エンジニアを説明上手にする本 相手に応じた技術情報や知識の伝え方 電子書籍(開米 瑞浩)|翔泳社の本
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エンジニアを説明上手にする本 相手に応じた技術情報や知識の伝え方


形式:
電子書籍
発売日:
ISBN:
9784798150673
価格:
2,420(本体2,200円+税10%)
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用
電子書籍

説明下手なエンジニアを変える、わかりやすい説明の技術・パターン・プロセスを伝授!

IT技術者は、顧客向けの使用方法解説、経営者向けのシステム提案、新人向けの技術教育など、
自分の持つ技術情報や知識を他者に伝えなければならない場面にしばしば遭遇します。

そういった場面では、わかりやすく相手の立場に応じた的確な説明をする「説明力」が必要ですが、
専門的なスキルを持つ技術者がそれらを身に付ける機会は残念ながらなかなか多くありません。

そこで本書では、わかりやすい説明をするために重要な3つのフェーズ
・プランニング(材料出しと情報の整理)
・ライティング(情報のつなぎ・整形)
・デリバリー(口頭説明)
に分けて、技術者が説明力をアップするための多数のテクニックを例とともに紹介します。

IT技術者に向け、複雑な情報をわかりやすく表現するための研修を多数行う著者による、
「説明が苦手なエンジニア」必読の一冊です。

まえがき

第1章 「説明する」場面によって押さえるべきポイントはこんなに違うもの
1.1 まずは「説明」する仕事の全体像を俯瞰してみよう
1.2 説明力向上のための超基本の大原則「分類してラベルを付ける」
1.3 1日3分・3行ラベリングのススメ
1.4 上級ビジネスパーソンに話をするための10箇条
1.5 場面に応じて「ターゲット」を分析する習慣を持とう

第2章 プレゼンテーションの種類と段取り
2.1 「説明上手」になるために必要な「知識」はごく少ない
2.2 「プレゼンテーション」の定義とは?
2.3 プレゼンテーションは大まかに2種類あると考える
2.4 「説明」のプロセスを考える

第3章 プランニングとライティングの基本とは
3.1 プランニングのコツ
3.2 ライティングのコツ

第4章 デリバリー:口頭説明の技術を知っておこう
4.1 口頭説明の技術とは?
4.2 ボイスコントロール
4.3 ジェスチャー
4.4 インタラクション
4.5 プレゼンス

第5章 情報を構造化するパターンを知っておこう
5.1 なぜ構造化が必要なのか?
5.2 因果関係を表すパターンのバリエーション
5.3 フロー&コメントのパターン
5.4 「仕組み」が見えるように構造化する

あとがき
索引

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2022年10月05日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 010
図1.5
2刷
図1.5:分類ラベルと単純ラベルの違い
図1.5:分類ラベルと単純ラベルの違い 注:現在はこの「分類ラベル」「単純ラベル」をそれぞれ「カテゴリーラベル」「サマリーラベル」と呼んでいます

キャプションの下に注を追加します。
2022.10.05
1刷 199
図5.12
2刷

(画像クリックで拡大)

(画像クリックで拡大)

内容を更新しました(2022/10/17)
2022.10.05
1刷 200
最終行
2刷
1.「制御構造」と
1.「制御コード」と
2022.10.05

感想・レビュー

takam さん

2019-12-21

分かりやすい文体で書かれている。著者もエンジニアでUMLやフローチャートなどに強く頼らずに、分かりやすいモデル図を採用して説明しようというスタンス。伝えることにラベルを付けて、分類するという作業はシステム設計やプログラミングで必要な作業であるなぁと思う。また、構造を意識することもシステム開発では必要なスキルである。文章を書いたり分かりやすい説明をすることは、システム開発で求められることと近いと思った。

Ohe Hiroyuki さん

2016-12-20

説明下手の人を「説明上手にする」という意識で徹底して書かれた一冊。▼誰でもプレゼンの改善策を断片的・刹那的に指摘できるだろう。しかし、会ったこともない人に改善策を提供することはできるだろうか。▼本書は、そもそも説明するとはどういうことかの分析から始まり、どうすれば「説明上手」になるかのメソッドを懇切丁寧に説明しており、誰であっても得るところのある一冊である。▼「エンジニアを」との目的語がついているが、ある程度汎用性のある内容のため、どのような分野の人間でも気軽に読める本である。一読をお勧めしたい。

碧水 さん

2019-12-29

プレゼンテーション3段階··· ①プランニング:スタートとゴール(相手、実現したい目標)を決めた後、ルート(メソッド、手段)を決定。 ②ライティング:材料出しを行った後、構造化(生情報を分解、分類、ラベリング)を徹底する。4項目以上あれば分類ラベリングすると良い。文章と図を書いてコンテンツ化(つなぎ・整形)。主文書(相手が読むもの)、補助文書(パワポなど)、スクリプトの3種用意。 ③デリバリー:ボイスコントロール、ジェスチャー、インタラクション(対話、簡単な問いかけと間を取る)、プレゼンス(存在感)。