「野生の研究者」「弱いロボット開発者」「科学者を描く漫画家」―”リケイ”の仕事にかかわる専門家たちの発想法に迫るインタビュー集。
さまざまな分野から、研究者、技術者、プログラマー、小説家、漫画家、メディアアーティストの12人が登場。理系文系の壁、社会科学や人文科学といったジャンルの定義を軽やかに乗り越えて活躍する彼らは、何をよりどころにその活動を行なっているのか?数理的な知のあり方を探ります。
目次
第1章 書く、描く、物語る
・<物語>から遠く離れて―高野文子
・自己出版作家が抱く、<ラボ>への大志―藤井太洋
・数学をめぐる<対話>を物語にする―結城浩
第2章 技術をデザインする
・<野生の研究者>を可視化する―江渡浩一郎
・<UI>の新たなイディオムを探して―増井俊之
・コミュニティが<アーカイブ>をアップデートする―渡邊秀徳
第3章 本と、デジタル
・<連想検索>の世界へようこそ―高野明彦
・図書館を<オープンソース>で開発するー河村奨/地藏真作
第4章 科学者たち
・<弱いロボット>が切り開くあたらしい人間関係―岡田美智男
・セミとモンシロチョウが教えてくれた<進化>の真実―吉村仁
・<目に見えないもの>から銀河の地図を作るー本間稀樹
あとがき
本書は付属データの提供はございません。
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