigha File Converterの入手先
 図面に摘要表を入れる
 CAD用アドオン(CADLO)の活用
 [One Point] CADLOの使用上の注意
5-2 Drawでチラシやパンフレットの原稿を作ろう
 用紙サイズを設定する
 テキストボックスの配置
 図形の活用(合成・配置・テキストの装飾)

第6章 Base

6-1 Baseの基本機能でAccessの機能を実現する
 AccessとBaseの違い
 [One Point] Access 2007/2010形式のACCDBファイルの対応について
 Baseが扱えるデータベースエンジン
 [One Point] HSQLDBとBaseの関係
 [One Point] ADO
 [One Point] ODBC
 [One Point] JDBC
 AccessのテーブルをBaseで利用する
 [One Point] VBScriptでMDBファイルを作成する
 [One Point] LibreOffice 3.6でMDBファイルの読み込み時にエラー
 Access 2003のMDBファイルにODBCで接続する
 [One Point] データベースウィザードで標準のデータベースを作成する
 AccessデータベースにBaseでテーブルを作成する
 [One Point] テーブルのフィールドとレコード
 [One Point] Accessのデータ型とBaseのフィールドタイプ
 [One Point] BaseのHSQLDB標準データベースで利用できるフィールドタイプ
 [One Point] Accessの主キーとBaseのプライマリキー
 [One Point] テーブルウィザードでテーブルを作成する
 AccessデータベースをBaseのクエリーで操作する
 [One Point] リレーション
 [One Point] さらに高度な抽出条件設定
 [One Point] 集計で利用できる主な関数
 [One Point] Baseの保存のタイミング
 [One Point] クエリーウィザードでクエリーを作成する
 AccessのフォームをBaseで実現する
 AccessのレポートをBaseで実現する
6-2 マクロを利用してAccessの機能を実現する
 マクロでAccessのような起動時のフォームを指定する
 [One Point] フォーム表示マクロの参考になるサイト
 [One Point] フォームが縮小されて起動してしまう
 リアルタイムで更新できるグラフを作成する
 マクロでレポートを印刷する
 [One Point] 完成版サンプル「Access2003.odb」でエラーが起きる場合
 [One Point] 完成版のサンプルのデータベースへの登録

第7章 マクロ

7-1 LibreOffice Basicとは
 LibreOffice Basic以外のマクロ言語、拡張機能開発
7-2 LibreOffice Basicの操作方法
 LibreOffice Basicに関連するメニューと設定
 [One Point] VBA互換機能
 [One Point] イベントとマクロ
 LibreOffice Basicの編集方法
 [One Point] サブルーチン
7-3 LibreOffice BasicとVBA互換機能
 基本的なLibreOffice Basicのサンプル
 [One Point] 「UNO」って何?
 LibreOffice Basic開発に役立つツールとリソース
 VBA互換機能とLibreOffice上でのVBAコード
7-4 CalcでExcelマクロを動作させる
 Excelマクロを動作させる場合に問題となる処理
 処理速度の改善

第8章 Microsoft Office 2010との互換性

8-1 はじめに
8-2 全般的な互換性
 メニューなどのユーザーインターフェイス
 [One Point] Microsoft Officeのサポート期間
 Microsoft OfficeのVBAマクロ互換機能
 共通のフォントを利用する
 OpenDocument Formatのバージョン
 [One Point] Microsoft OfficeのODF 1.2対応
8-3 WordとWriter
 Wordとの互換性がアップした点
 Wordと相互運用する際の注意点
8-4 ExcelとCalc
 Excelとの互換性がアップした点
 Excelと相互運用する際の注意点
8-5 PowerPointとImpress
 PowerPointとの互換性がアップした点
 PowerPointと相互運用する際の注意点
8-6 その他
 Microsoft Office 2007/2010ファイルの扱い
 Microsoft Visioのデータのインポート機能

本書は付属データの提供はございません。

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  • 6.1節の完成版サンプル「Access2003.odb」を利用する際の注意点

     BaseのODBC接続は、システム登録時のODBCのデータソース名で参照されるため、319ページの手順8で本誌の例(Access 2003)と異なる名称を設定するとエラーが発生します。

    ●エラーの解決方法

    ・完成版サンプル「Access2003.odb」のODBCデータソース名を本書と同じにする

     手順8の①で、本書と同じデータソース名「Access 2003」を登録します。
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最終更新日:2013年04月18日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 146
「元になるフォームを作成する」のサンプルファイル「請求書.ods」
付属CD-ROMにサンプルファイル「請求書.ods」が収録されていません。
ここからp146_seikyusho.zipをダウンロードしてください。

「p146_seikyusho.zip」を解凍すると2つのファイル「請求書.ods」と「請求書_完成.ods」をご利用いただけます。
2013.04.18

感想・レビュー

tamnavulin_1968 さん

2012-12-29

参照情報は参考になる、…と思う。MS-Officeを使っている人を暗黙の読者としているんじゃないか、という気はする。