障害管理を目的としてBTS(Bug Tracking System)が広く使われるようになりました。しかし、BTSは障害管理だけのものではありません。BTSのチケットを作業管理に用いれば、ソフトウェア開発の中で行われる様々な作業を抜けなく、スムーズに実施することが可能です。本書では、今まで語られることの少なかったBTSの使い方の一つである「チケット駆動開発」を解説します。また、より進んだBTSの使い方としてTestLinkとの連携についても解説します。
本書で紹介する「チケット駆動開発(TiDD:Ticket Driven Development)」は、開発現場で生まれた方法論です。BTSがあれば今すぐあなたもチケット駆動開発を実践できます。その効果はすぐに現れます。筆者らが実践したノウハウを参考にし、複雑なソフトウェア開発を効率的に行ってみませんか。
第1部 チケット駆動開発技法 -BTSによる作業管理-
第1章 障害管理ツール(BTS)第2部 Redmineによるタスク管理
第5章 Redmineの運用方法第3部 RedmineとTestLinkの連携
第9章 TestLinkの運用方法
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 032 11行目 |
2刷 | 未 |
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2010.11.25 | ||||||
1刷 | 133 下から8行目 |
3刷 | 未 |
|
2011.05.12 | ||||||
1刷 | 214 6~9行目 |
5刷 | 未 |
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2012.01.10 | ||||||
1刷 | 214 図8.9 |
5刷 | 未 |
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2012.01.10 | ||||||
1刷 | 277 図9.47 |
2刷 | 未 |
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2010.11.25 | ||||||
1刷 | 280 図9.49 |
2刷 | 未 |
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2010.11.25 | ||||||
1刷 | 292 図9.54 |
5刷 | 未 |
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2012.02.13 |
kyon_mm さん
チケットの使い方がダサいなって思うなら、立ち読みくらいはしてもいいかも。
siro さん
2017-01-13
EVMの活用事例もあったりして実用的だと思った。金曜はコードを書くなというのもなるほどという感じ。
papacy さん
2015-05-28
★★★☆☆【TiDD(チケット駆動開発)のプラットフォーム】前半はRedmineとアジャイル開発との整合性の良さを紹介。後半はTiDDで起こる色々な場面や、SVN、TestLinkとの連係動作を説明。TiDDを介したプロジェクト運営のノウハウが中心で、Redmineの操作方法にはあまり立ち入っていない。ソフトウエア工学の最大の関心ごとは「意味のあるコミュニケーション」と「複雑さの管理」であり、その実現に「制御するためのプロセス」、「運営するためのマネジメント」が必要という羽生田氏の一文の紹介が秀逸だった。