敷田 憲司 著
企業がFacebookやTwitter、自社サイトで情報発信するのは当たり前の時代ですが、常につきまとう問題が「何をどうやって書くか」ということです。しかもライティングするのはプロではなく、普通の企業のWeb担当者や、たまたま指名された社員である場合がほとんどです。特に最近は「頻繁に記事を更新してアクセス数を積み上げる」という手法が主流になっています。しかし個人のSNSと違い、企業で発信する場合には微妙な配慮が必要で、すらすらライティングするのは非常に難しいものです。
本書は、そんな「書くネタがない」「どうやって書いたらいいかわからない」という悩みを解消します。イラストから想像してライティングしたり、架空のニュースを書き換えたりしながら、Webライティングの「ひきだし」をどんどん増やしていくことを目標にしています。Webで何かを発信している人なら、職種や業種は問いません。「今日も何か書かなきゃ……」というプレッシャーから解放され、より高品質なコンテンツを作るために時間を割けるようになるので、好循環が生まれます。
【本書のポイント】
●ネタに詰まったときのヒントが満載
●ターゲットが読みたい文章になる
●ケーススタディもいっぱいで、自分で手を動かせる
●アイデアが湧きやすいノート風の誌面やイラスト
【自分で書いてみるお題(お手本つき)】
●難解な文章を噛み砕いてみよう
●日常風景からキーワードを探してみよう
●恋愛ネタで「共感型」と「問題解決型」を書き分けよう
●経済ニュースをリズミカルにリライトしてみよう
●文章の中に自分を登場させよう
●カタログ情報を「共感型」の紹介文にしてみよう
●カタログ情報を「問題解決型」の紹介文にしてみよう
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ひめありす@灯れ松明の火 さん
2016-07-18
ここの所感想を書くのにずっと唸っちゃう事が多くて。前はもっとありのまま書きたいように書いてちゃんと形になっていた(と思う)なのに一体これはどうした事だろう!と思って読んでみました。主に企業に所属していたり個人でサイトを立ち上げたりという形のWebライティングなので私の希望するものとはちょっと違いました。広告記事とかステマとかちゃんと知るのは初めての事。一つの物事を二つの書き方で綴る、とか、表記の仕方を工夫しましょう、等が勉強になりました。やっぱり書くと言う事が自分の生活の一部なんだなあと改めて感じました。
今野 富康 さん
2016-09-21
オーソドックスな内容だと思うし、キーワードの考え方などWebライティング独特の要素も書かれていて良いと思う。単純にライティング技術のことだけではない点が良かった。また、全体として「いかに読者目線で書くか?」という点を何度も繰り返し強調しているのもよい。言われてみれば!と思ったのは記事の書き方のパターンは「問題解決」か「共感」かどっちかという点。確かに、論文みたいな事実が証明されているだけの文章よりも、そのほうが読まれやすい。理由はWebでキーワードを検索してくるユーザーが「答え」を求めているから。
nakagawa さん
2017-04-05
俺はブログやクラウドソーシングでライティングやってるから読んでみた。sns運用や書き方などが簡潔に書かれてあって理解しやすかった。webライティングやってる人は必読書だと思う。