有田 憲史 著
マーケティングの情報サイト「MarkeZine」で2013年に最も読まれた記事ランキング1位の人気連載が本になりました!スマートフォンなどを通じて、大量の情報に接している現代人。しかし、人が受け取れる情報量には限りがあります。印刷メディアと違って「流し読み」されることの多いネットメディア。それでも読まれる文章を書くための24のノウハウを紹介。
広告、メール、プレスリリース、ウェブ、製品・サービス紹介などどんなビジネスシーンでも、印刷媒体&ネットメディアでも役立つコピーの書き方をお届けします。
イラストはNEGO6。装丁は東京ピストル。
第1章 コピーの大事な「約束ごと」
01 書く前に覚えておくべき基本の基本
02 ネットで読まれるには工夫が必要
03 コピーの命運をにぎる「価値」の見つけ方
04 相手への思いやりがメッセージを強くする
◎コピーの上達に役立つ本【書くときの土台になる考え方】
第2章 発想へのルート
05 無視されないためには潔く絞り込め
06 お客さん視点のない差別化はマイナス効果
07 <問題と解決>で訴求力を強める
08 実用系ワードで「役に立つ」を強調する
09 「コトバの置き換え」で強い表現を作る
10 商品と最も強い「欲望」を結びつける
◎コピーの上達に役立つ本【発想のヒント】
第3章 「組み立て」の定石
11 長くても最後まで読んでもらうコツ
12 長めのコピーは「シナリオ」から考える
13 イライラさせない「簡潔」なコピー
14 キャッチフレーズのゾンビ化を防ぐ
15 訴求ポイントは「認知度」によって変える
◎コピーの上達に役立つ本【構成力を鍛える】
第4章 「表現」の突破口
16 勝負は一瞬、「書き出し」でつかめ
17 欲しくなる理由、「動機づけ」を仕込む
18 強い印象を残す「濃縮還元フレーズ」
19 平凡なフレーズは比喩で素敵にする
20 「言いたい」より「知りたい」を伝える
◎コピーの上達に役立つ本【表現を磨く】
第5章 「ブラッシュアップ」の精度
「ドライブ」をかけて想像力を刺激する
22 「もったいない」は命取り、捨てる勇気を
23 クオリティを上げる8つの検品ポイント
◎コピーの上達に役立つ本【何か足りないと感じたときに】
第6章 おわりに
24 「伝わる」より大切なのは「読まれる」
◎コピーの上達に役立つ本【古典に学ぶ】
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しゅわ さん
2014-11-20
【図書館】ネットの世界では79%が流し読みをし、テキストの20%ぐらいしか読まない…というデータがあるそうです。いわれてみれば、私も調べものの際 ざっと読んで必要か?不可か?を判断してしまいます。情報が多過ぎて、かえってじっくり読んでもらえない…そんなネット特有の事情を踏まえたうえで「それでも伝わる」コピーの書き方を解説した一冊です。広告宣伝に携わっているわけではありませんが、ブログやSNS等で発信する際も、きちんと伝わる文章を考えることは大切だな…と感じました。
GEO(ジオ) さん
2014-08-22
キャッチコピーというと、ちょっときどったカッコイイフレーズを思いつくかもしれない。しかし、それらは往々にして読み手の事を考えず、自分に酔っているだけの「中学生のポエム」に過ぎない。文章やキャッチコピーは読まれて初めて意味があるものなのだ。読み手を無視し、読み手が読んでみたいとも思わないような文章は、ごみみたいなものだ。
なつこ さん
2015-07-04
コピーの基礎がわかりやすく書いてあった!すごく読みやすい1冊。