Mark Fewster 著
Dorothy Graham 著
テスト自動化研究会 翻訳
今日、テスト駆動開発やCI(継続的インテグレーション)の技術や環境が普及し、ソースコードのユニットテストやビルド時の結合テストでは、自動化が一般的に行われるようになりました。
一方で、ソフトウェアをユーザーが操作したときに問題がないことを確認する「システムテスト」では、自動化が進んでいません。そのため、顧客やユーザーにソフトウェアを確認してもらう受け入れテストへなかなか移れないケースが多発しています。これは顧客・ユーザーへ動作するソフトウェアをいつでも、何度でも提出し、確認しながら進めていくアジャイル開発において、特に大きなボトルネックになってきます。
本書は、この「システムテストの自動化」の課題に取り組むための解説書です。この分野の権威である著者が、システムテストの自動化を実現するために考慮すべきこと、発生しうる問題、解決策や方針などを示します。その中には、ツールの選択方法や、開発チームへの普及手段なども含まれます。
さらに、Seleniumなど現在の開発現場でシステムテストのために使用されるツールによる応用例も掲載。システムテストの自動化を目指すエンジニアにはバイブルと言える1冊です。
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 155 「4.8.1.2 テキスト形式ではないデータの比較」6行目 |
未 | 未 |
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2018.04.10 | ||||
1刷 | 176 「4.10.4 分割統治」1行目 |
2刷 | 済 |
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2015.10.06 | ||||
1刷 | 270 式 |
3刷 | 済 |
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2016.12.12 | ||||
1刷 | 276 図8.3中の欠陥検出率の式 |
3刷 | 済 |
|
2016.12.12 | ||||
1刷 | 295 9.2.1の1行目 |
3刷 | 済 |
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2016.12.12 | ||||
1刷 | 302 「9.4.4」の3行上 |
2刷 | 済 |
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2015.10.06 | ||||
1刷 | 348 「10.9.2」の3~2行上 |
2刷 | 済 |
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2015.10.06 |
kannkyo さん
2019-02-06
とっくの昔に読み終えてたけど登録し忘れてて再読。かなり現場のニーズに即している。単に「自動化いいよー」だけじゃなくて、失敗した事例ややらないほうがいい場合も含めて語ってくれてるのがありがたい。また、自動化だけじゃなくて、テストウェアの構成管理や自動化に向けた組織の意思決定まで見据えてるところがGood。
ninn.atsu さん
2016-01-28
テスト自動化の標準ガイドというだけあって、内容はすごく濃い。読むのに苦労した。実際にやってみる時に参考にしながら進めたい。良書だと思う。
kuma-kichi さん
2017-12-03
良著なのは間違いない。これからシステムテストの自動化に取り組もうと思っている人は読んでおくべき一冊。個人的には、前半が内容厚く、後半ややだれ気味に感じたがどうだろう?自分がだれたからかな?手元に置いて、何回か読み返すと良いかも。