Peter J. Jones 著
長尾 高弘 翻訳
arton 監修
C++やJavaで開発している一線級のプログラマたちが座右の一冊としている「Effective」シリーズ。そのシリーズの最新刊となる本書は言語にRubyをとりあげ、小手先の対処法ではない骨太のRubyプログラミング技法を解説します。
ごくカンタンに実装できるがゆえに、無駄なオブジェクトを配置して見通しの悪いプログラムになっていたり、アクセスしにくいコレクションを作っていたり、機能的ではない例外処理を施していたり、知らず知らずのうちに実行速度を犠牲にしていたりなどなど、自己流では解決しない問題に正しい道筋を示してくれます。
とくに、誰か他のプログラマーに利用されるコードを、どう書くことで堅牢さや使い易さを確保するかという観点が多いことが、本書の特徴といえるでしょう。
Rubyの良さを殺しているプログラミングを撲滅し、より美しくRubyを輝かせるためのノウハウを、各種サンプルを交えてわかりやすく提示する、中級~上級者向けの一冊です。
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 124 ページ内最下段コード |
未 | 未 |
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2015.01.26 | ||||
1刷 | 169 3番目のリスト |
未 | 未 |
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2015.01.05 |
baboocon さん
2015-01-15
Ruby中級者向けの様々なTipsを紹介している本。いまの自分には少々難易度が高めだったかも。「構造化データの表現にはHashではなくStructを使おう」、「method_missingではなくdefine_methodを使うようにしよう」など。あと著者のポリシーとしてメソッド呼び出し時の引数の括弧を省略しないというのが特徴的といえば特徴的かな。また折にふれて読み返してみたい。
miwarin さん
2015-05-19
すいません、メタプログラミングruby読んでも分からなかった点が若干分かった。。。ような気がします。修行します。
river125 さん
2016-03-20
全48項目の半分以上が、rubyのトリッキーな仕様の解説や落とし穴からの回避術だった気がする。これは残念なことだ。rubyはもっとストレスの少ない楽しい言語のはず。たしかに書いてることは正しいし大事なことなんだけど……。読み終わって、やっぱrubyっていいな、もっと使おう、という気にはならなかった。