Charles A. O’Relly III 原著
Jeffrey Pfeffer 原著
廣田 里子 翻訳
有賀 裕子 翻訳
長谷川 喜一郎 監修
容赦なきリストラ、頻繁に繰り返されるM&A、厳しい実力主義、たゆまぬチャレンジ・・・熾烈な競争を繰り返していると思われている米国ビジネス界に、一見どこにでもいる平凡な人が働いているのに、脅威の高実績をあげ続けている企業がある。これらの企業は、なぜここまで成長を続けられるのか。サウスウエスト航空、シスコシステムが成し遂げられて、リーバイスができなかったことは何か。このミステリーを解く旅に出かけよう。
【原書タイトル】Hidden Value
はじめに
第一章 人材 VS 組織
なぜ定説に従っていては、競争優位を保ち続けることができないのか/価値観を重んじた経営/人材観の重要性/ミステリーを解く
第二章 サウスウエスト航空
-徹底した業務の簡素化とあふれるユーモア
サウスウエスト航空の概要/サウスウエスト航空の価値観、哲学、企業精神/サウスウエスト航空の経営方式/サウスウエスト航空から学ぶべき点
第三章 シスコシステムズ
-熾烈な競争のなかで人材を確保・維持する
シスコシステムズの概要/スピード経営の実践:ノウハウを見出し買収する/シスコの価値観、文化、リーダーシップ/シスコの人材マネジメント/シスコシステムズから学ぶべき点
第四章 メンズ・ウェアハウス
-不振の業界で増収増益を続ける企業
メンズ・ウェアハウスの概要/価値観と企業理念/メンズ・ウェアハウスの業務の実態/メンズ・ウェアハウスから学ぶべき点
第五章 SASインスティチュート
-古い価値観を武器にして新しい業界で成功する
SASインスティチュートの概要/SASの理念と価値観/人材のマネジメント/SASインスティチュートから学ぶべき点
第六章 PSSワールド・メディカル
-ガラス張りの帳簿
沿革/経営理念と価値観/組織と経営慣行/PSS文化とその維持/PSSワールド・メディカルから学ぶべき点
第七章 AES
-このグローバル企業はコントロール不在に陥っているのか
AESの概要/経営哲学と価値観/経営慣行/AESから学ぶべき点
第八章 ニュー・ユナイテッド・モーター・マニュファクチャリング・インク(NUMMI)
-従業員の活性化とシステムの変革
ジェイミ・フレスコ/NUMMIの沿革/NUMMIの経営方式/NUMMIから学ぶべき点
第九章 サイプレス・セミコンダクター
-何が欠けているのか
サイプレス・セミコンダクターの概要/人材に関する諸制度/キラー・ソフトウェア/目標管理システム:プランニングと実行/サイプレス・セミコンダクターから学ぶべき点
第十章 すべての社員の持てる真価を存分に引き出す
社員中心の会社がしていること/似ていて非なる会社/できない言い訳はいらない/これらの会社が成功する理由/組織モデルから組織的行動へ
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 066 6行目 |
12刷 | 済 |
|
2015.12.22 | ||||
1刷 | 070 8行目 |
12刷 | 済 |
|
2015.12.22 | ||||
1刷 | 094 表3-1 |
8刷 | 未 |
|
2002.03.18 | ||||
1刷 | 094 表3-1 |
8刷 | 未 |
|
2002.03.18 | ||||
1刷 | 124 「報奨制度」4行目 |
未 | 未 |
|
2016.08.02 | ||||
1刷 | 136 後ろから4行目 |
8刷 | 未 |
|
2008.02.28 | ||||
1刷 | 199 後ろから7行目 |
8刷 | 未 |
|
2002.05.10 | ||||
1刷 | 206 左から9行目 |
9刷 | 未 |
|
2008.07.31 | ||||
1刷 | 207 右から8行目 |
9刷 | 未 |
|
2008.07.31 | ||||
1刷 | 228 1行目 |
9刷 | 未 |
|
2008.07.31 | ||||
1刷 | 272 後ろから3行目 |
3刷 | 未 |
|
2003.05.13 | ||||
1刷 | 284 後ろから11行目 |
3刷 | 未 |
|
2003.05.13 | ||||
1刷 | 286 14行目 |
8刷 | 未 |
|
2002.05.10 | ||||
1刷 | 292 「まとめ」の1行前 |
9刷 | 未 |
|
2008.07.31 | ||||
1刷 | 326 12行目、19行目 |
未 | 未 |
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2016.06.17 |
ishicoro さん
2019-04-30
サーバントリーダーシップのような言葉が出る前の書籍っぽいですが、リーダーがメンバーに尽くす点に加えて企業文化に合う人の採用方法としてのリファラ採用、フラットな組織、企業の存在価値を貫くいわゆるパーパスマネジメント、企業文化を浸透させた上で現場に裁量を与えることで現場力は向上するのかなと思うのでした。報酬が二の次で良いと思えるような職場づくりをうまく成功している例がいくつか。非常に面白い視点ですが、必要な方法論全てが揃って価値を生む仕組みなので、部分的な適用が難しい内容ではありますね。
kasumi さん
2019-01-27
数社の成功から、学ぶべき点を取り出す前に、会社の概況や哲学と理論、働く人々の様子などを取材した論文となっていて、なーんか、結論というか正解がわからない本だった。人材が大切なのはわかっているのよ。それをどう守って活かしてくのか、、、うまくマネジメントし…って、そのうまくってのはどういうことなのよ?マネジメントって、何が正解?さっぱりんからん。
ばなな さん
2010-01-02
企業は社員が仕事をやりやすい環境を整え、社員は会社に対して前向きに取組む事での人材から人財へ変わっていく。当然、反発していてばかりだと会社への影響もマイナスになってくる。人材から人在になってはいけない。会社は、人材からなっており、社員は大きな人財である。常にお客様を意識する事で大きな効果、利益を生み出せる。再認識させられました。